こういった疑問にお答えします。
こんにちは。精神科看護師4年目のハチです。
結論、精神科看護師は点滴を0~3件/日程度しかありません。
この記事では下の内容を説明します。
- 精神科看護師は点滴をする頻度が0~3件/日な話
- どういう場合やケースに点滴をするのか
- 精神科看護師でよくある質問
この記事を読めば、精神科看護師での点滴回数や点滴理由がわかります。もし、精神科看護師への転職も考えている人にとってはかなり有益な記事になるのではないでしょうか。ぜひ読んで、精神科も転職先の候補として考えてみてください。
参考【2020年版】精神科看護師への転職マニュアル【結論:ラクに看護できます】
人気記事看護師転職サイトランキング【脱看護師しましょう】
もし、精神科看護師を未経験や新卒で目指すなら志望動機が重要!!精神科看護師へ転職・就職するとき履歴書に書く志望動機の例文や書き方は『精神科看護師の志望動機の書き方や例文まとめ方【内定はぶっちゃけ余裕】』で解説しています。
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精神科看護師は点滴をする頻度が0~3件/日な話
精神科看護師は点滴をする頻度が0~3件です。
と驚かれる人もいるかもしれませんが、スーパー救急でも1日に多くても5人とかの点滴です。
無いときは本当に0人なんてざらです。
点滴をする理由は次の項で紹介しますね。
精神科看護での点滴の種類【精神安定剤セレネース点滴かビタミン点滴】
精神科看護での点滴の種類は次のとおり。
- セレネース点滴:不穏患者さんや拘束状態の患者さん
- ビタミン点滴:アルコール使用障害患者さんや薬物使用障害患者さんの栄養補給のため
- 抗生剤点滴:誤嚥性肺炎や尿路感染症患者さん
精神科看護師はどういう精神疾患や理由【外来や入院患者さんへどういうケースで点滴をするのか】
精神科で点滴をするケースや点滴をする理由は下のような患者の場合だけです。
- アルコール使用障害や薬物使用障害の患者への点滴
- 悪性症候群疑いの患者へのダントリウム点滴
- 拘束中で全身管理目的での点滴
- 不定愁訴で嘔気のある患者へのプリンペラン点滴
- うつにて栄養失調の患者への点滴
アルコール使用障害や薬物使用障害の患者への点滴
物質使用障害の患者への点滴は特に多いですね。
アルコール依存症であれば、飲酒した状態で入院になり強制的にお酒を抜くケースもあります。
そういった場合では、アルコールや薬物のウォッシュアウト目的での点滴やビタミン補填のための点滴を行うケースが多いです。
余談ですが、離脱せん妄を起こして点滴を自己抜去するケースや点滴台ごと転倒するケースも多く観察が重要です。
悪性症候群疑いの患者へのダントリウム点滴
精神科の患者は、向精神病薬の増薬・減薬すると悪性症候群を引き起こす、もしくは悪性症候群疑いの症状を呈することがあります。
こういった悪性症候群疑いの患者さんへのダントリウム点滴も多いですね。
拘束中で全身管理目的での点滴
精神症状で病む終えず全身拘束となったときに全身管理目的で点滴を行うこともあります。
精神症状が著しく悪い場合には抗精神病薬を点滴に混注することも。
不定愁訴で嘔気のある患者へのプリンペラン点滴
嘔気のある患者へのプリンペランや吐き気止めの点滴を行うことも。
操作性が強い患者さんはわざと『吐き気するー』『点滴しないなら自傷したくなる!』などといって点滴してもらおうとするケースも。
うつにて栄養失調の患者への点滴
うつで食事を摂取できず体重減少が著しい場合には、栄養補填や脱水予防のために点滴を行うこともあります。
ただ、鬱であれば、自殺企図の行動化のリスクも考慮する必要があるので慎重に行います。
精神科看護師でよくある質問
こういった声にもお答えします。
下のとおりです。
- もし精神科看護師になるならどうしたらいい?
- 向き不向きを知りたい
- 精神科看護師のやりがいって?
- きついことってどんなこと?
- きつさ以外のストレスは?
順番に解説します。
精神科看護師になるにはどうしたらいいのか?
精神科看護師に転職したい、なりたいと思っているなら、
いますぐ行動でOK。
幸いなことに、精神科看護師に転職するマニュアルをまとめています。
そちらを確認してください。
参考【2020年版】精神科看護師への転職マニュアル【結論:ラクに看護できます】
精神科看護師に向いているか向いていないか知りたい
精神科看護師に向いているか向いていないかは下のとおり。
精神科に向いている人には以下のような特徴があります。
- プライベートと仕事を両立できる
- 人と話すのが好き
- 相手のペースに合わせれる
- 根気強く心の強さがある
- 精神的に安定している
- 気持ちの切り替えがすぐできる
詳しくは下の記事で解説しています。
参考精神科看護師が向いている人の6つの特徴【精神科にいくなら知っておくべきこと】
精神科看護師のやりがいって何?
精神科看護の『やりがい&面白さ』は『看護力が治療に直結』すること。
下がやりがいの具体例。
- あなたの看護力を活かすことで患者が回復する
- 退院後をイメージしつつ長いスパンで関われる
- 精神看護だけじゃなく身体疾患の知識も必要
詳しくは下の記事で解説しています。
参考精神科看護の『やりがい&面白さ』は『看護力が治療に直結』するという話
精神科看護師のきついことって何?
精神科看護師のきついことは下のとおり。
- 暴言・暴力
- 妄想の対象になること
- 自分の一言の重みが大きいこと
- 患者の話を聞かなくてはいけないこと
このことは別の記事で解説しています。
参考精神科看護師の4つのきついこと【一般科看護師に比べたら時間的に楽です】
精神科看護師のストレスは?
精神科看護師のストレスは下のようなものがあります。
- 精神科領域の看護や知識が不足していると感じる
- 医師と患者の間に入るのが難しい
- 医師と看護師との価値観・意見が食い違う
- 患者の治療に理想と現実のギャップが大きい
- 患者からの暴力のリスクがある
- 患者からの暴言や被害妄想をもたれる
- 患者・家族の架け橋が難しい
詳しくは下の記事にまとめています。
参考精神科看護師のストレスは『無力感』という話【一般科に比べたらぬるゲー】
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精神科看護師の志望動機は?
精神科看護師の志望動機の書き方は下の記事にまとめています。
参考精神科看護師の志望動機の書き方や例文まとめ方【内定はぶっちゃけ余裕】
精神科看護師は点滴が少ないから医療行為に苦手意識があるならオススメ
精神科看護師は採血や点滴くらいしか医療行為がないので、看護技術や医療行為に自信がない、苦手という看護師さんにはオススメです。
ただ、全く医療行為がないわけではないので最低限したの記事で紹介することは勉強しておきましょう。
参考精神科看護師へ転職で勉強すべきこと4選【結論:病気・薬・コミュ力・行動制限が重要】
いずれにしても、私は保健師から精神科看護師にいきなり転職してもある程度は仕事ができるようになりました。
もし、今の仕事や看護に疑問があるのなら、コミュニケーション技術が中心で患者との関わりをたくさん持てる精神科看護師はおすすめですね。
むしろ、そのまま看護の業務に忙殺される方が危険かもしれません。
いずれにしても精神科看護師に少し興味が出たという人はまず下の記事で精神科看護師への転職に仕方を確認しておくと良いかも。
後の行動はあなた次第。
参考【2020年版】精神科看護師への転職マニュアル【結論:ラクに看護できます】
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