こういった疑問にお答えします。
新人看護師が病棟で疲れたと感じる理由はたくさんありますが、この記事では新人看護師が病棟疲れをする11つの理由と対処方法を紹介します。
新人看護師だからといって「3年間同じ病院にいないとだめ」ということは一切ありません。
あなたの悩みと似た理由を見ながら自分なりに対処方法を実践してみましょう。
その上での病棟疲れが治らないなら、あなたが悪いのではなく病棟やその病院が悪いのです。無理せずに異動や転職を考えても大丈夫です。
新人看護師のあなたがこれからの看護師人生が豊かになるように全力で応援しているので一緒に無理せず看護師を続けられる方法を考えてみませんか?
看護師を辞めたいというのは『甘えだ』と言われて育ったそこの新人看護師さん、それは固定概念!!『看護師を辞めたいは甘え?辞めたい理由や対処法・転職のコツを解説』にて解説しています。
\完全無料/
/業界トップクラスの求人数\
新人看護師が病棟に疲れる理由
新人看護師が病棟に疲れたと感じる理由は、下のとおりにまとめられます。
- 3年で1人前が遠すぎるから
- 「大丈夫?」「できてる?」が逆にプレッシャーになるから
- ミス=インシデントが怖いから
- 先輩看護師やお局看護師のいびりやいじめがつらいから
- プリセプターがあってないようなものだから
- ナースコールは新人が対応すると決まりだから
- 新人看護師は誰も手伝ってくれないから
- 雑用ばかりだから
- 休みも勉強会や研修会で休まらないから
- 休みも自主勉強で疲れきってしまうから
- 給料と自分のスキルが釣り合わずつらくなるから
順番に解説します。
3年で1人前が遠すぎるから
看護師業界では良く言われる「3年経てば1人前」という言葉があります。
新人看護師のあなたにとってはしんどい言葉ではありませんか?
ただこの「3年経てば1人前」言葉にはミスリードが隠されています。
※ミスリードとは、誤った考えを持たせるように仕向けることを指していいます。
3年経てばという言葉を使うことで、新人看護師を辞めさせないようにさせているのです。
また、この「3年」という言葉は看護業界でずーーっと使われ続けています。
3年という苦行を成し遂げた先輩看護師やお局看護師たちは
新人看護師のあなたはこう思うはずです。
これで「新人看護師は3年経たないと辞めてはいけない」という洗脳が完了するわけです。
1年目で他の病院を知らないからこそ、今あなたがいる病院での出来事が看護師の「常識」と思ってしまいますよね。
でも新人看護師のあなたにはミスリードや洗脳されている(思い込まされている)だけだと気付いてほしいです。
周りを見てみてほしいです。
他にも、3年を全うせずに看護師を継続している人もいるはずです。
周りにいなければ学生時代の知人に連絡をとってみてください。
けっこう新卒で入ってすぐに転職している下のような看護師さんはいます。
- 新卒で就職したが3ヶ月で退職しその後別病院で2年経験している看護師さん
- 新卒就職後半年で辞めて、しばらくニート。その後教育体制の整った病院へ転職し5年勤続している看護師さん
- 新卒で就職したが1年勤務し別の病院へ転職を繰り返し10年経過している看護師さん
とはいえ、
と疑問に思いますよね。
辞めてもOKです。
新人看護師さんが辞める時には師長を始め、先輩看護師やときには同期、同級生から引き留めに合うかもしれませんが、無視して辞めても大丈夫です。あなたの状況をよくわかるのは、あなただけ。辞めずに体調を崩して精神科受診している看護師さんもいます。
まずは、「3年経てば1人前」という看護業界の言葉はミスリード(洗脳)であると理解して、3年経たずに辞める選択肢もあると気付いて下さい。
辞める時のコツは1人で悩まずに看護師転職サイトを利用して転職活動を進めること。
ハロワや自力でも転職できますが、どうしても1人ですべてしないといけない上に履歴書対策や面接対策も分からない中しないといけません。面接では「なぜ新卒3ヶ月で辞めるのか?」といった質問にしっかり答えなくてはいけない。
アドバイザーがいれば些細な相談でも24時間対応してくれる看護師転職サイトもあります。
看護師転職サイトへの登録=転職ではないので安心して下さい。登録して情報収集に看護師転職サイトを利用するくらいでOK。
おすすめの看護師転職サイトは下のとおりです。1人での転職が不安な方は要チェックです。
「大丈夫?」「できてる?」が逆にプレッシャー
先輩看護師や主任、師長からたまに聞かれる「大丈夫?」「記録できてる?」という言葉も逆にプレッシャーになって病棟疲れに繋がっている新人看護師も多いですよね。
しかも大抵は優しい看護師や頼りにしている看護さんからの声かけであることが多いから余計プレッシャーになりませんか?
新人看護師のあなたはこう考えてしまうかもしれませんね。
- 普段から優しくしてくれるから下手な返事はできない
- いつもフォローしてもらっているから迷惑をかけたくない
- 「大丈夫じゃない」って答えたら仕事出来ないって思われそう
今になって思えば、しっかりと大丈夫ではないときに「大丈夫ではない」と意志を伝えておけばよかったと思いました。
なぜなら、「大丈夫?」と聞く時には大抵あなたが大丈夫じゃないとわかっていて聞いているから。
先輩看護師からみても、新人のあなたが仕事が忙しくてテバっていることはすぐにわかります。
こういう場合どうしたらいいのか解決方法を解説しておきます。
「大丈夫?」と聞かれた時には、「大丈夫です。でも●●がまだできていません。○○が終わり次第●●をする予定です。」とまずは社交辞令的に「大丈夫」といってしまいましょう。
そのうえで、「できていないこと」や「終わっていない仕事」を先輩に素直に言ってしまいましょう。
こうすることで、先輩も手伝いやすくなります。
なぜ手伝いやすくなるかというと、実はこれ自分の意見を話すときのテクニックの『イエスバット法(yes but)』を使った会話術だからです。
イエスバット法とは、相手の意見をいったん「そうですね(yes)」と肯定してから「でも(but)」と自分の意見を伝える会話術。
具体的に見て行きましょう。まず『大丈夫ではない』とストレートにいう例から。
次にイエスバット法を使った方法は下のとおり。
どうでしょうか?
どちらもほぼ同じことを言っているのにストレートに言う方が「カドが立つ」感じがして、『なんか図々しいなぁ』『言ったのは、私だけど先輩に手伝い求めるかなぁ。』とモヤモヤさせがちです。
逆にイエスバット法を使った方は、一度問いかけに肯定してから提案するため、「大変なら手伝ってあげようかな」って思いませんか?
大丈夫?の裏には優しさしかないので、甘えてOKです。逆に「大丈夫?」ってきいて周りの看護師にポイントを取ろうと考えている浅はかな看護師は周りからばればれですからそういう浅はか看護師とは距離をおいて『大丈夫です。』と一言返せばいいですよ。
ミス=インシデントが怖いから
新人看護師のあなたが神経をすり減らして「病棟が疲れた」感じがちな理由に、ミスをしそうで怖いからはありませんか??
- ミスしないようにしないようにって思うと余計失敗する
- ミスしたらすぐにインシデントレポートだから嫌になる
- なぜこんなに自分は失敗がばかりするのだろうか、看護師向いてないのかなぁ。
といってネガティブ思考に入りがちですよね。
このネガティブ思考は思考の罠で「認知のゆがみ」とも言えます。
認知のゆがみの原因は、看護師の新人教育に問題があるかもしれません。
新人看護師への教育は常に下のようなニュアンスで指導されることが多いのでは?
- 100点以外は0点だからな
- 質問はせずに自分で勉強しろ
- 1度言われたことは1度で完璧にできるようになれ
これらを繰り返し指導されていると徐々に「私は仕事のできない看護師」「質問もできないしもう誰も頼りに出来ない=周りはすべて敵」といった視野が狭くなっていくかもしれません。
先輩看護師やお局看護師のいびりやいじめがつらいから
先輩看護師やお局看護師のいびりやいじめがつらいと新人看護師も病棟疲れに繋がります。
どこの病院もいびりやいじめがあるというと悲しい現実。
看護業界は徐々に変わりつつありますが、どうしても「私の時代は叩き上げられてきた」「新人看護師は言われてなんぼ」という過激思考の看護師がいます。
この現実を若手看護師、新人看護師が帰ることは難しいです。なのであなたが変わるしかありません。
先輩やお局看護師からいびりやいじめ、パワハラにもとれる「指導」への対処方法は、下の3つを意識して下さい。
- 感情やその人の経験からくる指導は聞くだけで真に受けない
- 看護技術や処置などスキルの指導はしっかりと聞いて身につける&勉強する
- あなたの人間性や人生観を否定する言動は無視&距離をとってOK
まず先輩やお局看護師が何かあって不機嫌で感情をぶつけるために新人看護師をいびったりいじめたりしてきますよね?
そういう場合は聞くだけでOK。真に受ける必要はないです。なぜなら、一時的な感情やその人の経験からくるものなので真に受けても意味がないから。
「この前、言っていたことと違う」という経験はありませんか?
あれ、一過性の感情や経験で指導しているから言っていることに一貫性がないのです。
なので聞くだけ=聞きながしで大丈夫です。
という疑問が出てくるかもしれません。
聞きながしがダメ=しっかりと聞くべきことは、看護技術や処置、時短テク、仕事術などの実務やスキルのこと。
先輩看護師はあなたより経験が長く、さまざまな看護技術を実践して、いろんな患者や患者家族の対応をしてきています。
なので技術や仕事術は見習うのがよいでしょう。
ただ、最新の医療や看護技術と違いがある場合はノウハウやエッセンスを吸収してあなたの看護に活かすイメージで技術や知識を盗んでいきましょう。
最後にいびりやいじめをする看護師の中には、あなたの人間性や人生経験、時には家族を否定する人もいます。
そういう人とは距離をおいてOKです。
という意見もありますよね。
最低限の申し送りやチームで動く時は協力しなくてはいけませんが、それ以外のプライベートや休憩時間、雑談などは関わらないで大丈夫です。
あなたの人間性や人生経験はあなただけのもの。人の人間性や性格などを否定する人間は人生で関わらない方がいい人間です。
プリセプターがあってないようなものだから
プリセプターがあってないようなもので、下のようなことがよくあります。
- 何か困った時に聞く事ができない
- 聞けても「自分で調べて!」と言われた
- 「ちゃんとしないと私が言われるから」と当たられた
プリセプター制度の良いところは、マンツーマンで指導してもらえるところ。一方で悪いところはプリセプターの意欲や指導力に依存してしまう事。プリセプターには当たり外れがあるといってもいいですね。
あなたがミスした時やアクシデントを起こした時に、「プリセプターから習っていなかった」というのはあまりにも酷い言い訳です。
ミスをしたのも、アクシデントを起こしたのもあなた。
なので誰かのせいにできません。
と感じるかもですね。
とはいえ、あなたが病棟でミスや失敗、インシデントやアクシデントを起こさないためには自己学習するしかありません。
責任転嫁する看護師にならないためにあなたの病棟で使う看護技術や薬剤、処置などの自己学習は欠かさずにやりましょう。
そして、プリセプターに相談するときのコツは具体的な質問をすること。
例えば、新人看護師が言いがちな質問の一つに「何を勉強したらいいですか?」という質問があります。
この質問はしてはいけない質問です。
なぜなら、抽象的すぎて答えようがないから。
しかもこの質問は自分で考えなくてはいけないことです。
- 「何を勉強しなきゃいけないか?」
- 「何が足りないのか?」
というのはあなたの中に答えがあるはずです。
- あなたの病棟で必ず使う看護技術や薬剤
- 採血、点滴、ヘパリンロックなどの基礎看護技術
この2つは確実に勉強が必要です。
そのうえで、あなたの病棟でどのような運用をすることになっているのか、どのようなルールになっているのかをプリセプターに確認しましょう。
努力が見えると、プリセプターも親身になって教えてくれます。
もし、プリセプターが教えてくれなくても、ベースに勉強をしてきているとわかれば先輩看護師も指導してくれます。
ナースコールは新人が対応すると決まりだから
ナースコールは新人が対応する決まりで、ステーションに戻ってもすぐに別のコール対応、同じ患者さんのコール対応ばかりで自分の仕事が進まない。結果、新人看護師が残業になることも多いですよね。
「ナースコールは新人がとるべき」
これは明らかに看護師業界にはびこる認知のゆがみ「すべき思考」です。
この「すべき思考」は病棟の看護師ほとんどが共有している意識なので変えるのは難しい。
結論、ナースコール対応はしつつも自分の仕事をするしかない。
という意見がきそうですね。
ナースコールをとりつつもあなたが次に何をするのか優先順位をつけつつ仕事をするのが大切です。
優先順位をつけつつ、次に何をするのか思考しつつ仕事ができると一気に成長します。
ナースコールに追われている新人看護師はステーションで迷っているうちにナースコールがなって対応して、またナースコール対応をループしている可能性が高い。
ナースコール対応が終わったらすぐに自分の次の仕事にとりかかるようにして多少ナースコールを先輩に押しつけるくらいがちょうどいいです。
新人看護師は誰も手伝ってくれないから
新人看護師は誰にも手伝ってもらえなくて、仕事が全然終わらず、残業になって「病棟疲れたぁ」となりがちです。
対処方法は、人に期待しないこと。つまり、誰かから手伝ってもらおうと思わないこと。
そうすると周りから手伝ってもらう選択肢がなくなるので、自分の力で解決する能力が上がります。
効率よく終わらせるには、あなたの看護技術を向上させるか、優先順位や時間管理を上手くなるかしかありません。
あなたの技術や仕事が上手にできるようになると自然と信頼が溜まって行って手伝ってもらえるようになります。
誰かに何かをしてもらうのが当たり前=Takerではいつになっても信頼されません。
自分のスキルを磨いて実績を積んでいくと信頼が溜まって「手伝いたい」という気持ちが溜まっていきます。基本は自己スキルを磨く事を新人看護師は意識してほしいです。
手伝ってくれないというネガティブ思考はあまりよくないので少し思考を変える必要があるかも。
実はその考え方めちゃくちゃわかるんですけど、先輩に時間をとらせてでも質問をしたほうがいいです。
なぜなら、質問せずにしてインシデントやアクシデントにつながるケースって多いんです。
なので「質問をしたら迷惑をかける」思考から「質問をしてミスを減らして迷惑をかけない」思考に切り替えていきましょう。
また、別の意見もあります。
という先輩看護師も多いです。
あなたが
1年後に聞こうと思っても
それなら1年目から積極的に質問をして自己アピールしたほうが得ですし仕事も早く覚えれて一石二鳥です。
雑用ばかりだから
新人看護師は雑用ばかりで病棟にいても「私なんていなくてもいいかも」とネガティブになって病棟が嫌になることも多いですよね。
一旦待ってほしいです。
確かに新人看護師は雑用ばかりですが、逆に雑用じゃない看護実務はできますか?
つまり、先輩看護師や師長も新人看護師にどんどん動いてほしいと思う一方で、「任せれる仕事が少ない・・・」と感じて目にとまった雑用を任せがちになるのです。
「雑用ばかりだ・・」嘆きたくなりますが、そこをぐっと堪えて雑用をこなしつつも勉強&シャドーイングで先輩看護師の動きや思考を真似てみましょう。
休みも勉強会や研修会で休まらないから
休みも勉強会や研修会で休まらないので病棟に疲れてしまう新人看護師さん。
私もその気持ちよくわかります。
休みにもかかわらず、強制参加で参加しても給料もでないし手当も付かないのが当たり前。
と感じてしまう事も多いですよね。
私も日々感じていましたし、それなら参加したくないと思ってしまっていました。
ただ思考の切り替えも重要です。
例えば、あなたの病棟で使わないスキルや看護技術の内容ならの本を読みつつ参加する、もしくは資料を読んでいるふりをしつつ別の勉強をするのもありです。
ただ看護師は患者さんの命を預かる仕事なのであなたの病棟で使う技術は必ず習得する必要があります。
それこそ、混注が禁止の薬剤の点滴方法、エクモをはじめとする専門医療器具の知識は確実に習得しましょう。
1年程は研修会や勉強会で休みがつぶれるのが嫌という場合には、休みに研修会や勉強会のない病院への転職を検討しましょう。
休みも自主勉強で疲れきってしまうから
前の項では、研修会や勉強会が休みもあって休まらないという話をしました。
しかし、いくら研修会や勉強会がない休みの日で自主勉強をやらないわけにもいかない病棟もありますよね。
休みも自主勉強で疲れて切ってしまって、明日からの病棟勤務が「嫌になる」「病棟が疲れた」と感じることも多いです。
私も精神科に来たばかりの頃。
精神科独自の統合失調症や双極性障害の他に、発達障害やパーソナリティー障害などの勉強。
精神科薬剤や筋肉注射などの勉強をするため、医学書がたくさん置いてある本や大学の図書館に入り浸っては学習をしました。
自分も経験があるからこそわかるのですがけっこうきついですよね。
ただ、休みの日の勉強で1つのことを意識するとかなり楽になります。
新人看護師のあなたが自主学習するときに意識することは、あなたが病棟ですぐに実践できることを勉強すること。
役に立つのか立たないのかわからないことを勉強するのってけっこう大変ですよね。
でも、明日にでもすぐに実践できることを勉強すると苦になりません。
なぜなら実践できるから楽しいし、何より知識や技術が定着しやすいです。
看護師に限らず学習するときには、インプットしてすぐにアウトプットする機会を作ること。
インプットだけしても人間はすぐに忘れていきます。
あなたも看護師の国家試験のときの知識はほとんどなくなっていますよね?
なので使う知識から勉強してすぐに実践(アウトプット)とするといいですよ。
給料と自分のスキルが釣り合わずつらくなるから
新人看護師が「病棟に私いてもいいのかなぁ…しんどい」と思う原因の一つに、給料と自分のスキルが釣り合っていないというのがあります。
ただ、そんなに人のある新人看護師さんばかりではないですよね?
他の先輩看護師は仕事をバリバリしているのに私は雑用ばかりで戦力に慣れていない…こんなので給料もらっていてもいいのだろうか。
しっかりと給料分働かなきゃ…。
と悩むあなた。
結論、鉄メンタルの新人看護師さんと同じく給料はもらって当然と思えば大丈夫。
ただ給料ドロボー的な「仕事をしてもしなくても給料は同じ」と考えるはダメです。
そのマインドだといつまで経っても技術も知識も増えません。
しっかりと技術も知識も吸収しつつ成長していけば給料と自分の能力が釣り合わないということは少なくなっていきます。
あと先輩看護師からすると新人看護師ができないのは当たり前と思っています。
上のような感想を持っている看護師も多いです。
なので新人看護師ができないのは当然。ただ仕事ができないのは当然とあぐらをかかずにしっかりと勉強や実践を繰り返して現場で仕事ができるようになっていけば大丈夫です。
あなたが「給料と仕事量が合わない」「周りの先輩看護師みたいに全然仕事ができていないから恥ずかしい」と自分を責めていませんか?
給料に釣り合うようにいまから成長してけば大丈夫です。急いでもすぐに差は縮まりません。地道に先輩看護師との差を埋めていきましょう。
新人看護師が病棟疲れを抜け出すのはいつ?
新人看護師が病棟疲れを抜け出すのは1年間です。
実は、めちゃくちゃつらい今の時期ってそこまで長く続きません。
なぜ1年間かというと、後輩が入ってきて先輩たちの監視の目が後輩にうつるからです。
逆に2年目の先輩を見てみるとあなたのようにつらそうにしていませんよね?
緊張ばかりの毎日で、怒られないかビクビクしながら毎日つらいですよね?
けど1年後の後輩看護師が入ってくれば病棟疲れはほぼなくなります。
なのであと数ヶ月で後輩が入ってくると考えると少しは気持ちが楽になりませんか?
ちなみに中堅看護師になっても下の記事のとおり病棟疲れはします。
参考中堅看護師『病棟疲れた』とおさらばする7つの対処方法を徹底解説【ストレスや辛さの理由も】
新人看護師が病棟に疲れたらやるべきこと
新人看護師のあなたが「もう病棟は疲れたし続けれない!!」と思ったときにやるべきことは逃げることです。
本当にしんどい、つらいと感じているのなら逃げてOKです。
- 1年目で辞めるとか看護師失格
- どこの病棟も病院も同じだろう
- 新人の私を採用してくれるところはない
と思い込んで、頭痛や腹痛に耐えながら睡眠不足で出勤してはあなたが壊れてしまいます。
逃げつつ、あなたがラクな場所を探せばOKです。
病棟に疲れた新人看護師がやるべきことは下のとおり。
- 即決でやめずに現状把握
- 異動をできないか相談する
- 違う病院へ転職する
- 病棟以外で他職種看護師に転職する
- 全く違う仕事をしてみる
順番に解説します。
即決でやめずに現状把握
新人看護師のあなたは今の職場が初めての職場なので視野が狭くなりがちです。
まずは現状把握しましょう。
現状把握の方法には下のとおり。
- うつ病ではないか確認する
- 自己分析する
まずうつ病になっていないかチェックしましょう。
新人看護師あなたは国試に受かって「よし、看護師としてめっちゃがんばるんや!!」と意気込んでいたかもしれません。
しかし、そんなも裏腹で先輩やお局看護師の厳しさに心が折れてしまいますよね。
けっこうな確率でうつ病の症状が出ている人がいるのでまずはうつ病ではないか、心療内科への受診が必要ではないかの確認をしましょう。
- 体がだるく疲れやすいか
- 音が気になるか
- 気が沈んだり気が重くなるか
- 音楽を聴いて楽しいか
- 朝のうち特に無気力か
- 肩がこっているか
- 頭痛持ちか
- 早朝覚醒するか
- 事故や怪我をしやすいか
- 食欲があるか
- テレビやYouTubeを見ていて楽しいか
- 胸が苦しくなるか
- 人生がつまらないか
- 仕事の能率が上がらず何をするにもおっくうか
- 以前にも現在と似た症状があったか
- 元から仕事熱心できちょうめんか
参考うつ病の症状チェックリスト
上記サイトでうつ病が疑われるのならすぐに病院受診して休職もしくは転職、退職を検討してください。
看護師は他の病院でもできますし、あなたは生きる価値がちゃんとあります。その病院の先輩や師長のためでなく「あなたの人生のために」仕事をしてほしい。
なので逃げてもOKです。
一人で不安なら看護師転職サイトのアドバイザーと相談しながら今後のことを考えましょう。
まずは病院受診から始めてみましょう。
うつ病ではない場合には、自己分析をしてあなたにとって大事なこと、やりたいことを見直してみましょう。
自己分析のやり方は下の4つのSTEPでします。
- 振り返り:今までの経歴や経験
- Will: 何がやりたいか
- Can:何ができるのか
- Must:何を求められているか
自己分析の方法は下の記事で詳しく解説しています。
参考【就活に必須】看護師転職の自己分析のやり方を徹底解説【STEP4で内定ゲット】
自己分析をすると、現在の病棟で継続するのか、それとも別の場所にいくのか選択肢がいくつか出てきます。
あとはその選択肢に沿って行動を開始するだけ。
まずは異動できないかから考えていきましょう。
異動をできないか相談する
まずは今の病棟で看護師を続けるのが難しいと感じるのなら、異動ができないか師長と相談してみましょう。
ちなみに理由が先輩看護師からのいじめやお局看護師のパワハラだったとしても建前上は「スキルアップ」「別の診療科の経験をしたい」などといった理由がベターです。
師長もいじめやパワハラを把握していてなんとかしたいと考えているのなら、本音で異動したいことを伝えてもOKです。
異動を相談すると100%引き止められるので対策も考えておきましょう。
参考【閲覧注意】転職希望の看護師が引き止められない退職理由と伝え方のコツ
違う病院へ転職する
新人看護師で異動が難しいのであれば、違う病院への転職もありです。
2017年4月に看護師協会が発表した調査では、新卒看護師の離職率は7.8%です。
つまり10人に1人くらいが辞めてしまうということです。
あなたの同級生を思い浮かべてみてください。
たとえば大学であればだいたい70人くらいの同級生がいるのでは?そのうちの7人くらいは転職しているわけです。
ちなみに新卒じゃなくても10%近く辞めているので新卒以上に辞めているということ。
看護師の世界は転職が多いですが、辛さや苦しさは皆同じということですね。
あなたが病棟を変えたい!!と思っても、下のようなことが一朝一夕で改善するわけではありません。
- 人間関係に悩んでいる
- なじむことができない
- また1から勉強し直し
下手に転職すると失敗することも多いです。
失敗しないためには看護師転職サイトのアドバイザーと相談しながら転職を進めましょう。
なぜなら、看護師転職サイトのアドバイザーは看護師転職のプロ。
つまり、素人が一人で転職するよりも成功確率があがります。
このように疑問に思っている方へ、「看護師転職サイトへの登録=転職」ではありません。
むしろ、看護師転職サイトへの登録=情報収集というのが正しいです。
アドバイザー経由で求人の内部情報が聞けたり、給料がどこまで上がるのかを調べられたりとメリットばかりです。
まずは看護師転職サイトに登録して違う病院へ新人看護師でも有利に転職していきましょう。
当サイトでおすすめしているのは、管理人のハチが実際に利用したことのある下の3つのサイト。
私が実際に使った看護師転職サイトのランキングと詳しいレビューは下のページから。
参考看護師転職サイトの選び方+ランキングベスト3【脱看護師しましょう】
また派遣看護師で少し気楽に看護師をしたいあなたは下の2つの看護師派遣サイトがおすすめです。
いずれの看護師転職サイトも転職を強制されません。詳しくはランキングをみて、レビューをみてからあなたの気になる所をチェックしてみてください。
参考看護師転職サイトの選び方+ランキングベスト3【脱看護師しましょう】
参考【最大40万円は嘘】看護師転職サイトお祝い金比較ランキング4選【なぜもらえるか解説】
病棟以外で他職種看護師に転職する
何も病院に限定して転職先を探す必要もありません。今の時代看護師のスキルを活かせる場所はたくさんあります。
看護師の資格を活かしつつ病棟以外のところで自分の技術を活かすのもありです。
新人看護師におすすめの病棟以外の他職種は下のとおり22種類もあります。
- 市町村保健師・県保健師
- 企業保健師・産業保健師
- 助産師
- 保育園看護師
- 派遣看護師
- 乳児院看護師・児童養護施設看護師
- 訪問看護師
- ケアマネージャー
- デイサービス
- 特別養護老人ホーム、老健施設
- 訪問入浴看護師
- 小学・中学・高校の養護教諭・大学保健室
- 看護師養成学校の教員・助手
- 治験コーディネーター(CRC)
- 臨床開発モニター(CRA)
- 検診・健診センター
- 献血ルーム
- カウンセラー
- フィールドナース(クリニカルスペシャリスト)
- 助産師
- 健康相談員(コールセンター)
- 美容クリニック
- イベントナース
- ツアーナース
詳しくは下の記事で詳しく解説しています。
参考看護師免許を活かす看護師以外の他職種23種を紹介【転職サイトに登録でOK】 「病棟看護師つらすぎワロタ」「病棟以外の他職種や看護師以外の違う仕事をしたい」と悩むあなたは危険かも。 なぜなら、そのまま看護師を続けているとやりがい搾取に合うから。 私がTwitterで次のツイート ... 続きを見る
1651いいねバズツイの看護師辞めて転職におすすめの他職種38選&違う仕事
全く違う仕事をしてみる
思い切って看護師ではなく全く違う職種の仕事を経験してみるのもよいです。
全く違う仕事とは下のような職種。
- カフェのバイト
- 留学
- フリーター
- ニート
- ネイリスト
などなど。
さまざまな職種へ転職した人がいます。また、全く違う職種を経験したことで看護師の魅力や高給に気づけたという方も多いものです。
ただ全く違う仕事をするときの注意点もあります。
- 給料が看護師からかなり下がる
- 新しい職種が看護師と全然違う働き方で戸惑う
- 看護師からの転職だとなかなか正社員採用してもらえない
「病棟に疲れたから新人看護師でも、他の仕事をするんや!!」と強い意志で辞めるのならそれ相応のリスクが伴うことを理解しましょう。
やりたいことをやってみてそれでもダメなら看護師に戻ればいいです。
第4の選択肢でおすすめの看護師副業2選
と思っているあなた。
やめずに継続することは立派なことです。
ただ看護師だけで食っていくとなると夜勤もありますし、面倒な人間関係もずっと続いていきます。
それでも大丈夫ですか?
私からあなたに2つだけ看護資格を活かしつつ今の状態でもすぐにできる副業を紹介しておきます。
- Webライター
- ブロガー
この2つは病棟に勤務しつつもできる副業でいますぐにでも始められるのでおすすめです。
なぜおすすめかというと、看護師のスキルを活かせること、そして何より文章を書く力やPCスキル、論理的な思考が身につくからです。
これは結局個人で稼ぐ力につながっていきます。
病院や会社に勤める仕事のやり方は徐々に減ってきます。
なのであなたにはそうなってほしくない。
しかもWebライターもブロガーも個人で月100万円稼げる副業。
月に100万、50万と稼げるようになれば病棟を離れてフリーランスとして、ハワイやグアムへ旅行しつつ仕事をするのも夢じゃない。
私のブログでは看護師がブログで稼ぐ方法や看護師がWebライターで稼ぐ方法を解説している記事があるのでぜひ参考にしてみてください。
ちなみに私は看護師をしつつ月3万円程ブログとWebライターで稼いでいます。生のノウハウを惜しみなく解説していますよ。
新人看護師のよくある質問
新人看護師によくある質問も下のとおりまとめておきます。
- クレームや苦情への対応方法は?
- 新人看護師が勉強するおすすめの方法は?
- 看護師に向いていないと感じた時どうするか?
- 看護師がやりがいを感じるのはどんなとき?
順番に解説します。
クレーム・苦情への基本的な対応方法とは?
クレーム・苦情への基本的な対応は謝罪、傾聴、対応が基本です。流れは下のようになるので確認してみてください。
- 謝罪する
- 患者・家族の話を良く聞く(傾聴)。何が不満だったのか、どうして不快に感じたのかを確認する
- 師長、上司、先輩、同僚看護師と情報共有
- 主治医や上司へ指示を仰ぐ
- 患者・家族へ対応、解決策、妥協案の提案
- 今後の予防方法やルール変更の検討
一つ一つ当たり前のことと思うかもしれませんが、怒られると焦ってできないものです。クレームをもらったときのことを思い出し、対応の流れを確認していきましょう。
まずは謝罪する
あなたが悪かろうが悪くなかろうがまずは『不快に感じさせて申し訳ありませんでした』と謝罪を行うのが基本です。
患者や家族が謝ってほしいと思っていようとなかろうと患者や家族は潜在的には謝罪を求めているからです。
初動対応では謝罪から傾聴を行うとヒートアップを防ぐことができます。稀に謝罪をしたことでより怒る患者や家族もいますがまず謝罪を行い、誠意を見せるのが吉です。
謝罪をするときには、『ごめんなさい』や『すいませんでした』といった言葉よりも『申し訳ありませんでした。』『申し訳ございませんでした』とより丁寧な言葉を意識した方がトラブルに発展しにくいです。
と不満に感じる方もいると思いますが、クレーム内容が個人の問題であろうと、組織の問題であろうと、初めにクレームを受けた看護師が、まず謝罪を行うのが社会人としての常識的対応です。
謝罪を行うことで患者・家族もクレームの内容を冷静に話す準備ができます。
患者のクレーム内容や苦情の理由を良く聞く(傾聴)
傾聴と一言で書くとただ聞くだけと思ってしまいがちですが、 大切なのは『患者や家族がなぜ不満に思ったのか』、『どうして不快に感じたのか』を考えながら聞くこと です。相槌や質問も交えながら聞くことが傾聴です。
実際ただ単に聞いているだけだと、患者や家族が訴えているクレーム・苦情の意図がわからなかったり、クレームや苦情の内容を誤解してしまったりもすることもあります。
けっこう理不尽なことでご立腹されることもあるので精神的にダメージ受けます、、、。という新人さんもいるかもしれませんね。
患者さんや家族は不安な状態なので気持ちが高ぶりやすいものです。そこを念頭においておくとダメージが少なくなるかもしれません。
患者や家族のクレームが『何に対しての不満なのか』、『患者・家族がどうしてほしいのか(希望や要望)』をしっかり傾聴しましょう。
クレームを言われると謝罪だけをして逃げるようにナースステーションに帰ってきてしまったという新人看護師さんも多いのでは?
患者や家族からの訴えを傾聴したあとは、『対応を検討してお返事を致しますのでお待ちいただけますか』と対応策、改善策、解決策を検討することを伝えてから退席、退室しまし
ょう。
師長や上司、勤務中の同僚との情報共有
謝罪だけで終わらせるのではなく、 師長や上司、勤務中の同僚とクレームの内容、患者や家族の希望や要望を情報共有 しましょう。
一人でクレーム内容を抱えて、対応方法を考えては偏った考えになりがちです。まずは師長や副師長、主任などの勤務中の一番上の上司を交えたカンファレンスを開いて情報を共有して、対応方法や解決策、妥協案などを意見交換しましょう。複数のスタッフで検討することで、病院としての対応や前例はどのような対応をしたのかなどを含めて考えることができ、一人で対応するよりも対応策の精度が高くなります。
という方もいるかもしれませんが、あなたにとって些細なクレームでも患者や家族にとっては重大な問題の場合もあります。
必ず情報共有してから対応方法を検討することをおすすめ します。
情報共有することで間違った対応をするリスクも減らせますし、病院として同様のクレームがあったときの解決策の精度を上げることもできます。
主治医や上司へ指示を仰ぐ
クレームや苦情の内容によっては解決策、改善案が決めかねるケースもありますよね?
最終的な判断は主治医や師長といったトップに指示を仰ぐ のが良いでしょう。クレームの内容にもよりますが、できれば主治医や師長から患者や家族へ解決策や改善案を伝えてもらうとより良いでしょうね。
同僚間で話しても最終的な判断を誰がしたのか、なぜこのような対応をしたのかと後々トラブルになることもあります。そうならないために主治医や師長に最終的な判断をしてもらいましょう。
実際クレームの改善策を伝えるときに新人看護師が伝えるよりも師長が伝えた方がすんなりと応じてくれるって事は少なくありません。
困った時には主治医や師長に指示を仰ぎましょう。
複数スタッフで検討して患者・家族へ対応、解決策、妥協案の提案
患者からクレームを言われて動揺してしまい『次からは○○のように対応します』といってしまうことってありませんか?
理想は上で説明している通りでまずは謝罪をしてしっかりと話を聞きそれをスタッフステーションに持ち帰って複数のスタッフで対応方法を決めてから、解決策や妥協案を提案することです。
一人で対応を考えていては、提案に抜けがあったり、病院の対応としては不適切なこともあったりします。
たとえば『私物の位置が動いていた』という苦情であれば、『次からは触りません』という対応をすると環境整備やベッドメイキングの際に動かしてしまう恐れがあります。複数間で対応方法や解決策を考えればすぐにわかることですし、私物を一つも動かさないということは現実的には難しいですよね?
複数で検討して『私物には基本的には触らないが、シーツ交換や掃除のときに移動させてしまうことはある』と対応策を伝えるのが望ましいです。
確かにスタッフによっては苦手な先輩やクレームが自分のことだと相談しにくいこともあ
るかもしれません。ただ、そのまま自分だけで対応を返答すると余計話がこじれることもあります。そうならないために必ずスタッフ間で情報共有して対応策や解決策を考えましょう。
複数のスタッフで対応を検討してから解決策や妥協案を提案するようにしましょう。
補足ですが、クレームへの返答する際は上司や師長が付き添い可能であればなるべく付き添ってもらい重ねて謝罪をしてもらうと安心です。
今後の予防方法やルール変更の検討
個々のクレームへの対応は当然謝罪から解決策を患者・家族へ伝えるまでで終わります。
しかし、 今後の予防方法やルール変更までを検討してクレームや苦情を再発させないこと が大切です。
以前クレームがあったことが再度苦情として挙がってきたらどうでしょうか。病棟や病院として何も対応していないのと同じになりませんか?
個々の問題をしっかりとチーム、病棟、病院で検討して再発防止に努めることが必要です。
病院によっては、クレームや苦情のリストが作成されており、対応方法も書いてある場合もありますが稀です。あなたが指摘されたクレームや苦情についてはもちろんですが、ほかのスタッフに入ったクレームもあなたに入る恐れがあると考えて対応方法をイメージしておきましょう。
よくあるクレームとその対応方法とは?
よくあるクレームにはしたのようなものがあります。みなさんも一度は経験があるのでは?
- タメ口や幼児語の使用
- パーソナルスペースに対するクレーム
- ナースステーションでの看護師が話す声が大きい
- 手技に対するクレーム
- 食事に対するクレーム
どれも体験したことがあるクレームや苦情ではないでしょうか。それぞれについて対処方法や対応方法も踏まえて別記事の『新人看護師がよく受けるクレームや苦情とその対応方法とは?』で紹介していきます。あなたの経験や過去の対処方法を思い浮かべながら確認してみてください。
新人看護師がやる気を出す方法【勉強するところは2つに分けましょう】
勉強したくないって誰しもが思うものですよね。
だって、仕事場では先輩に「それはエビデンスあるの?」「なんでその手技なの?ちゃんと調べた?」と叱責されてメンタルやれて、仕事が終わっても勉強会とか研修会に参加させられたりといっぱいいっぱいですよね。
正直、私も看護師になりたてのころは、看護技術から薬、治療方法、病気の勉強とたくさんありすぎて目が回るような感じでした。
誰しもが通る道と。
その言葉だけで終わらせるのはあまりにも古典的。
そこでここでは、効率よく勉強するために、勉強したくない看護師に向けて、勉強するところを2つに分ける方法を紹介します。
これは私も実際に実践して一番効率がいいと思った方法です。
それが下の方法。
- 生死に関わる処置、必須の看護技術は確実に勉強する
- 仕事場で疑問に思ったこと、先輩に聞かれて答えれなかったことはその日のうちに解決する
これだけだとあいまいなんで詳しく説明します。
生死に関わる処置、必須の看護技術は確実に勉強する
診療科によって違いますが、あなたの科では何がよくする処置ですか?よく使う看護技術は?
例えば、私の場合、精神科なので、
- セレネースの筋肉注射
- せん妄の対応方法
- 点滴手技全般
といった手技が毎日の看護業務で使うところ。
こういう毎日使うものは優先度が高くなります。
逆に心電図の読み方、血液検査の結果などは必要不可欠な知識ではあるものの、優先順位が低くなってきます。
まず自分の分野で確実に使って生死に関わるような処置や看護技術はまっさきに勉強しましょう。
仕事場で疑問に思ったこと、先輩に聞かれて答えれなかったことはその日のうちに解決する
もう一つ重要なのは、仕事場でふと疑問に思ったこと、先輩に聞かれて答えれなかったことはその日のうちに勉強しておきましょう。
結局、人って自発的に動かないと記憶に定着しにくいんですよね。
それって経験則でもわかりませんか?
例えば友達と爆笑した話の内容って意外とおぼえてないですけど、人に怒られた記憶とかけなされた、辱められた記憶ってものすごく残りますよね。
やっぱり自分で悔しいとか、辛い、苦しいとか思った時のほうが記憶に残りやすいんですよ。
だからこそ、仕事で疑問に思ったことはその場ですぐにメモをとっておいて、休憩中や仕事が終わった後にネットや本で知識の確認をしておきましょう。
大切なのは、その日のうちに解決しておくこと。
時間を置いたらすぐに忘れるのも人間のすごいところですよね笑
【勉強したくない看護師から勉強を少しする看護師になった管理人のエピソード】
管理人のハチです。
私は偉そうに看護師の記事を書いてますけど、正直言って全然勉強するタイプの人間ではありません。
そもそも保健師になったのも、「夜勤とか無理!」「患者の命に向き合うのとか重すぎ」と思っていました。
看護師になったのもできる限り家族に時間を使いたいと思ったからですしね。
そんな私が「勉強したくない」から「少し勉強する」看護師なったきっかけについて話しておこうかなと。
私は看護師になったとき、最低限の知識は入れておこうと看護技術の基礎本を読み漁っていました。
それこそ図解のある技術本から、ポケット看護技術の本、血液検査の本といろいろと毎日読み漁っていました。
それはあくまで「わからないから」であって、「勉強したくない」っていうのはずっと根底にありました。
転機があったのは就職してすぐでした。
実は私、ずっと苦手な先輩看護師さんがいまして。
その人は仕事もできるし、リーダーシップも発揮できるし、患者にも慕われているしと完璧な看護師さん。
でも、なぜか私にはとても冷たく、それこそ無視されているといっても過言ではありませんでした。
きっかけもよくわかりませんが、「質問しても無視」「挨拶しても無視」「お礼をしても無視」という三拍子揃っていました。
参考【いじめ撃退】無視する先輩看護師への6つの対処法【意地悪な理由と例を徹底解説】
話もしたくなかったのですが、仕事でどうしても話さないといけないタイミングで言われた一言で私に火がついたんですね。
「そんなこともわからないなら看護師やめて保健師に戻れば」
この一言ですね。
今でも、思い出すとメラメラしてきますね。(いや身体の内が煮えたぎってきますね)
まぁ正直いえば図星でもあったんですよね。勉強はしているつもりで実践に全然活かせてなかったんで。
そのとき、何に対してそう言われたのかは覚えていませんが、そこからは優先順位をつけて勉強し始めました。
それこそ、上で紹介した形で効率重視で。仕事に使う知識からつけていく方法で勉強していきました。
その先輩看護師とはどうなったか?
育休に入って復帰したら、垢がとれてしまったのか、すっかりいい人に。
より完璧になってしました笑
いまでは仲良くさせてもらってますが、未だにあの時言われた一言を思い出して真に仲良くなろうとは思えませんが汗
あなたも誰かに言われた一言でハッとさせられたり、ムカっとさせられたりしていませんか?
自発的に勉強するきっかけって意外とどこにでも転がっていますよ。
あ、ただ。
先輩看護師からのいじめやパワハラ、無視などなどで仕事にいくのがしんどい。
行く途中で吐きそうになる、胃が痛くなる、めまいがする、不眠になってる。
などなど。
おかしいと感じているなら無理して続ける必要はないですよ。
看護師ってどこでも仕事できるんで3年経つまでとか、あと数ヶ月とか粘る必要性はありません。
新人看護師が『看護師が向いていない』と感じる理由は?
と悩んでいませんか?
新人看護師が『看護師が向いていない』と感じる理由は、常にストレスフルな状態で余裕がない状態だからです。
看護師に向いていないと感じる理由にはいろいろありますが下のようなものではないでしょうか?
- 採血や点滴がうまくできない
- インシデントやアクシデントばかり起こしてしまう
- 周りの同期より覚えが悪い
- テキパキ動けない
- 同じことで怒られる
- 物覚えが悪い
- ミスばかりしてしまう
挙げ始めるとキリがなくなりそうですが、上に書いたのは実際管理人の私が日々感じていたことです。
今でこそ看護師を続けれていますが、新人の頃にはいつもミスばかりをして、先輩や同期に迷惑をかけていましたし、残業ばかりしていて、『私は看護師に向いてないんじゃ、、、患者さんの命に何かあったら大変』と責任の重さも感じていました。
責任の重さを感じる看護師さんや責任を少しでも軽くしたいあなたは『看護師の責任が重い15つの理由と辞めたい体験談【看護師は何が大変?看護職の責務は?】』が参考になります。
その上、先輩看護師は、嫌味や陰口ばかりを言う人で有名な人がいてそれもつらかったですね。
あれは保健師から看護師に転職したばかりの頃です。
その先輩看護師は何をするにも高圧的で、
採血や処置の準備をして最終チェックをお願いすると、
- 『え?こんなこともチェック必要なくらい勉強してないの?』
- 『自信ないなら辞めちゃえば?』
などと厳しいことを常に投げかけられていました。
しまいには、休憩しようと休憩室に入ろうとした時
『あの子ミスばっかりしてて、アクシデントレポートの山でも作るつもりかな?看護師よく続けれるよね!』と大きな声で笑っていました。
周りもそういう人とわかっていたし、私に優しくしてくれる先輩もたくさんいましたが、その時は消えてなくなりたくなりましたね。
プリセプターにしんどいことを伝えると話を聞いてくれて『大丈夫や。話を聞けてるんやし技術はあとからついてくる』と言われたんですよね。
そのときにハッとしたんですよね。
看護師に向いている向いてないは技術や知識、仕事の能力ではなく、患者のことを考えれるかという点だったと気付かされました。
そこから気持ちを切り替えれるようになって、気づいた頃には、その先輩の嫌味や陰口の対象が患者や師長に変わっていました。
何がきっかけになるのかはわかりませんが、人間って単純なもので気持ちが切り替えれると前へ進めてしまうものなんですね。
ここでは、私の経験も踏まえて、新人看護師が『看護師に向いていない』と感じた時にやるべきことを紹介していきます。
たとえば、あなたは下の様な状態になっていませんか?
- 覚えることが多くてどれもこれもメモを取っている
- 仕事場でも家でも教本を読んで休む間もなく勉強している
- 先輩や患者との人間関係を構築するのに気を使っている
- 常に緊張していて心が休まる余裕がない
上のような状態がずっと続いているとどんどん看護師としての自信を失っていってしまいには『看護師が向いていない』と感じてしまうわけです。
参考看護師転職サイトの選び方+ランキングベスト3【脱看護師しましょう】
参考【2020年版】精神科看護師への転職マニュアル【結論:ラクに看護できます】
新人看護師が『看護師に向いていない』と感じたらやる5つのこと
看護師に向いてないと感じた時にやるべきことは以下のことです。
- 自分が看護師に向いていないと思う事、現在の不満を書き出してみる
- 勉強量を減らしてプライベートを充実させる
- 人と比べず自分の看護を見つめ直す
- プリセプターとじっくり相談してみる
- 辞めた時のメリットとデメリットを考える
どれも手間や費用がかからないものばかりですよね。一つずつ順番に紹介していきます。
自分が看護師に向いていないと思う事、現在の不満を書き出してみる
あなたが『看護師に向いていない』に向いていないと思う理由はなんでしょうか?
先輩看護師や師長に向いていないと言われたからでしょうか。それともミスばかりして進歩がないと感じるからでしょうか。
あなたがなぜ看護師に向いていないと思うのか一度書き出してみませんか?
書き出すことで、あなたが感情的に看護師に向いていないと思っているのか、それとも冷静に分析して向いていないと感じているのかがわかりますし、対処方法も考えるきっかけになります。
実際に例を上げるのであれば、私は上記でもいったとおり看護師に向いていないと思う瞬間がありました。
そのときは冷静になれていませんでしたが、今の目線で自分が看護師に向いていないと思う事や不満を書き出してみると下の様になりました。
- 仕事でミスばかりをして患者に害を与えるのではないか
- 残業ばかりしてつらい
- 先輩看護師からの言葉がしんどい
といった具合に書き出せます。
客観的に見ても『つらい』『しんどい』といった形で感情的になっているのがわかりませんか?
感情的になっていては偏った考え方になってしまいます。
そのままの状態で看護師に向いていないと感じて辞めてしまってはもったいないです。
たとえば私の場合の対処方法を考えると下の様になりますね。
- 仕事でミスをする、残業→仕事の優先順位の付け方やスケジュールを見直す、仕事の順番などを考える
- 先輩看護師との人間関係→勤務を調整を検討して貰う、別の病棟へ異動を検討して貰う、転職する、同期とストレス発散をする
といった具合で、一旦現在の気持ちを書き出すことであなたの頭をスッキリさせることができ、さらに対処方法まで落とし込むことができます。頭の中で考えていてもモヤモヤするだけです。
まずは、あなたのスマホのメモ帳アプリやその辺に置いてある広告やノートなんかにあなたも不満や『看護師に向いていない』と思った理由を書き出してみましょう。解決策が見つかるかもしれません。
勉強量や時間を減らしてプライベートを充実させる
新人看護師の頃は、勉強や仕事のことで自分の時間がないという人も多いのでは?
勉強ばかりしていたり、仕事の事ばかり考えたりしていると視野狭窄が起こって自分が『看護師に向いていない』のではと悩んでしまうことも多いものです。
いっそのこと勉強量や時間を減らしてプライベートを充実させるよいかもしれません。
プライベートを充実させることで、明日からの仕事を頑張る活力になりますよ。
たとえば、
2カ月後のシフト表を調整してもらって同期との飲み会を開催してみたり、
LINE で学生時代の同級生と連絡をとって暇な日にランチや遊びにいって愚痴を言い合ってみたり。
休日だけでなく、
平日の日勤終わりに自分の御褒美にケーキを買ってみたり、
夜勤開けにエステに行ってみたりとあなたにとって癒しになることをしてみましょう。
勉強量を減らすのが不安な人や仕事のことが頭を離れないという人もいるかもしれませんが、そのような状態だと疲れきってしまいませんか?
仕事のことも大切ですが、プライベートや自分を優先することが何より大切ですよ。
あなたが明日からの仕事に集中できるように、勉強量や時間を減らしてプライベートを充実させてみませんか?
人と比べず自分の看護を見つめ直す
看護師に限らずどのような仕事でも人と比べては落ち込んだり、自分のできなさを責めたりするものです。
看護師だと余計に仕事のできる、できないが顕著にあなたの評価につながるので、スムーズに業務をこなせなかったり、記録をサッと書くことができなかったりすると『自分は看護師に向いていない』のではないかと悩んでしまいます。
しかし、人と比べることは意味がありません。実は看護師に向いている向いていないは、看護技術や知識で決まるものではなく、患者ファーストでいられるか、患者のことを常に考えられているかが大切です。
実際看護師をしているといろんなタイプの看護師がいます。患者の文句をスタッフステーションで言い続ける人もいれば、八方美人の看護師もいます。
仕事の要領や記録を書くスピードがなかなか上がらないと不安な人もいるかもしれませんが、実はそれらは後からでもついてきます。
周りがどのようなスタッフであろうと自分の看護を見つめなおしてそれを貫いていくことが何よりも大切です。
あなたにしかできない看護があるはずです。
たとえば
- 目をみてしっかりと患者のニーズを捉えることができる
- 患者が言語化しなくてもニーズを受け取れる
などなどあなたなりの看護を確立できれば『看護師に向いていない』という気持ちも減っていくでしょう。
プリセプターとじっくり相談してみる
『看護師に向いていない」と悩むのはあなただけではありません。管理人の私も経験していますし看護師なら誰しも一度は経験するものです。
それはあなたのプリセプターも例外ではなく、新人のころに経験しています。もしプリセプターが厳しい、怖いということがなく相談できそうなら一度じっくりと相談してみるのもよいかもしれません。
相談相手を作ることは大切で、一人で悩んでいたことがプリセプターに話すことで軽くなったり、解決の糸口をつかめたりするものです。
実際解決までいかなくともプリセプターに話すことでつらさや苦しさを共有できて仕事をしやすくなることもあります。
プリセプターに話しただけで何が変わるのかと疑問に思う方もいるでしょうが、話さずに潰れてしまうぐらいならまず話してみませんか?そうすることであなたの気持が軽くなるかもしれませんよ。
プリセプターと居酒屋にいったり、ランチにいったり、休憩時間に時間を作ってもらったり、仕事終わりに時間をつくってもらったりと、じっくりと話す時間を作って相談してみましょう。
辞めた時のメリット・デメリットを考えてみる
『看護師に向いていない』と思ったときにやってみることをいくつか紹介しましたが、それでもつらい、しんどい、もしくは身体や精神的におかしいということであれば転職することも立派な手段です。
ただ、転職する前に今転職することメリットやデメリットを考えてみましょう。
『新人看護師が転職するメリット・デメリット』でも紹介しているとおりメリットやデメリットは下のようにまとめられます。
- 人間関係をリセットできる
- 高給与のところにいけるかも
逆にデメリットはなにか考えてみます。
- 一から覚えなおさないといけない
- 奨学金問題
新人看護師でも辞めてもいいのか?
と疑問に思う方もいると思いますが、身体や精神的に体調を崩して看護師ができなくなってしまってはあなたの人生が大きく変わってしまいます。
転職してリセットすることであなたが看護師を続けられるのならそれでいいのです。
新人看護師が辞めてもいいのか?
新人看護師が辞めるのって技術や知識が深まらないから辞めない方がいいってよく聞きますけど、実際プリが厳しくて辞めたいとか、人間関係がしんどくて辞めたいって看護師は辞めても良いんですか?
結論からいうと新人看護師でも辞めてもいいです。
ただ、無計画で退職しようとしている人にはストップを掛けさせてください。
新人看護師が辞めても良いの?と疑問に思う人も多いですよね。
結論は、新人看護師でも辞めても良いです。
ただ、下の様なあなたは一旦踏みとどまるべきです。
- 貯金を切り崩せばいいわ
- 転職先きまってないけどいいかぁ。
後先をしっかりと考えれてない人は辞めないべきです。
一旦冷静な視点で、新人看護師が辞めるメリットや転職するデメリットを考える必要があります。
ただ、下の様な人は迷わずに辞めるべきでしょう。
- 夜も眠れていない、その影響で遅刻してしまう
- 気持ちが鬱々として仕事に集中できない
- 先輩からの質問に言葉が出ず上手く返答できない、思考停止してしまう
- 蕁麻疹(じんましん)や帯状疱疹が出ている
- 病棟にいると吐気や嘔吐をしてしまう
- 仕事をしていると涙が出てくる
- 食欲がわかず食べ物がのどを通らない
これらの状態や症状が出ている人は極度にストレスがかかっている状態です。このような状態で看護師を続けてしまうと、せっかく看護師になったばかりなのに、看護師自体を続けられなくなってしまうかもしれません。
迷わずに転職を考えるべきです。
新人看護師でも転職を受け入れてくれるところや教育をしてくれるところは看護師転職サイトを利用すればたくさん見つけることができますよ。
看護師がやりがいを感じるのはどんな時?
看護師がやりがいを感じるのは次のとおり。
- 患者さんや家族からの「ありがとう」はやりがいそのもの
- 重症の患者さんが良くなって退院していく瞬間
- 患者の言葉や行動、成長で元気をもらえる
- 患者や家族から頼りにされた瞬間
- 気難しい患者と打ち解けることができたとき
- 看護師として独り立ちするとやりがいや達成感を感じる
- 後輩の成長を感じたとき
- 看護師としての専門性を高めたとき
- チームとして看護がうまくいった時やチーム医療ができたとき
- 最新の医療に携わることで自信とやりがいに
- 患者と向き合ったとき
順番に解説します。
患者さんや家族からの「ありがとう」はやりがいそのもの
人生において本当に感謝の意をこめて「ありがとう」といわれる職業って多くないのでは?
看護師は患者の命を預かる仕事なので、責任の重さはどの仕事よりも重く感じますが、その分患者さんや家族から「ありがとう」と伝えられると、看護師をやってきてよかったとやりがいを強く感じます。
私は精神科に勤めている関係もありますが、患者から暴力や暴言を受けるケースも多いですが、アルコールや薬物のせん妄でわけがわからなくなって「殺すぞ」「てめぇ、コラ」と怒っていた患者が良くなって、退院するときには、はにかんだ笑顔で「なんかかなりひどいこといったみたいやけどめげずに治療してくれてありがとう。」と感謝されるとうれしいものです。(またすぐ入院してくる患者さんも多いですけどね笑)
「ありがとう」なんてどの仕事でも言われるじゃないかと思う人も多いとかもしれませんが、赤の他人から本当の意味で感謝を伝える「ありがとう」って普通に生活していると聞けませんよね。
新人の頃は特に、この「ありがとう」という患者の言葉に何度も救われるものですしやりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。
重症の患者さんが良くなって退院していく瞬間
重症の患者さんが良くなって退院していく瞬間や、回復していく過程をみれるのも看護師としてやりがいを感じる瞬間ではありませんか?
私の場合は、精神科勤務のため、統合失調症の患者さんが、「ガンマンに狙われている」「自分を殺すって聞こえてくる」と注察妄想や幻聴といった陽性症状に左右されて自宅でも家族に攻撃性を見せたり、自宅が荒れ果てていたりして入院してきた患者がよくいます。
そのような患者が内服や筋肉注射による治療をしていくうちに徐々に陽性症状がなくなっていき、自分の統合失調症とはどのような病気なのかを勉強したり、看護師や心理士との精神療法を繰り返したりしていくうちに「あー自分は病気だからお薬が必要だな」と理解していきます。
治療の過程や患者の成長、悪かった状態から良い状態に変わっていく様子を見られると、看護師をやっていてよかった、関わって良かったとやりがいを感じます。
診療科によっては歩行もままならない状態の患者さんが、回復してADLが回復し自力で歩行して帰って行くとやりがいを感じませんか?
患者の言葉や行動、成長で元気をもらえる
患者さんの言葉や行動、成長で元気をもらうことも多く、それがやりがいに感じることもあります。
たとえば、うつ病の患者さんからもらった言葉に「つらいのは幸せになる途中だから」という言葉があります。患者さんは誰かの受け売りだからといっていましたが、患者さんにとってはとても重い言葉だったと思います。
なぜなら、その方は自分の子どもを交通事故で亡くしてからうつ病になった方だったので、「幸せになる途中」といってもその先にはずっと子どもがいないという事実は変わらないからです。その方は徐々に体調を戻していき、うつ状態からは脱して退院はしていきましたが、私の胸には「つらいのは幸せになる途中だから」が今でも突き刺さっています。
境遇は違いますが、つらい事があったり悲しいことがあったりしてもその言葉を思い出しながらやればなんとかなるものです。
診療科によっては、下半身麻痺の患者のリハビリをしている姿を見て自分も頑張らねばと思う看護師さんもいるでしょうし、患者が病気に立ち向かう姿を見て元気をもらう看護師さんもいるかもしれませんね。
あなたも患者の言葉に耳を傾けてみると面白いかもしれませんよ。
新人看護師は、看護師としても人間としても成長させてもらえる
新人看護師さんならなおのことですが、看護師として仕事をして患者さんや家族と関わることで人間としても成長することができます。
看護師は患者さんの回復を見られる一方で、患者さんの死に直面することも多いです。
患者によっては、余命を宣告された患者、死が近づいていることを薄々感じている患者、家族から見放された患者などなどさまざまな方がいます。それぞれが自分自身で選択して生きていくわけですから、看護師は患者や家族の意思を尊重しながら看護師として何ができるのかを考え、ケアや退院までの計画を立てていきます。自分の看護が間違っているのではないか、この言葉がけや選択で正解なのか自問自答しながら看護師として成長していきます。患者ごとでの人生があること、その治療に携わっていることなどを感じながら仕事をしていくうちに人間としても大きく成長していくでしょう。
患者や家族から頼りにされた瞬間
患者さんや家族から頼りされると看護師としての自分が誇らしく感じやりがいを感じます。
新人看護師の頃はあまり経験がないかもしれませんが、採血や点滴にあなたの名前を指名されるとうれしく感じますよね。また患者さんから「あなたが受け持ち看護師でよかった」「家族になかなか言えないことも代弁してくれて助かった」などなど頼りにされると幸せな気持ちになります。家族への対応でも「あなたが担当の看護師になってから笑顔が増えた気がする」「相談しやすくて助かっている」と言われるとますます仕事を頑張れますよね。
新人の頃は傾りにされる場面が少ないとは思いますが、これから経験を積めばどんどん頼られる看護師になっていけますよ。
気難しい患者と打ち解けることができたとき
看護師も人間なので、合う人もいれば苦手な人もいます。それは患者にも同じことが言えて、関わりやすい話しやすい患者さんもいれば、とげとげしく感じる患者さんや、やりにくく感じる患者さんもいます。
病院なのでいろんな背景、人生経験のある患者さんがきます。生育歴の問題、病院や医療への不信感や嫌悪感、病気による精神的な影響などなど理由はさまざまです。気難しく感じたり、やりにくく感じたりするのはあなたのせいだけではないこともあります。
そこで投げ出さずに関わっていくうちに、徐々に患者と打ち解けることができたときは喜びで胸がいっぱいになります。看護師をしていると、どうしても苦手な患者、気難しくやりにくく感じる患者は現れます。そこで逃げずに関わることであなたの成長にもやりがいにもつながりますよ。
看護師として独り立ちするとやりがいや達成感を感じる
新卒の頃は、職場にいても家に帰っても参考書とにらめっこしたり、職場にでてきてもポケット参考書を片手に血液データを睨みつけたりと自信がもてずに落ちつかないですよね。
ただそこでグッとこらえて勉強や日ごろの仕事を頑張って覚えて行くうちに、徐々に任される仕事も増えて行く頼られることも増えて行きます。いやな先輩がいたり、上でも説明した嫌な患者がいたり、患者さんが亡くなってつらくなったりもしますが、そのような苦難や苦労を乗り越えて看護師として一人前になっていきます。
新人の頃は周りが見えず自分で精いっぱいなことが多いですが、独り立ちできるようになると患者の看護に目を向けられるようになったり、患者や家族とのコミュニケーションをとれるようになったりして、自分なりの看護ができるようになりやりがいを感じられるようになっていくでしょう。
後輩の成長する喜び
新人看護師といえども、2年目になれば後輩が入ってきますし、一応は先輩になるわけです。いつまでも新人でいられないのが看護師のつらいところですよね。
でも、後輩の看護師に仕事を教えていき、後輩が看護師として成長していく姿をみるとうれしいものです。
私も後輩に指導することが増えてきましたが、患者さんの対応でなかなか言葉が出て来なかった後輩が、うまくコミュニケーションをとって患者の希望や家族の要望などを聞けるようになっているのをみると「あー成長したな、この子たち」と感慨深くなるものです。
また人に教えるためには自分もしっかりと理解していないとだめなので、改めて勉強をし直す機会にするのもよいかもしれません。看護師になりたての頃はあまり理解できていなかったことも実務経験を積んだことで、頭の整理がしやすくなっていることもあります。
後輩が成長していき、そして自分も頼られる看護師になっていけばやりがいを感じられることは間違いありませんよね。
看護師としての専門性を高めたとき
看護師としての経験を積めば積むほど専門性も増していき、やりがいを感じていきます。
新人の頃は、その病院のやり方から、看護師としての基本的な知識や技術の習得などで精いっぱいになりがちで『専門性を高めること』からはほど遠いです。
実際、私も一年目、二年目は、採血や点滴の手技の習得のために新人看護師同士で集まってお互いの両腕を青くしながら練習したり、家に帰ってからは大きめの本屋で看護技術の基礎的な本を漁ったり、ポケット知識本とにらめっこしながら患者対応をしたりと専門性とは程遠いところにいました。
そして看護師三年目頃になってからようやく、地に足をつけて患者やその家族と関わることができるようになってきて、認知行動療法を利用しながら退院に向けて取り組んだり、依存症家族へ『アイメッセージ』(私は〇〇と思うという形で気持ちを伝える方法)で気持ちを伝えてみてはどうかと模索したりできるようになってきました。
[chat face="woman-nurse.jpg" name="ナス子" align="left" border="gray" bg="gray" style="maru"]まだまだ専門性なんか意識できないし、看護師として特定の分野に特化するなんてとてもとても。[/chat]
と感じているかもしれません。
しかし、それは今、あなたが一生懸命勉強してもがいているから。基礎的部分、手技の基本的な部分が身についてくると、診療科ごとでの専門性も高まって行き、やりがいを感じれるようになります。
余談ですが、経験が増えてくると、病院外研修への参加、研究発表への参加なども増えていき、自分がやりたい分野、専門性を高めたい分野もできてきます。そうなると新たに認定看護師、専門看護師といった資格をとってキャリアアップやスキルアップしたいという気持ちも出てくるでしょう。専門分野や得意な分野ができると患者への対応力が上がり、他の看護師への指導もできるようになり、新しいやりがいが生まれてきますよ。
チームとして看護がうまくいった時やチーム医療ができたとき
新人の時には、日々の業務についていくだけで、必死になり周りに目を向ける余裕がなかったり、うまく相談できなかったり、他の職種と連携や連絡をしたり、先輩看護師とプチカンファレンスをしたりすることができなかったりしますね。
その時期を越えて、あなたが『ホウレンソウ』をできるようになってくるとチームとして患者にかかわれるようになり、チームとして看護がうまくいったり、医療職のチームの一員としてチーム医療にかかわれたりと、やりがいも見つけられるようになります。
実際、私はうつ病の患者へのかかわりに悩んでいるとき、スタッフ間でカンファレンスをしていると、ひょっこり来た主治医とも相談ができたことがありました。(後々聞くと先輩が呼んでくれたみたいですが笑)そこから心理士さんとの心理検査やカウンセリングが開始されて、その患者さんの性格的な傾向をつかめて作業療法を導入することで徐々にうつが改善できました。その時『あ、チーム医療ってこういうことなのかな』と感じられました。
自分の仕事で手がいっぱいで、チーム医療の「ち」も意識できないです。
と感じているのは仕方ないですよ。
無理せずまず自分の技術や知識を身につけましょう。そして、少し余裕ができたら周りに目を向けてみませんか?すると周りでカンファレンスをしている先輩や医師、PT、OT、心理士さんがいることでしょう。
周りの他職種を意識できたり、先輩や主治医と相談できるようになってきたりすると、あなたなりのチーム医療、チームでの看護が見えてきて、やりがいを感じられるようになるかもしれません。
最新の医療に携わることで自信とやりがいに
病院に勤めていると新しい医療や新しい治療に触れる機会も多いものです。
目新しい機器や治療に触れることは、やる気や勉強の意欲を刺激してくれます。特に若いころは柔軟性も高く、どんどん新しいものが入ってくることにも抵抗がないかもしれません。
実際新しい薬が導入されるときには、内服方法やどのような副作用があるのかなどを勉強することは大変ですし、看護師間で共有するのも時間がかかります。しかしそのような最新の医療に携われることは大きなやりがいにつながります。
患者と向き合う時間や一人一人と関わるとき
新人看護師はどうしても手技や知識に傾倒していきがちですが、看護師にとって大切な技術は患者さんや家族とのコミュニケーションです。患者さんや家族のニーズを引き出せるか出せないかはやりがいに大きく関係している様に思います。
実際、急性期に勤めていた友人は看護手技や治療にこだわる同僚を見ていて、疑問に感じて、患者さんや家族とじっくり関われる慢性期、終末期の病棟へ異動をしてから『亡くなる方もいるけど毎日患者にゆっくり関われるから自分に合っている』と言っていました。
その点については私も激しく同意です。私は一般科での経験は短いですが、精神科に転職してからは患者とのコミュニケーションや、患者さんや家族と向き合う力がとても大切な技術だと毎日感じています。
毎日点滴の管理や処置で、バタバタしていて患者と関わる機会がないですよ。
と嘆いている人は慢性期や終末期、精神科などといった転職してみるのもよいかもしれません。
他の一般職よりも高給与だからプライベートが充実する
看護師はほかの一般職に比べると初任給が高いので、自分の趣味やプライベートでお金を多く使えるのが強みです。特に新人の頃は仕事や研修に時間が取られてなかなか出かける余裕がないかもしれませんが、そういうときこそ、しっかりと自分の時間をとって息抜きをすることがストレス解消になります。
仕事にやりがいを見いだせない人もいるかもしれませんが、それで構わないのです。大切なのはあなたが生き生きと人生を謳歌すること。看護師は景気にも影響を受けにくい仕事ですので、周りを気にせずにプライベートを充実させて、友人と遊びにいったり、家族との時間にお金を使ったりと有意義に過ごしましょう。それが仕事への活力や、やりがいにつながることもありますよ。
全国どこでも仕事があるからマイペースに仕事ができる
看護師の国家資格さえとっていれば、北は北海道から南は沖縄までどこにいっても看護師の求人はあります。新人のあなたは、今は基礎的な技術や知識といった部分を身につけるために3 年ほどは大きな総合病院などで修業をしている期間かもしれませんね。その期間はつらいかもしれませんが、ある程度手に職をつけてしまえばこちらのものです。
仕事をしているうちに自分の趣味が見つかればそれにお金を使うのもよいのです。たとえばサーフィンに目覚めれば湘南へ移住してもよいでしょうし、スキーやボードにはまったのであれば長野の五竜や妙高なんかに移住してしまうのもよいかもしれません。また島での生活や田舎暮らしをしたいのであれば長崎県の五島列島や沖縄の石垣島なんかに移住して看護師をしてみるのも楽しいかもしれません。
逆に安月給で耐えれないということであれば、東京や大阪などの都心にいって貯金をして自分のしたいことのための資金を溜めるのもよいかもしれません。
自分の生活スタイルで仕事ができるのも看護師の魅力で、自分のやりたいことのために看護師をやるのもやりがいになるかもしれません。
新人看護師がやりがいを見失ったらやらべき3つのこと
毎日看護業務や患者対応をしているとなかなかやりがいを感じれなかったり、見失ったりすることはよくありますよね。
ただそのまま仕事をし続けると看護師自体にやる気を見出せずにしんどくなったりつらくなったりしてしまうかもしれません。
そんなあなたにやりがいを見失ったときにやるべき3つのことを紹介させてください。
結論から言うと下のようにまとめられます。
- 患者との時間をより大切にしてみる
- 同期やプリセプター、先輩と看護師になってよかったことを共有してみる
- 環境が悪くやりがいを感じれないときは転職を
一つずつ確認していきましょう。
患者との時間をより大切にしてみる
看護師の仕事は患者あってのことですよね?
新人の頃は医療処置や次の仕事のことが頭をチラついて、患者さんとのコミュニケーションが疎かになりがちでありませんか?
業務で辛くなっている人ほど、患者さんとの会話ややり取りを見つめ直してみると、そこからやりがいを見出せるかもしれませんよ。
実際現役看護師の方も患者さんとの関わりの中にこそ、やりがいを見出しています。
患者さんと関わってる時こそ看護師としてのやりがいを感じる事が多く有ります
引用:Yahoo!知恵袋
魅力になるかわかりませんけれど、患者様の笑顔や私にかけていただいた声など数えきれないモノもあります。この仕事をしていないと出会えなかった人たちがいます。別れもありますが。それ含め、魅力ですかね。
引用:Yahoo!知恵袋
このように患者さんと関わることで、あなたなりのやりがいや魅力を発見できるかもしれません。
えー患者とのもっと増やすとか絶対無理!と感じている人も多いでしょう。なにも患者さんとの時間を増やしたり、会話をするために訪室したりする必要はないです。
いまあなたがやってる看護や医療処置の時間に患者とコミュニケーションの隙間を持ちませんか?たとえば採血するときに患者と目線を合わせて話してみたり、点滴交換のときにも今日の調子をチラッと聞いてみたり。
些細な関わりの中にこそ、やりがいが見つけられるかもしれませんよ。
同期やプリセプター、先輩と看護師になってよかったことを共有してみる
同期やプリセプター、先輩と看護師になってよかったことや、やりがいを感じたことを共有してみるのも新たな発見があるかもしれません。
看護師ひとりひとりでやりがいを感じる場面は違いますが、同じ看護師の意見を聞くとやりがいをどこに持てばいいのか、他の看護師のやる気、モチベーションの保ち方など参考になるでしょう。
実際看護師によってやりがいはさまざまです。患者との関わりにやりがいを感じる人もいれば、医療処置や技術の向上にやりがいを持てる人もいれば、給料やプライベートの時間にやりがいを感じる人もいます。
患者さんからやりがいを見出せる人は下のような体験をしています。
私は患者さんが退院するときに感謝された時です。それも苦労した方だったら余計にやってて良かったと思います。(非力なので、どんだけ力になったかは分かりませんが…)
改まって感謝、手紙、泣かれたりするとグっとくるものがありましたね。
引用:Yahoo!知恵袋
逆に患者さんから見えないところでやりがいを見出す人もいます。
魅力とやりがいですが、些細な自己満足ですが、これまでできなかった技術ができるようになったとか。私は手術室にいたこともありますが、自分が最善を尽くせば手術時間の短縮につながった。よかった!みたいな。患者様から見えることのほうが少ないところでやりがいがあります。
引用:Yahoo!知恵袋
さらに、給料やプライベートにやる気やモチベーションも持って行く人もいます。
やっぱり働いた対価をいただいた時ではないでしょうか?
引用:Yahoo!知恵袋
給料が資格なしの人より
ちょっとだけ良いと言うモチベーションがやりがい
引用:Yahoo!知恵袋
同期はとくに新人だからこその悩みや辛さも共有できますし、先輩は新人の頃どのように切り抜けていったかを聞けると思います。
「聞いても自分が体験したわけじゃないし意味ないように感じますけど。」
と感じているひともいまるかもしれません。ただ現役の看護師の生の声を聞くことであなたの悩みが軽くなったり、やりがいやモチベーションの維持の仕方など参考になることもあります。
明日仕事の合間に同期や先輩に声をかけてみてはどうでしょうか?
環境が悪くやりがいを感じれないときは転職を
やりがいを少しずつ見出せそうな気がしている人と、そうでない人がいるかもしれません。
いずれにしても新人看護師のあなたは下のような悩みを持ってはいませんか?
- 師長や先輩との人間関係が悪くてやりがいどころじゃない
- 看護師以外の事務作業やクレーム対応が多くて職場に魅力がない
- 業務量が多すぎて毎日残業。患者さんに目が向けれない
上のようなに悩みを抱えているのはあなただけではありません。
特に新人のころって仕事を覚えたり、技術をみにつけたりするだけで精一杯なのに、それに加えて病院の環境や業務体制が悪いとやりがいややる気、モチベーションどころではありませんよね?
辛い状況や苦しい状況から逃れるには転職するのが一番良いでしょう。
なぜなら新人では病院の体制を変えたり、人間関係を劇的に改善するのは難しいからです。(新人だけではないかもしれませんが汗)
そして、新人看護師の忙しい状況を考慮しながら転職をスムーズにできるのは看護師転職サイトに登録するのがおすすめです。
看護師転職サイトとは、看護師の転職を専門としている会社が運営しているサイトです。特記すべきは無料で利用できて転職から退職までをトータルサポートしてくれることです。
具体的には下のようなサービスをすべて無料で利用できます。
- 退職の手続きへの新卒向けのアドバイス
- 新人看護師向けの履歴書や職務経歴書の書き方フォロー
- 新人や第二新卒に適した求人探し
- 面接や見学、入職日などの日程調整
- 慣れない面接対策や面接への付き添い
- 人間関係や環境などの内部情報提供
- 給料や勤務条件の交渉
- 転職後のサポート
これらのサポートがすべて無料で受けることができるんです。
新人だからこそ、教育体制がしっかり整ったところがいいですし、人間関係がよくて相談しやすい環境がある病院へと転職したいものですよね。
大切なのは自分で比較して納得した看護師転職サイトに登録して転職活動をスタートさせることです。
当サイトでは以下のように看護師転職サイトの情報をまとめていますので参考にしてみてください。
\完全無料/
/業界トップクラスの求人数\
【まとめ】新人看護師が病棟に疲れたなら転職ありです
新人看護師が病棟に疲れたのなら転職も選択肢に入れてもOKです。
ただ、この記事でもまとめたとおり新人看護師が病棟疲れしない対処方法をぜひ実践してみてください。
あなたの悩みは自分のうちにある問題である可能性もあります。
ま、看護業界の闇も深いので本当にきついときには辞めて大丈夫です。
他の病院でも看護師はできますし、その病院だけが看護師業界のすべてではありません。
いまのあなた、これからのあなたがどのような看護師になりたいか、どのような未来を想像しているかで看護師をする場所を決めたらいいです。
転職も視野にいれるなら情報収集のためにまずは看護師転職サイトのアドバイザーと相談してみましょう。
当サイトでおすすめしているのは、管理人のハチが実際に利用したことのある下の3つのサイト。
私が実際に使った看護師転職サイトのランキングと詳しいレビューは下のページから。
参考看護師転職サイトの選び方+ランキングベスト3【脱看護師しましょう】
また派遣として少し気楽に看護師をしたいあなたは下の2つの看護師派遣サイトがおすすめです。
いずれの看護師転職サイトも転職を強制されません。詳しくはランキングをみて、レビューをみてからあなたの気になる所をチェックしてみてください。
参考看護師転職サイトの選び方+ランキングベスト3【脱看護師しましょう】
参考【最大40万円は嘘】看護師転職サイトお祝い金比較ランキング4選【なぜもらえるか解説】