この記事では下の内容を解説。
- 精神科看護師の志望動機の書き方と例文
- NGな志望動機は?
- 面接での答え方
正直、精神科看護師の志望動機は、あなたのスキルをいいつつ、統合失調症や鬱の患者に対してどんなケアができるのかを示して上げればOKです。
一般科の転職に比べたらハードルは低いのかなと。
なので、ここでまとめている志望動機の書き方や答え方、例文を意識すれば内定はもらえるはず。
3分ほどで読める内容になっているのであなたの3分をください。
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現役6年目ナースが解説!!内科からの未経験・新卒・第二新卒→精神科看護師になる志望動機例文5選
未経験・新卒→精神科看護師になる志望動機例文は次のとおり。
- 循環器内科(未経験)→精神科看護師のパターン
- 内分泌内科(未経験)→精神科看護師のパターン
- 整形外科(未経験)→精神科看護師のパターン
- 新卒→精神科看護師のパターン
- 第二新卒→精神科看護師のパターン
前提として、病院の目標や希望する人材は下のようなもの。
- 優秀な看護師さんがほしい
- 認定看護師や専門看護師などの資格取得を目指す向上心のある看護師がほしい
- 担当患者の問題を捉えてアセスメントできる看護師がほしい
- 業務を的確に遂行する看護師さんがほしい
- 職場の雰囲気やムードメーカーがほしい
- せん妄や暴言暴力に対応できる
- 傾聴できる
- 急変対応できる
- 内科や一般科経験者がほしい
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循環器内科→精神科看護師のパターン未経験・新卒→精神科看護師になる志望動機例文①
志望動機は下のとおり。
私は循環器内科にて○年勤務していました。一方で患者との関わりは1週間~2週間と短い期間で終わってしまうことに疑問が残っていました。
そして、看護雑誌などでコミュニケーションスキルの勉強などをするうちに、患者との関わりを持ちたいと思う様になりました。
基院の患者には内科疾患が多い患者も多いと聞き、自分の循環器内科での経験が活きるうえに、私はコミュニケーションスキルを鍛えることができるので、ぜひ基院で仕事をしてみたいと思いました。
内分泌内科→精神科看護師のパターン未経験・新卒→精神科看護師になる志望動機例文②
志望動機は下のとおり。
私は内分泌内科にて糖尿病患者を中心に看護をしてきました。糖尿病患者の中には、アルコール使用障害の患者も多く、アルコール使用障害の知見も深めたいと思う様になりました。
そこで、基院ではアルコール使用障害の患者向けの入院プログラムをしていることを知り、プログラムを勉強しつつ、自分のスキルも磨きたいと考えています。
また、内分泌内科で学んだ糖尿病患者への看護や知識もプログラムの中で活かせると思いますので、基院のプログラムにもプラスに働くと考え志望しました。
また自分自身のスキルアップのためにもぜひアルコール病棟での勤務を希望します。
整形外科→精神科看護師のパターン未経験・新卒→精神科看護師になる志望動機例文③
志望動機は下のとおり。
私は、整形外科にて○年勤務していきました。人工骨頭置換術後の回復期や交通事故からのリハビリ時期などに関わることも多く、看護に合わせて体力にも自信があります。そこで関わるうちに身体面の回復以外でメンタル面での回復も重要なのだと気づきました。精神的な援助方法や言葉がけなどを勉強するには精神科領域での学習がぴったりと考え、基院を希望しました。また、不穏やせん妄などの対応も日々経験しているため、基院でも自分の能力を活かせると考えています。
志望動機を一気に書いてみました。
どれも基本は下の流れですよね?
自分の経験・スキル→自分の目標や希望→病院の目標や目的・希望人材
このあたりを踏まえて志望動機を考えると大きなズレがなく、
と疑問がわく志望動機になりません。
加えて精神科看護師の転職活動をする前にしておくべきことも確認しておきます。
新卒看護師→精神科看護師のパターン未経験・新卒→精神科看護師になる志望動機例文④
新卒看護師から精神科看護師になる場合の志望動機は次のとおり。
私は大学(専門学校)の頃から精神科領域に興味があり、ゼミでも精神科を専攻していました。またゼミの研究では●●というテーマで研究を行い、●●という結果になりより精神科領域への興味が増しました。
精神科看護師になる上で、患者さんの話をよく聞き、その患者さんの内面にある苦しみや辛さを共感できる看護師になりたいと考えています。また実習ではアセスメントが苦手だった部分もあるので、先輩看護師の情報収集やアセスメントを参考に勉強をしていきたいと考えています。
履歴書の志望動機に書く際はもう少し自分の大学や専門学校時代の経験やエピソードを含めて書くとより具体性が出ていいかと思います。
第二新卒看護師→精神科看護師のパターン未経験・新卒→精神科看護師になる志望動機例文⑤
第二新卒看護師から精神科看護師になるパターンの志望動機は次のとおり。
私は新卒で●●病院の●●科へ就職しましたが、●月●日付けで退職し今回貴院の精神科で仕事がしたいと思い志望しました。以前の病院では基礎看護技術の習得や●●科でよくする手技などの習得をしましたが、患者さんの入れ代わりが激しく『患者さんとコミュニケーションをとりたい』という思いが強くなりました。看護師として患者さんとコミュニケーションをとり、疾患だけでなくその患者さんの人生をよりよくできる関わりをしたいと考えています。一方で精神科領域は実習以来はじめてになるので、現在は書籍で勉強をしているところであり、今後諸先輩方の指導を参考に活躍できる看護師になっていきたいと考えています。
第二新卒の場合には、前職でどのような仕事をしていたのか、なぜ退職したのかを聞かれるので志望動機でも言葉を添える感じで伝えておくとよいでしょう。
志望動機だけをしっかり考えても求人選びで失敗したら意味がありません。なるべく多くの精神科病院を比較するべきです。
複数の求人情報を比較して応募するなら看護師転職サイトの利用は必須。私自身、レバウェル看護(旧看護のお仕事)の担当アドバイザーに助けてもらってラクに転職できたのでぜひ利用を検討しましょう。
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レバウェル看護(旧看護のお仕事)以外の看護師転職サイトの人気ランキングや口コミ比較は『6年目現役Ns絶賛!!看護師転職サイトおすすめランキング7選&選び方』で解説しています。
精神科看護師の志望動機の考え方【スキルと活躍できることをアピールでOK】
精神科看護師の志望動機の書き方や答え方、例文を説明します。
動画の志望動機の考え方を要約すると下のとおり。
- 自分のスキルや自分の目標を考える
- 病院の目標をリサーチする
- 自分のスキルや目標が病院の目標を達成に近づく
こういった形。
Win-Winの関係を履歴書や面接での志望動機に落とし込むだけ。
もう少し具体的にしていきます。
例えば下のような感じ。
- 自分のスキル→1年間循環器内科にて勤務。心電図読める、心臓系の急変対応できる
- 自分の目標→精神科のコミュニケーション技術の習得、患者の気持ちの代弁者になりたい
- 病院の目標→スーパー救急を立ち上げるため、総合的なスキルを持っている人材がほしい
上の例で言えば、
自分のスキルが病院の目標とマッチしています。
また、自分の目標も病院の目標とマッチしていますよね。
こういった形にすると、病院としても
『このひとを採用すると病院の目標が達成できそうだ!』
と判断してくれやすくなる。つまり内定をもらいやすくなります。
精神科看護師のNG志望動機は?
NGな志望動機はさっきのWin-Winの関係からズレている場合。
ズレていても内定がもらえることがほとんどですが、やるなら確実に内定をもらいにいきたいですよね。
具体例の方がわかりやすいのでさっそく。
- 自分のスキル→1年間循環器内科にて勤務。心電図読める、心臓系の急変対応できる
- 自分の目標→急変対応をより身につけたい
- 病院の目標→スーパー救急を立ち上げるため、総合的なスキルを持っている人材がほしい
どうでしょうか?
と病院側は困惑するはず。
急変対応なら、救急外来とか総合病院への転職したら?と疑問が残りますよね。
このあたりは、客観性をもって志望動機を考えないとズレが生じるかも。
基本はあなたのスキル、あなたの目標を考えて、病院の目標と合わせていけばOK。
精神科看護師の転職活動をする前にしておくべきこと
転職活動をする前にしておくべきことは下のとおり。
より効率よく転職活動をする方法をまとめました。
- 行動していること
- 無駄なことは言わないこと
- 転職サイトに登録すること
行動していること
まず行動していること。
これだと抽象的ですが、精神科看護師になるのなら下のようなことは基本。
- 精神科看護の雑誌購読
- 統合失調症や双極性障害、発達障害などの基本疾患の本を読む
おすすめは下の本。
無駄なことは言わないこと
履歴書や面接では無駄なことは言わなくてOK。
例えば趣味とか、特技とかで精神科看護師の仕事に関係がないことは言わなくてOK。
なぜなら、それを言っても面接官や採用する側はこころが動かないから。
悲しいですけど、関係のない話とみなされます。仮に下のような話。
私の趣味はスキューバダイビングなんですよね。
私の特技は将棋です。
どうでしょうか。
となりますよね。(あ、将棋は微妙に精神科で役に立ちますね笑)
といった具合。
無駄なことは言わないでは、短所も聞かれなければ答えなくてOK。
ただ、短所でも、戦略的に短所をいってプラスにできるのなら行ってもいいですよ。ただ、短所とか苦手分野とかネガティブなことは履歴書や面接でいう必要はないかなと思います。
転職サイトに登録すること
最後に、看護師転職サイトに登録すること。
転職活動を効率よくするなら、転職サイトは活用するのが吉。
なぜなら、無料で下のような転職活動を代行してくれるから。
- 面接調整
- 履歴書の添削
- 給料や雇用条件の交渉
私は、看護師転職サイトを使ったら初めに提示された給料から5万円アップしました。つまり年間なら80万円近いアップ。
これ使わない手はないと思うんですよね。
求人情報を収集するにしても、担当アドバイザーがいるので在職中でも任せられますし、応募や条件交渉、履歴書作成などでもサポートが充実しています。
面接調整とか、履歴書の添削も自分ひとりでやると時間食われて仕方ないですけど時短で楽になります。そして給料アップ。これで使わないで時間を浪費してたらもったいないかと。
ちなみに大手の看護師転職サイトならサポートに大きな差はありません。
- レバウェル看護(旧看護のお仕事)※アドバイザーが一番よかった。変な人と話したくないならここ。
- マイナビ看護師※CMでもおなじみの大手。案件も豊富なのでまずはここに登録。
- ナースではたらこ※『行きたい病院があるけど求人がない』なら逆指名できるここに登録。
差があるとすればアドバイザーの質。
こればかりは複数登録してあなたと相性がいいアドバイザーを見つけるのがいいですね。
看護師転職サイトの詳しいランキングや複数登録のことは下の記事にまとめています。登録するメリットの方が大きいのでぜひ活用してください。
病院、施設、クリニックとさまざまな求人から比較しましょう。
人気記事看護師転職サイトランキング【脱看護師しましょう】
参考看護師転職サイトを掛け持ち登録するときの注意点【賢く複数登録はすべし】
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精神科看護師のことでよくある質問
精神科看護師のきつさを気にしている人は下のような疑問も持っていませんか?
- もし精神科看護師になるなら向き不向きを知りたい
- 精神科看護師のやりがいって?
- きついことってどんなこと?
- きつさ以外のストレスは?
順番に解説します。
精神科看護師に向いているか向いていないか知りたい
精神科看護師に向いているか向いていないかは下のとおり。
精神科に向いている人には以下のような特徴があります。
- プライベートと仕事を両立できる
- 人と話すのが好き
- 相手のペースに合わせれる
- 根気強く心の強さがある
- 精神的に安定している
- 気持ちの切り替えがすぐできる
詳しくは下の記事で解説しています。
参考精神科看護師が向いている人の6つの特徴【精神科にいくなら知っておくべきこと】
精神科看護師のきついことって何?
精神科看護師のきついことは下のとおり。
- 暴言・暴力
- 妄想の対象になること
- 自分の一言の重みが大きいこと
- 患者の話を聞かなくてはいけないこと
精神科看護師のストレスは?
精神科看護師のストレスは下のようなものがあります。
- 精神科領域の看護や知識が不足していると感じる
- 医師と患者の間に入るのが難しい
- 医師と看護師との価値観・意見が食い違う
- 患者の治療に理想と現実のギャップが大きい
- 患者からの暴力のリスクがある
- 患者からの暴言や被害妄想をもたれる
- 患者・家族の架け橋が難しい
【まとめ】精神科看護師の志望動機は一般科経験だけ分かればほぼ内定。
ぶっちゃけ、精神科看護師の志望動機には一般科経験とだけ書いてあればほぼ内定かと。
なぜなら、精神科では一般科での医療技術や急変対応が身についている看護師は常にほしいから。
ただ、ここで説明した志望動機の書き方を意識しておけば、落とされることはないですよ。
あとは、行動しつつ、履歴書や面接で無駄な事は言わないで、看護師転職サイトに登録しておけば安心。
看護師転職サイトは大手がおすすめ。
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- マイナビ看護師※CMでもおなじみの大手。案件も豊富なのでまずはここに登録。
- ナースではたらこ※『行きたい病院があるけど求人がない』なら逆指名できるここに登録。
正直、サポートは差なし。アドバイザーが重要なんでそこだけ抑えておいてください。
精神科看護師以外に看護師資格を活かせる他職種
精神科看護師以外の看護師資格を活かせる他職種は次のとおり。
- 助産師
- 保健師
- 看護教員
- 派遣看護師
- 児童福祉司
- 産業保健師
- 訪問看護師
- 病児保育士
- 学校看護師
- 保育園看護師
- 刑務所看護師
- シップナース
- 機能訓練指導員
- 離島応援ナース
- 介護施設看護師
- 精神福祉相談員
- ケアマネジャー
- カウンセリングナース(心理カウンセラー)
- データマネージャー
- 福祉用具専門相談員
- サービス管理責任者
- アートメイク看護師
- ナースキャスト/テーマパーク看護師
- MR(医療情報担当者)
- 美容クリニック看護師
- バイトやパート看護師
- 学校保健室(養護教諭)
- 重症心身障がい児看護師
- 臨床開発モニター(CRA)
- 治験コーディネーター(CRC)
- 福祉住環境コーディネーター
- コールセンター(健康相談員)
- ツアーナース・イベントナース
- 検診センター看護師(献血ルーム)
- 乳児院・児童養護施設看護師
- デイサービス
精神科看護師以外の看護師資格を活かしてできる他職種は『1651いいねバズツイの看護師辞めて転職におすすめの他職種37選&違う仕事』を解説します。
精神科看護師以外の看護師の就職先ランキング
精神科看護師以外の看護師の就職先ランキングは次のとおり。
- 病棟看護師【就職先:病院】
- 保健師【就職先: 都道府県・市町村】
- クリニック看護師【就職先:クリニック(診療所)】
- 訪問看護師【就職先:訪問看護ステーション】
- 産業保健師(企業看護師) 【就職先: 企業】
- 介護施設看護師【就職先:特別養護老人ホーム】
- 介護施設看護師【就職先:介護老人保健施設】
- 美容看護師【就職先:美容クリニック】
- 保育園看護師【就職先: 保育園や幼稚園】
- 健診看護師【就職先:健診センター、献血ルーム、検診バス】
- 治験コーディネーター(CRC) 【就職先: 製薬会社・CSO企業】
- 精神科看護師【就職先:老健や特養】
- 離島応援ナース【就職先:へき地や離島の病院】
- ツアーナース【就職先:看護師派遣会社】
- テーマパーク看護師【就職先:遊園地や水族館などのアミューズメントパーク】
- シップナース【就職先:豪華客船運営会社】
- イベントナース【就職先:看護師派遣会社】
- 検疫官看護師【就職先: 検疫所】
- 刑務所看護師【就職先: 刑務所】
- コールセンター看護師【就職先:看護師派遣会社】
- 乳児院・児童養護施設看護師【就職先: 乳児院・児童養護施設】
看護師の資格を活かす就職先ランキングや詳しい仕事内容や給料(年収)、求人の探し方一覧を見たい人は『現役6年目Nsがおすすめ!!看護師に人気の就職先ランキング22選&求人の探し方』で解説しています。