先輩に『仕事の優先順位を考えて!!』『時間みてしようか』『記録まだ?』と聞かれるし、残業も多いし・・・仕事のできない看護師って思われてないかなぁ。と心配になりますよね。
仕事ができない看護師の特徴は次のとおり11つにまとめられます。
- 緊張しやすい
- 向上心がない
- 時間管理が下手
- 切り替えができない
- ケアレスミスが多い
- 同じミスや質問が多い
- ミスや失敗を引きずる
- 確認やルーティンがない
- 優先順位が付けられない
- コミュニケーションが苦手
- 将来の目標やビジョンがない
逆に仕事ができる看護師の思考法は次のとおり11つあります。
- 凡事徹底
- 目標を持つ
- プロ意識を持つ
- ラベリングしない
- 優先順を常に意識
- 気づきを大切にする
- 相手に伝わる言葉を使う
- スキマ時間を有効活用する
- 自分の強みや得意を理解する
- 仕事をプライベートは分けて考える
- 医師や周りのスタッフと協力する意識
仕事ができない看護師の特徴に当てはまっていたとしても、特徴の逆をするように意識しつつ、今回紹介する仕事ができる看護師の思考法や仕事術を身に付ければ、あなたも明日から少しずつ仕事ができる看護師を目指せます。
私も現在は精神科Ns6年目になりましたが、1年目のときにお局看護師に目をつけられていじめられて「自分はなんて仕事のできない看護師なんだぁ」「こんな看護師いない方がいいのかもしれない」と悩んだ経験があります。
そもそも残業や夜勤で疲れているのに『仕事ができる看護師になるにはどうしてらいいだろう』とネットで検索できるあなたは素晴らしい!!
ただ仕事ができないというのが環境のせいなら危険かも。
環境が悪いと、どんなに向上心があっても業務量が異常に多かったり、人間関係が悪い環境だとできているのにできないとレッテルを貼られたりする可能性があります。
もし「環境自体を変えたい!!」と考えているなら、看護師転職サイトや自力での転職を検討しましょう。
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仕事ができない看護師の11つの特徴【アセスメントできない、テキパキできない理由】
仕事ができない看護師の11つの特徴は次のとおり。
- 緊張しやすい
- 向上心がない
- 時間管理が下手
- 切り替えができない
- ケアレスミスが多い
- 同じミスや質問が多い
- ミスや失敗を引きずる
- 確認やルーティンがない
- 優先順位が付けられない
- コミュニケーションが苦手
- 将来の目標やビジョンがない
緊張しやすい仕事ができない看護師の特徴①
仕事ができない看護師の特徴1つ目は、緊張しやすいこと。
誰かに見られていると緊張してしまい、ミスしやすくなる、失敗しやすくなる人は注意が必要。
本来の力を発揮できれば、仕事がちゃんとできるので安心して下さい。
自分が何故緊張してしまうのか分析して、緊張しないためのルーチンを作れるとすぐに仕事ができないから脱却できるはず。
向上心がない仕事ができない看護師の特徴②
仕事ができない看護師の特徴2つ目は、向上心がないこと。
仕事にやる気がなくても、時間内の業務はしっかりと終わらせようとする気持ちがある人はよいです。
一方で全く仕事自体も積極的がなく、自分の受持ちにも真剣に向き合う気がない、向上心がない人は仕事ができない人と思われている可能性がかなり高い。
向上心がないがために、やる手技、やる仕事ごとで覚えられず、何度も同じ質問をしてしまう傾向にあります。
時間管理が下手仕事ができない看護師の特徴③
仕事ができない看護師の特徴3つ目は、時間管理が下手なこと。
後述する優先順位とも通ずるところがあるのですが、時間管理ができていない看護師さんはどうしても残業になったり、検査や予定の時間などがズレがち。
患者さんと話すのが長くなったり、点滴のルート取りに時間がかかったりと客観的な自分の技術や時間の使い方を理解できていない人が多い印象があります。
切り替えができない仕事ができない看護師の特徴④
仕事ができない看護師の特徴4つ目は、切り替えができないこと。
失敗やミスをしたときに気持ちの切り替えができずにひきづる傾向にあるように感じます。
急性期ならめまぐるしく状況が変わりますし、患者もどんどん入れ替わるので切り替えができないのは致命的。
また慢性期の病院でもベテランやお局看護師に何か言われた時にその言葉にとらわれて、ずっと落ち込んでしまって仕事や行動に影響が出ることも。
ケアレスミスが多い仕事ができない看護師の特徴⑤
仕事ができない看護師の特徴5つ目は、ケアレスミスが多いこと。
点滴が予定より早く終わる、逆に点滴が残る
入院療養計画書や病衣などの書類の書く漏れ
申し送りでの確認不足で処置や検査出しが遅れる
仕事が出来ない看護師さんは、これ以外にも小さいケアレスミスが多いです。
自分なりのチェックリストをつくる、ダブルチェックをしてもらう、一日のスケジュールを立てるなどのちょっとした意識でなくせますよ。
同じミスや質問が多い仕事ができない看護師の特徴⑥
仕事ができない看護師の特徴6つ目は、同じミスや質問が多いこと。
ケアレスミスにも繋がりますが、同じミスをして同じ質問を繰り返すのもできない看護師の特徴ですよね。
何度も何度も同じ質問をされると、優しい先輩も嫌な気分になるもの。
質問をしすぎるとどんどん聞きにくい雰囲気になってしまいます。実はそれは自分が作っているとも知らずに。
ミスや失敗を引きずる仕事ができない看護師の特徴⑦
仕事ができない看護師の特徴7つ目は、ミスや失敗を引きずること。
採血や点滴などの手技中に過去のミスや失敗がトラウマのように引きずってしまい、手が震えたり、上手く手技ができなかったりという経験はありませんか?
実践を繰り返せば、ミスや失敗を引きずることは減って行くのですが、ミスや失敗が怖くて尻ごみしてしまう、引きずってしまうのも仕事ができなくなっていく原因かもしれません。
確認やルーティンがない仕事ができない看護師の特徴⑧
仕事ができない看護師の特徴8つ目は、確認やルーティンがないこと。
仕事ができる看護師ほど当たり前のことを当たり前のようにします。
例えば次のとおり。
仕事始めに必要な情報収集をする
1日の処置やケアの優先順位を決める
自分の仕事を早く終わらせる方法を考えて動く
最低限●時までに終わらせる締め切り時間を作る
患者ごとで配分する割合や時間をざっくりと決める
などなど仕事が早く効率よく終わるように工夫しています。
確認やルーチンがないのならまず自分が早く確実に仕事がこなせる方法を確立するところから始めてはどうでしょうか。
優先順位が付けられない仕事ができない看護師の特徴⑨
仕事ができない看護師の特徴9つ目は、優先順位が付けられないこと。
仕事の順番やどの患者さんを優先するのか、どの処置やケアを優先順位が高いのかは判断できていますか?
これにYesと答えられないならまずは日々の仕事の優先順位をつけるところから始めてみましょう。
仕事ができる人はいずれも優先順位を考えて仕事をしています。
時間がかかる処置や、手間のかかる手技などは優先順位が高め、逆に急ぎでない処置やケアなどは後回しにしつつ対応しています。
無意識にしている部分もあるので、あなたが「仕事ができる看護師さん」と思っている人に注目してどんな仕事をしているのか見て盗むのが早いですよ。
コミュニケーションが苦手仕事ができない看護師の特徴⑩
仕事ができない看護師の特徴10つ目は、コミュニケーションが苦手。
コミュニケーションにはさまざまなものがありますが、患者さんと看護師間でのコミュニケーションではなく、看護師同士のコミュニケーションが苦手な人は仕事が苦手な人が多い印象があります。
なぜなら、看護師はチームで仕事をすることがほとんど。
ストレッチャーで検査出しするなら看護師2名は必要ですし、部屋移動や入院対応は一人でできないときには他の人の力を頼る必要があります。
人に頼んだり、誰かと一緒に仕事をしようとするとコミュニケーションが必須。
なぜ助けが必要なのか、なぜ一人では難しいのかなどを、わかりやすく棘なく伝えて協力し合える人は仕事がスムーズにできる=仕事ができると判断されやすいです。
将来の目標やビジョンがない仕事ができない看護師の特徴⑪
仕事ができない看護師の特徴11つ目は、将来の目標やビジョンがないこと。
「結婚してまったりクリニックや訪問看護で仕事しつつ家族優先で過ごしたい」「ゆくゆくは認定看護師や専門看護師の資格をとってスペシャリストの道に進みたい!!」「看護師なんて早々に辞めてブログやYoutube、Webライターなどの副業で稼いで看護師を卒業したい」「特定行為ができる看護師になりたい」「いろんな診療科や分野の経験を積んでジェネラリストを目指したい」「キャリアアップして主任看護師、副看護師長、看護師長、看護部長と管理職のトップを狙いたい」
このように人によって将来のビジョンはさまざま。
ビジョンがなく漫然と仕事をしていると、仕事のメリハリもつきませんしやる気もあがりません。結果として仕事ぶりにも影響が出てきます。
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法
仕事ができないから辞めたいと思ったときの対処方法は次のとおり。
- 転職で環境を変える
- 成長をノートに書く
- できることに目を向ける
- 苦手な人とは距離を置く
- 勉強も優先順をつけてやる
- 時間内に終わる人を観察する
- 仕事のできる人や同期と比べない
転職で環境を変える仕事ができず辞めたいときの対処法①
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法1つ目は、転職で環境を変えること。
いやいやいきなり転職かよ!!
実はあなたが仕事のできない看護師な理由は環境のせいかもしれません。
なぜなら、人は環境の影響を受けやすいからです。
周りの先輩看護師やお局看護師から毎日のように「仕事が遅い」「あの仕事できない」「まだ記録終わってないの?」と言われ続ければ、どんどん言われた言葉に影響を受けてしまうもので、これをラベリング効果と言います。
ラベリングから抜けだすには自分で別のラベリングをすること。でもそれが簡単じゃないから悩んでいるんですよね。
それなら、一層の事、転職して環境を変えてしまうのがおすすめです。
むしろ環境を変えない事にはいつまでも仕事ができないというレッテルを貼られたまま過ごしてつらい想いをするだけ。
転職をするなら、自力と看護師転職サイトを利用する方法のいずれかの方法がありますが、私は後者をおすすめします。
なぜなら、環境を変えるためには豊富な求人からあなたに合った求人を探すべきだから。
自力だとハローワークやネットの浅い情報だけしか見つけられずまた悪い環境の中で仕事をする羽目になるかも。
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成長をノートに書く仕事ができず辞めたいときの対処法②
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法2つ目は、成長をノートに書くこと。
「仕事ができない」と思ってしまうのは周りと比較してしまうからです。
周りと比較しても学歴も得意分野も吸収力も全く違うので比較になりません。
できれば過去の自分と比較して、今の自分をみること。
毎日看護師として臨床に出ていれば、「1ヶ月前から何も成長していない」ってことはないはず!!
私自身、精神科1年目の時には周りのベテランの看護師や仕事のできる看護師さんばかりで、自分のできなさに泣けてきました。ただプリセプターさんから「前よりも仕事が早くなった」とフィードバックをされて「入職した頃よりも成長しているからOK」と思えるようになりました。
このように自分の成長を見つめるためにも、成長ノートを書くのがおすすめ。
ノートに書き連ねるのが難しいのなら、ツイッターやインスタなどでアウトプットしてもいいですよね。
なんにせよ、過去の自分よりも成長しているとわかるログを残しておく事が大切です。
できることに目を向ける仕事ができず辞めたいときの対処法③
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法3つ目は、できることに目を向けること。
仕事ができないのは慣れていない、実践回数が少ないだけの場合が多いです。
実は、数か月~1年かけて仕事ができるようになる人が多い。ほとんどの場合は時間や経験回数が解決してくれます。
そのためまずはあなたができることに目を向けるべき・。
先輩にはなくてあなたにあるものがきっとあります。
例えば、ゆっくりと話を聞く姿勢や仕事よりも患者さんのことを考えてといった感覚は得意な人が多いかも。
仕事ができるがすべてではないので、一人ひとりに合わせた看護ができる、そんなあなたを認めてあげるのが大切。
苦手な人とは距離を置く仕事ができず辞めたいときの対処法④
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法4つ目は、苦手な人とは距離を置くこと。
勉強も優先順をつけてやる仕事ができず辞めたいときの対処法⑤
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法5つ目は、勉強も優先順をつけてやること。
時間内に終わる人を観察する仕事ができず辞めたいときの対処法⑥
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法6つ目は、時間内に終わる人を観察すること。
仕事のできる人や同期と比べない仕事ができず辞めたいときの対処法⑦
「仕事できないから辞めたい」と思うときの対処方法7つ目は、仕事のできる人や同期と比べないこと。
できる看護師の秘密の思考法11選
できる看護師の思考法は次のとおり11つあります。
- 凡事徹底
- 目標を持つ
- プロ意識を持つ
- ラベリングしない
- 優先順を常に意識
- 気づきを大切にする
- 相手に伝わる言葉を使う
- スキマ時間を有効活用する
- 自分の強みや得意を理解する
- 仕事をプライベートは分けて考える
- 医師や周りのスタッフと協力する意識
凡事徹底できる看護師の思考法①
できる看護師の思考法1つ目は、凡事徹底。
凡事徹底とは、当たり前のことを当たり前のようにすること。
この当たり前を当たり前のようにするのが難しいですよね。
仕事ができる人は看護業務でも同じで凡事徹底しています。
具体的には次のとおり。
- 挨拶
- 報連相
- 指差し確認
- ダブルチェック
- スケジューリング
- 記録のテンプレづくり
できていないと思うならまずは凡事徹底を意識してみましょう。
目標を持つできる看護師の思考法②
できる看護師の思考法2つ目は、目標を持つこと。
あなたは一日一日で目標をもって仕事をしていますか?
毎日毎日目標を立ててやるのが難しいなら、1週間単位でも1か月単位でもいいです。とにかく目標を持つ事が大切。
プロ意識を持つできる看護師の思考法③
できる看護師の思考法3つ目は、プロ意識を持つこと。
プロ意識って持ってますか?
私は持っていませんでした。ただ看護師として、専門職としてのプロ意識を持つのは大切です。
なぜなら、人は自分に名づけをするとそれに近づこうとします。例えば自分のことを読書家だと名づけをすれば、本を読まなきゃというよりは「読書家だから読むのが普通。」と思えるはず。
これは極端な例ですが、「プロの看護師」「専門家」としての自分を意識すると、『この仕事はどうやったらプロっぽく見えるか』『患者さんを不安にさせないためにもきっちりとした仕事をしよう』と思えるはずです。
ラベリングしないできる看護師の思考法④
できる看護師の思考法4つ目は、ラベリングしないこと。
先程はプロ意識のラベリングをするのがいいと言いましたが、次は逆に「仕事ができない看護師」「看護師に向いていない」といったネガティブなラベリングをしないこと。
ネガティブなラベリングをするとそのラベルに合わせた行動をしようとしてしまいがち。
先輩看護師やお局、性格の悪いプリセプターから言われるネガティブな言動はなるべく無視して良いラベリングを意識していきましょう。
優先順を常に意識できる看護師の思考法⑤
できる看護師の思考法5つ目は、優先順を常に意識すること。
できる看護師は仕事始めにスケジューリングをしながらどの処置やケア、患者さんを優先して対応するのか考えます。
また仕事をしながらも、処置中に患者さんから買い物希望をされたり、入院対応が必要になったり、師長から頼まれたりしつつも、どの仕事を優先的に対応するのかを考えて仕事をしています。
優先順をつけるときの考え方は『生死にかかわるか』『緊急性はどうか』といった部分で判断基準をもって対応しています。
気づきを大切にするできる看護師の思考法⑥
できる看護師の思考法6つ目は、気づきを大切にすること。
仕事をしていると『この仕事はこうした方が早いなぁ』『先輩が仕事が早いのは●●を工夫しているからかぁ』と小さな気付きがありますよね。
臨床や病棟で実践している内容や指導内容などを受けての『気づき』がもっとも勉強になります。
自転車も誰かに乗り方を教えてもらうより、自分でこけながらのり方を覚えた方が早かったのでは?
病棟で患者さん相手に失敗するわけにはいきませんが、病院で患者さんを相手にしながら気づいたことはどんどん次の看護に活かせばOKです。
相手に伝わる言葉を使うできる看護師の思考法⑦
できる看護師の思考法7つ目は、相手に伝わる言葉を使うこと。
専門家の話はわかりにくいという印象はありませんか?
その道のプロは無意識のうちに専門用語を多用して説明をしがち。それでは患者さんもわかりにくいです。逆に医師に説明するときに患者さんへ説明するように説明するとイライラさせてしまいます。
対応する相手によって使う言葉や伝え方を変えられる人は『できる人』と思われやすいですよ。
スキマ時間を有効活用するできる看護師の思考法⑧
できる看護師の思考法8つ目は、スキマ時間を有効活用すること。
記録や処置の準備をまとまった時間でやろうと考えていませんか?
あなたの周りの看護師はどのようにやっているでしょうか?
実はできる人ほど処置と処置の間や検査出しのちょっとした待ち時間であるスキマ時間を上手く活用しています。
このスキマ時間にすぐに書ける記録を終わらせたり、処置の準備を少ししたりしています。
スキマ時間を上手く活用できるかが「できる」と「できない」の分かれ目になるかもしれません。
自分の強みや得意を理解するできる看護師の思考法⑨
できる看護師の思考法9つ目は、自分の強みや得意を理解すること。
あなたは自分が得意な仕事や看護がわかりますか?
自分なりに自己分析をしてみて、得意なことや好きなことを意識して仕事をした方が気持ちよく仕事ができます。
できない事ばかりに目を向けると、気持ちも落ち込むので、できることに目を向けていきましょう。
仕事をプライベートは分けて考えるできる看護師の思考法⑩
できる看護師の思考法10つ目は、仕事をプライベートは分けて考えること。
仕事ができないと悩んで、毎日毎日帰ってからも鬱々と過ごしていませんか?
当時、プリセプターに言われたのが「遊びは全力で仕事はそこそこでいいんだぞ」という言葉。
そのとおりで、プリセプターの先輩は仕事ができまくる人で、よくよく見てると休みの日はしっかりと遊んでるから、遊ぶ為にも仕事を頑張るというメリハリがあったのかもしれません。
仕事とプライベートは分けるようになってからは仕事もいかに効率よく終わらせるかに目がいくようになったと感じます。
医師や周りのスタッフと協力する意識できる看護師の思考法⑪
できる看護師の思考法11つ目は、医師や周りのスタッフと協力する意識。
仕事によって一人で集中するタイプの仕事とチームで協力する仕事とがありますが、看護師は後者のチームで協力し合ってする仕事。
採血や点滴などの一人でする仕事は自分でするしかありませんが、検査だしや入院対応などは一人で抱えずに頼れるところは頼りましょう。
と思うかもしれませんが、できるだけ協力する輪を広げていきましょう。
難しければ後輩や同期からでいいので協力し合って仕事が早く終わるように調整しましょう。
できない看護師からできる看護師になる6つの仕事術
「できない看護師」から「できる看護師」になる6つのしごと術は次のとおり。
- 報連相を大切にする
- 座学より実践を重視する
- 周りの動きを観察して予測する
- 自分の中で締め切り時間を作る
- 始業時に1日のスケジュールを立てる
- 失敗やミスをした日に解決方法を考える
報連相を大切にするできる看護師になる仕事術①
できる看護師になる仕事術1つ目は、報連相を大切にすること。
ホウレンソウは決まった定時の申し送りだけで終わらせるのではダメ。
できる限りリーダーや周りに自分が今どこにいるのか、何をしているのか、進捗状況はどの程度かを伝える意味でホウレンソウするのが大切です。
かんたんな声かけでOK。
『今から●●さんの点滴とりにいきます』
『●●さんの検査だし●時からなので●時にはいきます』
『●●さんの対応したいのですが、○○さんの対応を先にします。』
などなど。
このような声かけをしれば、「この子どこいったぁぁああ」といった怒声が響きません。いやそもそもそんなこという病棟だったら転職安定も知れません。
座学より実践を重視するできる看護師になる仕事術②
できる看護師になる仕事術2つ目は、座学より実践を重視すること。
家に帰ってからも勉強、朝起きてからも勉強と新人頃はやっていました。しかし、もっとも効果のあった勉強方法は実践を繰り返すこと。
点滴や採血が良い例で、座学で勉強をするより1回の点滴や採血の経験の方が勝ります。
手技や業務よっては何度も実践するのが難しいものもありますよね。そういう場合には、先輩や同僚がやっているのをみるだけでも違います。
本や動画で学習するだけでは得られない経験や感覚を身につけられるので座学だけをするのではなく、合わせて実践もしていきましょう。
周りの動きを観察して予測するできる看護師になる仕事術③
できる看護師になる仕事術3つ目は、周りの動きを観察して予測すること。
『自分の仕事だけしか意識していない』『周りがどんな進捗状況かわからない』というあなた。
私の1年目と同じ状態です。
周りの動きを意識していないと、周りからも信頼されないし、協力し合うことができません。
周りと協力したり、助け合ったりするのはできる看護師に必須の能力です。
自分の中で締め切り時間を作るできる看護師になる仕事術④
できる看護師になる仕事術4つ目は、自分の中で締め切り時間を作ること。
患者さんごとで、10分~15分、20分~25分くらいなら対応できると時間に締め切りを作っていますか?
また、●時までに●人の検温と処置を終わらせる、●時までに終わらなかったら、●時~●時まで間で対応するなどといった時間管理をしていますか?
できていなければ今日から意識してみましょう。
時間で区切ると無機質と感じるかもしれませんが、時間管理ができていないとできる看護師には程遠いです。
時間配分が上手くできるようになると、患者さんと話す時間もしっかりとれるようになってきます。
始業時に1日のスケジュールを立てるできる看護師になる仕事術⑤
できる看護師になる仕事術5つ目は、始業時に1日のスケジュールを立てること。
始業時に限らず、できる看護師はスケジューリングや時間配分の計画を立てるのが上手。
また一日のスケジュールを立てて動くと、残業になったときや、思った通りに仕事がすすまなかった時に『なぜ上手くできなかったのか?』と振り返りができるのもメリット。
デメリットとしてはスケジュールに追われて思った通りに患者対応ができなくなること。
失敗やミスをした日に解決方法を考えるできる看護師になる仕事術⑥
できる看護師になる仕事術6つ目は、失敗やミスをした日に解決方法を考えること。
先程のスケジュールの話から繋がる話で、看護手技や流れで失敗したことや、仕事を忘れていた、誰かにフォローしてもらった時には必ずその日のうちに振り返りや解決策を考えましょう。
なぜなら、人間の記憶はあいまいでエビングハウスの忘却曲線でもわかるとおり翌日にはほとんどのことを忘れてしまっているから。
鉄は熱いうちに打てという言葉もあるとおり、失敗やミスをして恥ずかしい想いをしたときこそ、早い段階で振り返りをすべき。
時間を置いて復習しようとしても、その時どんな流れで失敗したのか、ケアレスミスに繋がったのかなどの原因が負えなくなっていることが多いです。
その日のことはその日のうちに。できるなら、休憩や帰宅中のバスや電車の中で復習して次の日に備えましょう。
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アセスメントができない看護師の特徴と対処方法
アセスメントができない看護師の特徴は次のとおり3つ。
- 知識不足
- 情報収集不足
- アセスメント力不足
これらの特徴や原因を解説しつつ、対処方法も解説していきます。
知識不足【仕事で使う知識は最優先で勉強する】アセスメントができない看護師の特徴と対処方法①
アセスメントができない看護師の特徴1つ目は、知識不足。
どんなに患者さんの血液データや、患者さんが言っている情報を収集したところで、ベースとなるあなたの頭の中に、原因となる疾患や症状、お薬の副作用や看護介入による副反応などがわかっていないとアセスメントのしようがありません。
大変なことは重々承知ですが、まずは自分の病棟でよく使う看護技術の習得や、よく出てくる症状や副作用、お薬、治療などは勉強して、それに付随する知識を頭に入れておきましょう。
情報収集不足【1ラウンドあたりでの情報量と質を上げる】アセスメントができない看護師の特徴と対処方法②
アセスメントができない看護師の特徴2つ目は、情報収集不足。
先程はベースとなる知識や学習がテーマでしたが、患者さんや家族、その他の患者さんからの情報などを総合的に判断しながら情報収集する能力が大切。
患者さんから情報を引き出す
患者さんと関わる中で情報を見つける
家族からの話しを聞きながら情報収集する
などなど。情報収集する能力を鍛えるのが重要。
材料がないところから料理が作れないのと同じで、アセスメントも情報がないとアセスメントはできません。
その患者さんがどんな病気なのか、どんな症状や副作用が予測されるのかを頭にいれながら情報収集するのも大切です。
アセスメント力不足【他のスタッフのアセスメントを読み込み盗む】アセスメントができない看護師の特徴と対処方法③
アセスメントができない看護師の特徴と対処方法3つ目は、アセスメント力不足。
知識、情報収集と来て、最後はそもそものアセスメント力が低いとアセスメントのしようがありません。
普段から記録を書くときに自分が考えたことや予測されることを頭で言語化してそれをキーボードで打ち込んでさらに言語化していくのが大切。
そのアセスメントを繰り返すことでアセスメント力が上がって行きます。
あとは、アセスメントが上手な先輩に話を聞いたり、記録を読んでどんなアセスメントをしているのかを盗んだりするのも重要。
仕事ができないと悩む看護師によくある質問
仕事ができないと悩む看護師によくある質問は次のとおり。
- 看護師10年目でも仕事できないができないのですがどうしたらいいですか?
- 中途採用の看護師で仕事ができない場合の対処方法は?
- 仕事ができない看護師はクビ(解雇)になりますか?
看護師10年目でも仕事ができないのですがどうしたらいいですか?
まず仕事ができないと中堅~ベテランになってからも悩んでいることがすばらしいと思います。
10年目にもなると「仕事ができない」と自覚できない人も多いです。
なぜ仕事ができないと感じるのか?
何に対して苦手意識があるのか?
逆に何が得意なのか?
などを考えてみるのがおすすめです。
中途採用の看護師で仕事ができない場合の対処方法は?
中途採用の看護師で仕事ができない場合は、教育制度の影響が多いと思います。
別の病院から転職してきたばかりで、右も左も分からない状況で、仕事ができないと判断するのは早計。
まずは仕事ができないと判断している部分はどこなのか?それは指導で改善するのか?指導しても改善しない場合、伝え方は適切か?そもそも中途でその病棟の疾患や治療の理解度が低くないか?
このあたりを順番に確認してできる部分を認めつつ、できない部分はフォローするのが妥当でしょう。
仕事ができない看護師はクビ(解雇)になりますか?
仕事ができない看護師がクビ(解雇)になりません。
労働基準法で労働者は強く守られているので、大きなアクシデントや病院の名前を傷つけるようなことが無い限りはクビにならないと考えられます。
逆に自主退職を勧められる場合はあるのでそこは難しいところ。
詳しくは弁護士に相談がよいと思われます。