看護師転職ノウハウ

看護師が産業保健師に転職するメリット、デメリット【仕事内容や求人の探し方】

  • 定時で帰れないし不規則でしんどい
  • 有休休暇もとれないし残業代もつかないのはありえない
  • 昇給も少ないし努力が実らない

上記のように悩んで産業保健師や企業保健師に憧れを持つ人も多いのでは?

今回はそんな看護師人気の産業保健師や企業保健師について以下のような疑問にまとめて答えていこうと思います。

  • どのような仕事なのか?
  • どんな資格が必要なのか?
  • 年収はどのくらいなのか?
  • 転職するメリットやデメリット何か?
  • 向いている人はどんな人なのか?
  • 産業保健師・企業保健師の求人どうやって探すのか?

その他の看護師におすすめの23種類の他職種を知りたい方は下の記事が参考になります。

参考看護師免許を活かす看護師以外の他職種23種を紹介【転職サイトに登録でOK】

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企業保健師・産業保健師とは?

看護師が産業保健師に転職するメリット、デメリット【仕事内容や求人の探し方】
企業保健師・産業保健師とは?


企業保健師・産業保健師とは、企業内の医務室や健康保険組合などで働く保健師を指していいます。

企業保健師や産業保健師は、主に大企業(社員数1000人以上の会社)に勤務しています。中小企業で企業保健師や産業保健師を採用しているところは少ないのが現状です。

また産業医のように設置義務がないため社会的な地位や評価も高くないのようです。

現役産業保健師です。

(中略)

行政保健師よりは扱いが低く

産業医のように法的に設置義務がないので

そこまでも高い評価とは…。

Yahoo!知恵袋

企業保健師・産業保健師の仕事内容とは?

企業保健師・産業保健師の仕事内容は具体的には以下のようにまとめられます。

企業保健師・産業保健師の仕事内容

  • 社員の健康管理、健康診断
  • 社員のメンタルヘルス
  • 従業員や来客者の緊急時、体調不良時の応急処置
  • 無断欠勤者、病欠者の訪問や入院調整
  • 過重労働対策・環境整備、衛生管理体制作り

これは実際に産業保健師の友人から聞いた仕事内容に加えて、ヤフー知恵袋で会社の人事部の方の意見も参考にしてまとめています。

健診の事後措置、メンタルヘルス対策、過重労働対策、感染症対策、会社の衛生管理体制づくり、従業員の教育など、臨床とはまったく違う業務のほうが圧倒的に多いので、わたしは臨床経験よりは、保健師としての能力を重視してます。

Yahoo!知恵袋

一つずつどのような仕事内容か確認していきましょう。

社員の健康管理、健康診断

企業保健師・産業保健師にとってもっとも重要な仕事が社員の健康管理と健康維持です。

会社としても、産業保健師に求めているものは、現状の維持はもちろんのこと、社員が健康増進の方向進ませることです。

そして、その健康増進に向かうための基本データとなるのが、健康診断で、健康診断の準備から実施後のアフターフォローまでがルーチン業務になります。

健康診断の結果、要検査、要注意と出た社員への保健指導や健康相談といった部分は次で紹介します。

健康相談、保健指導

企業保健師は、医務室でけがの処置だけをするわけでなく、仕事や人間関係で悩んでいる人の健康相談に乗ったり、健康診断で要検査、要注意となった方への保健指導も重要な仕事の一つです。

最近では、パワハラや過重労働で心身を悪くする方も多く、体調を崩す前に企業保健師に相談して心療内科へ早期に繋げることが大切になってきています。

また、健康診断の結果から再検査や受診が必要にもかかわらず、受診をなかなかしない社員への保健指導や受診勧奨を行うのも仕事です。

「自覚症状がないから」「健康だと思ってるから大丈夫」という社員が多いこと

多いこと。

血液検査や尿検査、心電図検査、レントゲン検査で、生活習慣病である高血圧、高脂血症、タンパク尿、血尿、糖尿病、メタボリックシンドローム、予備軍などなどの異常が出ていること、これを放置するとどうなるのかなど医療的な視点から社員に説明する技術も必要です。

社員のメンタルヘルスケア

社員のメンタルヘルスケアは、企業保健師や産業保健師に対策を求められていることの一つです。

最近は、過重労働や複雑な人間関係によって、ストレスを感じて心を病んでしまいうつ病や適応障害などの精神疾患を発症してしまう人も増えてきています。

企業としても、これらの精神疾患によって休職者や退職者が増えているため、その対策として企業保健師や産業保健師を採用するケースが増えています。

実際私が務めている精神科でも仕事のストレスでうつ病や適応障害を発症してしまい、日常生活すらうまくできなくなっている方をよく見ます。また、不眠になって薬物やアルコールに依存してしまうケースもあります。

最悪の場合、うつ病や依存症から自殺までしてしまうひともいます。

目に見えない分、企業保健師が目を光らせて、調子の悪い社員への関わりをもったり、時には産業医や心理カウンセラーと連携して受診を勧めたりする役割が必要になっています。

従業員や来客者の緊急時、体調不良時の応急処置

産業保健師は、従業員、社員、また来客者が体調不良を起こしたとき、怪我をしたときの応急処置をするのも仕事です。

オフィス業務であれば怪我のリスクは少ないですが、熱中症や貧血、発作を起こす方もいるかもしれません。

また、持病を持っている従業員もいるためそれ付随した対応も求められます。たとえば糖尿病を持っている方が低血糖を起こした時の対応なんかはよくある応急対応かもしれませんね。

産業保健師をしています。

社員の方で、糖尿病で自己血糖測定をしており、自己血糖測定器も持ち合わせたいたとします。

低血糖を起こしていた際に、保健師で血糖測定は、実施してよいのでしょうか?

Yahoo!知恵袋

血糖測定は基本ですし、低血糖であれば本人が一番自覚があるかもしれませんね。経口からブドウ糖を摂取できそうであれば水に溶かして飲ませるべきですし、経口が難しければ静脈注射ができる環境であれば実施しますし、それも難しければ救急対応になるでしょう。

このような急変時の対応もできるようにしておかなくてはいけません。

無断欠勤者、病欠者の訪問や入院調整

先程のメンタルヘルスと少し被りますが、精神的な理由から無断欠勤や病欠となっている社員の自宅への訪問や、やむおえない場合には産業医と連携して入院の調整を行うのも企業保健師の役割です。

以前保健師をしていたときに、ある企業保健師さんから「うつ病により自殺のリスクがある社員がいるため、精神科病院への医療保護入院の支援をしていただきたい」という相談を受けたことがあります。その際に産業医からは紹介状を、受診先の医療機関の調整を家族と相談といったことを事前に企業保健師の方が行っていました。

このケースは珍しいことなのかもしれませんが、企業保健師・産業保健師は個々の社員が健康に働けるように支援するのが仕事です。

過重労働対策・環境整備、衛生管理体制づくり

社員が過重労働にならないように環境整備したり、社員やお客様が感染症にかかったりしないような仕組み作りも企業保健師の役割です。

たとえば、以下のようなものがあります。

環境調整や仕組みづくりの例

  • 腰痛のリスクを減らすために作業台の高さ、机の高さを調整する
  • 仕事場の明るさ(ルクス)が適切なのかチェックする
  • 怪我や病気のリスクを減らせるように作業工程を変えれるように相談する

上記はあくまで例ですが、社員が健康に心地よく仕事ができる環境づくりをするのも産業保健師に求められる能力です。

企業保健師・産業保健師に必要な資格とは?

ここまで読んであなたはこんな疑問を持ちませんでしたか?

  • 企業保健師や産業保健師は何か資格がいるの?
  • 取った方が有利になる資格とかあるの?

結論から言うと看護師資格だけでも十分採用されるということです。

ただ、取っておくとないよりは有利になる資格はいくつかあります。以下の3つです。

有利になる資格

  • 産業保健看護専門家
  • 産業カウンセラー
  • 衛生管理者

順番に簡単に紹介します。

産業保健看護専門家

日本産業衛生学会が設立した産業保健看護専門家は、産業保健領域の実践能力をもつ専門家です。(旧登録産業看護師)

「産業保健看護専門家制度登録者」・「産業保健看護専門家」・「産業保健看護上級専門家」の3つの資格から構成されており、それぞれ資格認定試験または資格認定審査に合格することで登録することが可能となります。

上記のようになっており、登録者になるだけでも任意の講習会を受けて試験に合格する必要がありますし、専門家になるためにも試験や実践活動報告、単位取得、学会発表などが必要で産業保健師になってから取得する資格のようです。

登録者のみであれば、筆記試験で取得可能な様子ですので興味のある方は、下記のリンクから確認してみてください。

公益社団法人日本産業衛生学会産業保健看護専門家制度とは

産業カウンセラー

産業カウンセラーとは、産業現場を中心に活躍し、働く人たちが抱える問題を自ら解決できるよう、心理的な手法を用いて支援するカウンセラーで日本産業カウンセラー協会の資格試験に合格したものだけが『産業カウンセラー』の呼称を使用して活動できる民間資格です。

受験資格を得るには講座を受講し修了する必要がある様子です。

以下は講座内容の引用ですが結構大変そうです。

1. 面接の体験学習 昼間コース:15~16日間、夜間コース:33~38日(いずれも104時間)通学

2. ライブ理論講義 2日間(12時間)通学

3. Web配信講義視聴 32時間相当 e-Learning

4. 理解度確認テスト 13時間相当 e-Learning

5. 実習に関する在宅課題6課題 28時間相当 ホームワーク

引用:講座の概要JAICO

また、講座を受けるだけでも30万円ほどの講座受講料がかかります。

衛生管理者

衛生管理者とは、以下のとおりです。

衛生管理者は、労働者の健康障害や労働災害を防止するために、労働安全衛生法で定められた国家資格です。

衛生管理者の主な仕事は、作業環境の管理、労働者の健康管理、労働衛生教育の実施、健康保持増進措置などです。

引用:衛生管理者ってどんな資格?よくある疑問をQAで解説

衛生管理者は、企業保健師や産業保健師になってから事業主にとるように言われるであろう資格のため、事前に取得する必要はありません。

しかし、保健師の資格を持っていれば、労働基準監督署や都道府県労働局にて、保健師免許証や本人確認証などの必要な書類を本人が提出するだけで「第一種衛生管理者」の資格をすぐに取得できます。

もし保健師の資格をもっているのであれば、産業保健師を受験する前に取得しておけば、履歴書の資格の欄に記載が可能になりますので少し採用試験にて有利になります。

ただし都道府県によって、「第一種衛生管理者」の資格取得に必要な提出物や条件などが違う場合がありますので、「各都道府県労働局」のHPや電話にてご確認の上で申請してください。

都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧

企業保健師・産業保健師の年収ってどのくらい?

企業保健師の平均月収は約25万円で、平均年収は400万円〜500万円といわれています。

ただ、一部の求人サイトや情報を見ると、年収500万円〜600万円という情報もあります。

この差が生まれている理由は、大企業や大手の会社だと年収が高く、中小企業だと低いからです。

実際ヤフー知恵袋にて現役の産業保健師さんが以下のように答えています。

>産業保健師は女性では高収入ですか?

勤務先によりけり。

大手だからと言って、社員が軒並み高収入とは限らず。

総合職待遇であれば、一般の女性より高収入かも。

医療職の給与体系であれば、勤続10年もすれば

昇給は頭打ち、高卒の技能職に抜かれることも

珍しくなく。

1回、公務員待遇の所に転職しましたが

収入増だったのもあり、

行政勤務の同級生の話を聞いても、

一概に行政保健師が薄給とも思いません。

こちらも行政職待遇か否か、などでも

変わってくるので。

Yahoo!知恵袋

つまり、企業によっては給料や待遇には大きな差があるということです。

年収は低いよりも高い方がよいという方は、しっかりと求人選びをして昇給制度があり、高給料を保証している大手の企業保健師を狙う必要があります。

いずれにしても、企業保健師・産業保健師の年収は400万円〜600万円と大きく振り幅があるということです。

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企業保健師・産業保健師に転職するメリット

企業保健師・産業保健師に転職するメリットには以下のようなものがあります。

企業保健師・産業保健師のメリット

  • 日勤のみで、土日祝日は休み
  • 福利厚生が充実している
  • 身体的・精神的な負担が少ない
  • 実力や努力に応じて昇給あり

順番に確認していきます。

日勤のみで、土日祝日は休み

看護師から産業保健師に転職する最大のメリットは、日勤のみで土日祝日が休みであることです。

看護師をしていると夜勤があるため、不規則になりがちですが、産業保健師であれば日勤のみになるため、8時半頃〜17時頃までの8時間労働で規則正しく身体的な負担は少なくなります。

福利厚生が充実している

看護師として病院に勤めていると『有給休暇が取れない』『希望通りの勤務にならない』ということはよくあることと諦めていませんか?

その点、大企業に勤めることになる企業保健師や産業保健師は、有給休暇取得率を重要視したり、残業手当や各種手当が充実しており

福利厚生に気を使っています。

クリニックや病院の福利厚生がない状況に比べると大きなメリットと言えます。ただ、入職前にどのような福利厚生制度があるかの確認は必要になります。

身体的・精神的な負担が少ない

日勤のみで土日祝日休みのため規則正しく、身体的に負担は少なくなります。

また、患者の急変や、患者が亡くなったり、患者に酷い言葉を言われたりといったこともなくなるため、精神的な負担もかなり減ります。

基本的にはデスクワークになるため、腰痛や目が疲れたりといった別の問題は出てきますが、看護師に比べて身体的精神的負担は大きく減ります。

実力や努力に応じて昇給あり

看護師の世界はどんなに能力が高くても年功序列の世界。仮に主任や師長などの役職につけば話は別ですが、それも限られた人たちの話です。

しかし、企業保健師や産業保健師は、社員の健康増進や健診データが良くなったなどの実績があれば、実力や努力に応じて昇給を行う企業が多いのです。

自分の仕事がそのまま評価につながるため仕事へのモチベーションが高く維持できますし、社員のため会社のためにやろうという気持ちで仕事ができます。

また、あなたの頑張りがそのままボーナスにも反映されるため、研修会への参加、セミナーへの参加や各種資格の取得にも積極的になれます。

企業保健師・産業保健師に転職するデメリット

企業保健師や産業保健師のデメリットは以下のようにまとめられます。

企業保健師・産業保健師のデメリット

  • 求人情報が少ない
  • 看護師の同僚や相談相手がいない
  • 看護技術、医療処置スキルが低下する
  • ビジネスマナーを身につける必要あり

詳しく解説していきます。

求人情報が少なく、競争率倍率ともにとても高い

企業保健師や産業保健師は、求人情報が少なく、募集があれば競争率、倍率ともに高く、企業保健師や産業保健師になること自体が大変です。

企業もたくさんの人数の応募をせず、1名の募集にとどまることが多く、募集期間が短かったり、『非公開求人』として看護師転職サイトにのみ求人掲載をすることもあるため、求人情報自体も見つけにくいです。

看護師の同僚や相談相手がいない

上記でも説明したとおり、企業に産業保健師として採用されるのは1名か2名程度です。2名いたらいいくらいです。

急変時の対応で周りを見ても医療職が自分しかいないという状況で判断に迷う場面は多々ありますし、相談したくてもできないという状況にもなりやすいです。

1人で考えて判断し決断する能力も求められます。

看護技術、医療処置スキルが低下する

上記の仕事内容をみて貰えばわかりますが、看護技術や医療処置をする機会自体がすくないため、あなたの看護技術や処置スキルが低下していきます。

もう病棟や臨床の現場に戻る予定がないという方は大丈夫ですが、企業保健師や産業保健師が合わなかった場合には、看護師として復帰するつもりの人は注意が必要です。

ビジネスマナーを身につける必要あり

看護師をしていると、どうしても名刺を渡す機会や、他の組織にメールを送ったりする機会がないものです。

名刺の渡し方やメールの送り方にもルールやビジネスマナーがあります。それらを勉強する必要があります。

また、産業保健師は、社員の健康管理をしたり、健康診断のデータ管理をするのにパソコンスキルが必要になります。

たとえば、社員向けにパンフレットを作るにしてもWordの技術がいりますし、健診データの管理にもExcelの処理が必要だったり、社員向けの講習を行うならPowerPointのプレゼンテーション能力が求められます。

ビジネスマナーやパソコンスキルは事前に勉強しておくと安心かもしれませんね。

企業保健師、産業保健師に向いている人の特徴

企業保健師や産業保健師に向いている人の特徴は以下のようにまとめられます。

向いている人の特徴

  • コミュニケーション能力が高い人
  • 即戦力になれる人
  • 部署異動や転勤に対応できる人

社員の悩みをゆっくりと聞いて解決へ導くため、コミュニケーション能力が高い人は、産業保健師に向いていると言えます。

看護師から転職するのであれば、患者と会話する機会、接する機会があるので鍛えられていると思うのでそこまで心配しなくても大丈夫かもしれません。

臨床での経験を活かして健診データの読み取り、そこから考えられるリスクなどをすぐに社員に還元できる、いわゆる即戦力の方も向いているといえます。

そのほかには、大企業で部署や支所がたくさんあるため、転勤や長距離の移動にも対応できる人は向いているというよりは、企業が求めている人材と言えます。

企業保健師や産業保健師の求人の見つけ方・探し方は?

企業保健師や産業保健師は求人があまり一般には公開されていません。

その理由は以下のとおりです。

  • 企業としてはたくさん応募が来すぎても精査に困る
  • 1名しか応募しないため、できる限り信頼できる人を採用したいため、知り合いの紹介で採用してしまう

ではどうやって求人情報を集めるのかですが、以下の2通りしかありません。

産業保健師の求人の探し方

  • 知り合いからの紹介
  • 看護師転職サイトで非公開情報を集める

まず知り合いからの紹介ですが、基本的には期待できないといえます。看護学校時代の同期、過去の同僚、母校からの紹介などから企業保健師の募集があるかないかを知るのは至難の技と言えます。現実的な方法とは言えません。

そのほかにもハローワークや、看護師協会の職業紹介所、求人情報誌などの求人探しがありますが、産業保健師や企業保健師の求人募集の情報は集められません。

一番効率がよく、すぐに求人情報の連絡がくるのが看護師転職サイトです。

産業保健師の求人情報は看護師転職サイトがおすすめ

看護師転職サイトとは、看護師の転職を専門に取り扱っている会社です。

マイナビ看護師レバウェル看護(旧看護のお仕事)が有名なところで、看護師転職サイトに登録すると、アドバイザーが1人に1名ついてくれて、あなたの希望にあった企業保健師や、条件の合う産業保健師の求人情報を集めてきてくれます。また、退職から転職活動、入職後のアフターフォローまでしてくれてすべて無料であなたのことをサポートしてくれます。

しかも企業保健師や産業保健師といった世の中に出回りにくい『非公開求人』を効率よく集められます。『非公開求人』とは看護師転職サイト内のみに求人を出すことです。

つまり、看護師転職サイトに登録しないだけでライバルに差をつけられている可能性があります。また、企業によってはマイナビ看護師だけに求人を出したり、レバウェル看護(旧看護のお仕事)だけに求人情報を掲載したりするため情報戦になりやすいです。できれば、複数の看護師転職サイトに登録して情報戦で負けないように対策しておきましょう。

また、看護師転職サイトに登録すると以下のようなサービスをすべて無料で利用できます。

  • 退職の手続きへのアドバイス
  • 履歴書や職務経歴書へのフォロー
  • 自分にマッチした求人探し
  • 面接や見学、入職日などの日程調整
  • 面接対策や面接への付き添い
  • 人間関係や環境などの内部情報提供
  • 給料や勤務条件の交渉
  • 転職後のサポート

これらのサポートがすべて無料で受けれます。『なぜ無料で受けられるのか』は下の記事にまとめています。

参考看護師転職サイトはなぜ無料で使えるのか?【病院から報酬をもらってるからです】
以上のようなサービスを使えるため、企業向けの履歴書の書き方、職務経歴書の書き方、面接の対策などなどトータルでサポートしてくれるので、産業保健師への転職の成功率が圧倒的に上がりますし、求人探しに常にアンテナを張る必要も減ります。

まとめ

今回は、産業保健師や企業保健師の仕事内容、転職するメリット、デメリットから、企業保健師・産業保健師の求人情報の探し方までをまとめました。

中でも産業保健師は看護師転職サイトにしか情報を出さない『非公開求人』であるため、情弱になると、その時点でライバルにいい求人を取られてしまいます。

以下でも紹介している看護師転職サイトをいくつか登録しておくことで多くの産業保健師や企業保健師の求人を集めることができて、自分の希望にあった求人を選ぶことができますよ。

情報戦に負けて納得のいかない転職にするのか、豊富な情報の中から好条件、高給料の求人に転職するのかはあなたの選択次第ですよ。

あなたの転職がうまくいくことを願っています。

以下では、おすすめの看護師転職サイト3選を紹介しているので参考にしてみてください。

人気記事看護師転職サイトランキング【脱看護師しましょう】

参考お祝い金がある看護師転職サイト4選【損しない選び方】

産業保健師以外に看護師資格を活かせる他職種

産業保健師以外の看護師資格を活かせる他職種は次のとおり。

産業保健師以外の看護師資格を活かしてできる他職種は『1651いいねバズツイの看護師辞めて転職におすすめの他職種37選&違う仕事』を解説します。

産業保健師以外の看護師の就職先ランキング

現役6年目Nsがおすすめ!!看護師に人気の就職先ランキング22選&求人の探し方

産業保健師以外の看護師の就職先ランキングは次のとおり。

看護師の資格を活かす就職先ランキングや詳しい仕事内容や給料(年収)、求人の探し方一覧を見たい人は『現役6年目Nsがおすすめ!!看護師に人気の就職先ランキング22選&求人の探し方』で解説しています。

  • この記事を書いた人

ハチ

副業ブロガー / 現役看護師【経歴】国立大学▶︎公務員(保健師)▶︎縦社会と副業禁止で退職決意▶︎精神科看護師▶︎3サイト運営するが月1万円収益で3年ほど彷徨う▶︎培ったノウハウを駆使してhachiblog立ち上げ●嫁1太郎1姫と暮らす>>ハチのプロフィール

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