こんな疑問にお答えします。
この記事の内容は下のとおり。
- 精神科看護師に向いている人の6つの特徴
- 精神科に転職するとき知っておくべきこと
もし、あなたが毎日看護業務や人間関係に疲れて辛い思いをしているならまず精神科に向いてるかのチェックだけでもしてみてはどうでしょうか。
少しでも興味があるのならあなたの背中を押す手助けをさせてください。この記事を読めば、精神科看護師に向いているかどうかわかりますよ。
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精神科看護師が向いている人の6つの特徴
精神科に向いている人には以下のような特徴があります。
- プライベートと仕事を両立できる
- 人と話すのが好き
- 相手のペースに合わせれる
- 根気強く心の強さがある
- 精神的に安定している
- 気持ちの切り替えがすぐできる
順番に解説します。
プライベートと仕事を両立できる
プライベートと仕事が両立できる人は、精神科看護師に向いています。
なぜなら、精神科看護師は患者の話を聞きすぎてのめり込むとしんどくなるから。
一般科で残業ばかりしていて、気持ち的に辛くなっている人は精神科看護師がいいかもしれません。
具体的には下のような生活ができます。
精神科は急性期、慢性期問わずに残業が少なく、プライベートに使える時間がたくさんあります。
子どもと遊ぶ時間や、ご飯の用意をしたり、映画や買い物にいったりとプライベートに時間を使うことができます。
また次の勤務日の仕事のことをあれやこれやと考える必要もほとんどありません。看護技術としては、採血、点滴、筋肉注射といった基本的なものがほとんどですし、準備をするのも勤務時間内で十分に間に合います。
このようにプライベートと仕事を両立できるので、コミュニケーションをしっかりとれれば、仕事で残業になることもありません。
プライベートと仕事を両立できる人は精神科看護師に向いていますね。
人と話すのが好き
人と話すのが好きな人は向いています。
なぜなら、精神科看護師は患者の話を聞くことが多いから。
具体的には、
- 幻覚や幻聴の体験を傾聴する
- 希死念慮や自殺企図をした患者の話を聞く
- 家族のしんどさや、患者本人との今後の生活について確認する
というふうに、患者や家族との話をする機会が多いです。
そのため淡々と医療処置や看護業務だけをしていた人は向いていません。
相手のペースに合わせれる
相手のペース合わせることができる人も、精神科看護師に向いています。
なぜなら、一般科に比べると精神科では患者のペースに沿って仕事をすることが多いから。
具体的には、
- 強迫行為がある患者の強迫行為に付き添う
- 幻覚に左右されて行動ができない患者の行動を見守る
- 被害妄想で看護師の行動を妨げる患者に対応する
などなど。
逆に、点滴管理や処置などを看護師のペースで仕事をしたい人には向きません。イライラしてしまうかも。
根気強く心の強さがある
根気強く心の強さがある人も、精神科看護師に向いています。
なぜなら、下のような理由があります。
- 患者の状態が変わらないことが多い
- 患者から罵倒されたり、暴力を受けることもある
具体的には、
- 統合失調症で幻覚、幻聴に左右されており、なかなか症状が改善せずやきもきする
- せん妄状態で暴言や、手を振り上げられる
などなど。
そんな変わらない症状に落胆せずに、根気強く患者と関われる人は精神科に向いてます。
精神的に安定している
精神的に安定していることも重要。
なぜなら、患者が精神的に不安定だから。
不安定な患者の相手をする看護師が精神的に安定していなかったらなんのための看護師かわかりませんよね?
プライベートでショックな出来事や、仕事でイライラすることもあるでしょう。
しかし、そこでぐっと堪えて患者との対応を自然にできることは大切なことです。
患者に関わる看護師は、精神的に安定していて、患者の精神状態をフラットな状態で観察、アセスメントできることが大切なのです。
気持ちの切り替えがすぐできる
気持ちを切り替えれることも大切。
なぜなら、精神科に限らず一般科でも患者の心無い言葉に傷ついたり、患者が急変してショックを受けることがあるから。
精神科では暴言を吐かれることや、暴力の被害に合いそうになったりということも少なくありません。
そんなときに、一つ一つのことに落ち込んでいてはキリがありません。
患者の気持ちではなく、病状が言わせているのだ、病状が暴力を振るわせているのだと切り替えが行えることはとても大切な素質です。
また、仕事は仕事と割り切り、スイッチのオンオフができる人も精神科に向いているといえます。
実際、私の病棟の看護師さん達は、病室でズタボロに暴言を吐かれても、ナースステーションにかえってきてケロっと冗談を言える人がたくさんいます。
逆にショックを受けてしまう看護師は長続きしないことがほとんどです。
精神科に転職するとき知っておくべきこと
精神科看護師に転職しようか迷っているのであれば合わせて、精神科看護師に転職するときに知っておくべきことが下のとおり。
- 精神科で取り扱う病気の知識
- 精神科病院に有利に転職する方法
順番に解説します。
精神科で対応する病気の知識
精神科看護師になるなら、当然ですが統合失調症や双極性障害といった精神科独特の病気への理解が必須。
下の記事にまとめています。
参考統合失調症の看護!観察ポイント、アセスメント、看護目標とは
参考【困ってるNs必見】統合失調症の急性期看護、観察ポイントとアセスメント
精神科看護師に有利に転職する方法
精神科に有利に転職するなら、看護師転職サイトは使うの一択。
理由は、仕事をしながらでもスムーズな転職が可能だから。
仕事しながら、ハロワにいったり、自分で面接の調整とか給料や雇用条件の交渉するのってしんどくないですか。
ぶっちゃけ、私はしんどすぎるので看護師転職サイトで時短、楽をしたら結果的に給料が5万円アップしましたよ。
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看護師転職サイトは大手を選べば大きな差はありません。
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複数登録することで相性のいいアドバイザーと巡り合う可能性が高くなりますよ。
参考看護師転職サイトを複数登録するメリットとデメリット【結論:複数登録すべき】
精神科看護師のことでよくある質問
精神科看護師のきつさを気にしている人は下のような疑問も持っていませんか?
- もし精神科看護師になるなら向き不向きを知りたい
- 精神科看護師のやりがいって?
- きついことってどんなこと?
- きつさ以外のストレスは?
順番に解説します。
精神科看護師に向いているか向いていないか知りたい
精神科看護師に向いているか向いていないかは下のとおり。
精神科に向いている人には以下のような特徴があります。
- プライベートと仕事を両立できる
- 人と話すのが好き
- 相手のペースに合わせれる
- 根気強く心の強さがある
- 精神的に安定している
- 気持ちの切り替えがすぐできる
詳しくは下の記事で解説しています。
参考精神科看護師が向いている人の6つの特徴【精神科にいくなら知っておくべきこと】
精神科看護師のやりがいって何?
精神科看護の『やりがい&面白さ』は『看護力が治療に直結』すること。
下がやりがいの具体例。
- あなたの看護力を活かすことで患者が回復する
- 退院後をイメージしつつ長いスパンで関われる
- 精神看護だけじゃなく身体疾患の知識も必要
詳しくは下の記事で解説しています。
参考精神科看護の『やりがい&面白さ』は『看護力が治療に直結』するという話
精神科看護師のきついことって何?
精神科看護師のきついことは下のとおり。
- 暴言・暴力
- 妄想の対象になること
- 自分の一言の重みが大きいこと
- 患者の話を聞かなくてはいけないこと
このことは別の記事で解説しています。
参考精神科看護師の4つのきついこと【一般科看護師に比べたら時間的に楽です】
精神科看護師のストレスは?
精神科看護師のストレスは下のようなものがあります。
- 精神科領域の看護や知識が不足していると感じる
- 医師と患者の間に入るのが難しい
- 医師と看護師との価値観・意見が食い違う
- 患者の治療に理想と現実のギャップが大きい
- 患者からの暴力のリスクがある
- 患者からの暴言や被害妄想をもたれる
- 患者・家族の架け橋が難しい
詳しくは下の記事にまとめています。
参考精神科看護師のストレスは『無力感』という話【一般科に比べたらぬるゲー】
精神科看護師の志望動機はどう考えたらいい?
この内容は下の記事にまとめています。
参考精神科看護師の志望動機の書き方や例文まとめ方【内定はぶっちゃけ余裕】
【まとめ】精神科看護師に向いているなら転職してQOLを上げましょう。
精神科に向いている看護師の特徴や素質を簡単に解説してきました。解説した内容に「当てはまるよ」「まさに私のことだ!」と感じた人は是非精神科を転職先の候補にしてもらえればとても嬉しいです!自分にあった環境で、あなたの看護師としての能力を生かしてみませんか?