ホントは教えたくない看護師がバイトや副業禁止な2つの理由(規定)

看護師だけど副業をして稼ぎたいと思うものの、副業禁止でやりたい副業ができない、看護師におすすめの副業がわからないと悩んでいる人は多いです。

看護師が副業禁止な理由は次のとおり。

• 公務員看護師は副業禁止だから
• 病院の就業規則で副業禁止だから

またあなたがいる病院が副業禁止なのかどうかを調べる方法は次のとおり。

• 就業規則を確認する
• 看護師長（直属の上司）へ確認する
• 人事課や総務課の部署へ確認する
• 先輩に聞いてみる

ちなみに現役精神科看護師6年目で副業3年目の僕が看護師にホンキでおすすめしたい副業は次のとおり。

• ブログ
• 訪問入浴
• 夜勤バイト
• Webライター
• シップナース
• デイサービス
• イベントナース
• 酸素ステーション
• 検診ナース（採血）
• テーマパーク看護師
• コールセンターナース
• コロナワクチンバイト看護師
• コロナ軽症者療養者宿泊施設看護師
• ツアーナース（アテンダントナース）

これらの副業をするならまず副業がOKの職場へ転職するか、副業禁止でもバレないようにコッソリ開始するかです。

もし職場に不満がある、先輩との人間関係がめんどうし転職したいと考えているなら看護師転職サイトでの転職がおすすめ。

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看護師が副業禁止な2つの理由

看護師が副業禁止な理由は次のとおり。

• 公務員看護師は副業禁止だから
• 病院の就業規則で副業禁止だから

公務員看護師は副業禁止だから

国家公務員や地方公務員の看護師は副業がそもそも法律で禁止されています。

公務員看護師は、次のような病院や施設に勤務している看護師です。

• 都道府県県立病院
• 市町村立病院
• 国立・公立の大学・看護学校
• 都道府県・市町村立クリニックや診療所
• 公立の幼稚園・保育園

都道府県県立や市町村立の病院や施設で勤務している看護師は公務員看護師という扱いになります。

また元々は国立だったけど今は独立行政法人に代わっている場合は公務員ではないものの、準公務員扱いになります。

公務員が副業を禁止されている理由は次の法律の影響です。

• 国家公務員法第103条（私企業からの隔離） ：営利を目的とする私企業の経営、兼職の禁止
• 国家公務員法第104条（他の事業又は事務の関与制限） ：非営利の事業団体で事業に従事する場合は、内閣総理大臣およびその職員の所轄庁の長の許可が必要
• 地方公務員法第38条（営利企業等の従事制限）： 任命権者の許可なしに営利企業を経営してはならない。また事務も禁止とする

公務員は国家や国民のために働く奉仕者になるため、その職務を全うする責任があり、営利目的の企業に努めて報酬を得る行為は禁止＝副業も禁止になっているわけです。

また上記は国家公務員や地方公務員が副業を禁止されている法律ですが、それ以外にも公務員には下記の3原則があります。

• 信用失墜行為の禁止：公務員全体のイメージを壊す、信用をなくすような行為の禁止
• 守秘義務：職務上知りえた秘密を他所に流してはならない
• 職務専念の義務：職員は、本職に専念しなければならない。本職に支障がでる行為も控えなければならない

公務員看護師は法律や3原則によって副業を禁止されているわけです。

病院の就業規則で副業禁止だから

看護師が副業禁止の大きな理由の一つは、病院や施設の就業規則で副業が禁止されているからです。

就業規則（しゅうぎょうきそく）とは、企業において使用者が労働基準法等に基づき、当該企業における労働条件等に関する具体的細目について定めた規則集のことをいう。

ウィキペディア

もっと簡単にいうと、次のとおり。

就業規則とは、看護師の給料や労働条件や雇用上のルールをまとめたものです。

病院や施設の就業規則では、『副業は禁止とする』『副業には許可が必要』『副業は届け出が必要』と明記しているところが多いです。

前述したとおり、公務員が副業禁止の裏付けとなる『3原則』があるのに加えて看護師は保健師助産師看護師法や医療倫理の四原則があるから。詳しくは『看護師の責任が重い15つの理由と辞めたい体験談【看護師は何が大変？看護職の責務は？】』で解説しています。

これらは直接的に看護師の副業を禁止しているものではありません。
ただ看護師としての業務独占や医療に携わるものとしての倫理観が記載されています。
看護師として医療にしっかりと向き合うべき＝副業禁止という風潮を少しだけ感じるんですよね。

副業の種類によっては看護師としての『信用を失ったり』『秘密を漏らしたり』『本業に専念できなかったり』する恐れがあります。

そのため、病院や施設などの雇用主側としては、看護師は看護に集中してほしいという意図で就業規則で副業禁止にしているのです。

就業規則のどこに副業禁止と書かれている？【副業・兼業の章を見るor二重就業や他の会社の業務・ダブルワークの文言を探す】

就業規則には『副業』『兼業』に関する章がある場合があるので、その記載をよく読み込んでみましょう。

副業や兼業の章がなくても副業OKではありません。ほとんどの会社は副業禁止です。

副業や兼業の章がないなら、次の言葉を探してみてください。

• 服務規律
• 二重就業
• 勤務時間外
• 他の会社等の業務
• ダブルワーク

副業という表現を使わずに別の表現で副業を表していることが多いので、上に書いた言葉を就業規則でよく確認してみてください。

就業規則を隈なく探してみても見つからない場合はどうする？【上司や先輩、人事課、総務課に確認する

就業規則を探しても見つからない場合には、次のいずれかの方法で確認しましょう。

• 看護師長（直属の上司）へ確認する
• 人事課や総務課の部署へ確認する
• 先輩に聞いてみる

看護師がネットビジネスや農業、両親の手伝いなどの副業をする場合には、病院や施設へ申告が必要なこともあります。

ちなみに就業規則は10名以上従業員がいる会社では、労働基準監督署から就業規則の作成を義務付けられているので必ずあります。
見つからない場合には、社内共有フォルダーやナースステーション（詰所）の会議資料やファイルが入っている棚をよく確認してみれば見つかるはずです。

看護師におすすめの副業14選

• ブログ
• 訪問入浴
• 夜勤バイト
• Webライター
• シップナース
• デイサービス
• イベントナース
• 酸素ステーション
• 検診ナース（採血）
• テーマパーク看護師
• コールセンターナース
• コロナワクチンバイト看護師
• コロナ軽症者療養者宿泊施設看護師
• ツアーナース（アテンダントナース）

看護師におすすめの副業やバレない副業の始め方は『看護師って副業何してる？看護師におすすめ副業ランキング14選』で解説しています。