現役Nsが赤裸々告白!!男性看護師をやめたほうがいい7つの理由

『将来、どんな仕事をするか迷う…男性看護師ってぶっちゃけどうなの？』
『女社会に入るからモテる!?ワンチャン、ちやほやされる生活できる!?』
『カッコいい男性看護師になって救急や手術室で活躍したい!!』

このように考えている中高生のあなた!!

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由(デメリット)は次のとおり。

• 給料が割に合わない
• 女社会で男のノリと違う
• キャリアアップがしにくい
• 初任給はいいが生涯年収は低め
• 女性の悪い面ばかり見て嫌になる
• 先輩看護師やお局看護師からのいじめが多い
• 男性差別に遭いやすい(力仕事を押し付けられる)

逆に男性看護師になるメリットは次のとおり。

• 女性の気持ちが理解できる
• 管理職やキャリア組になりやすい
• 国家資格でセーフティーネットになる
• コミュニケーション能力(傾聴)が上手くなる
• 患者が良くなる過程が見られてやりがいを感じる

ただ、看護師は魅力もたくさんある仕事なので絶対やるな!!とまではいいません。
患者さんと関わる中であなたの人生が変わるのは間違いなし。

コードブルーやナースのお仕事等のドラマや映画から看護師を目指したいと思った人には酷かもしれませんが、そこまで綺麗な仕事でもないのが悲しいところです。

男性看護師になるのをやめたほうがいい7つの理由(デメリット)

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由(デメリット)は次のとおり。

• 給料が割に合わない
• 女社会で男のノリと違う
• キャリアアップがしにくい
• 初任給はいいが生涯年収は低め
• 女性の悪い面ばかり見て嫌になる
• 先輩看護師やお局看護師からのいじめが多い
• 男性差別に遭いやすい(力仕事を押し付けられる)

給料が割に合わない男性看護師になるのをやめたほうがいい理由1

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由の1つ目は、給料が割に合わないこと。

これは男性だけに言える事ではないのですが、労働量に対しての給料が割に合いません!!

体位変換や陰部洗浄、トイレ介助などなど身体も精神も酷使する割には、給料が低いなぁと感じる事もしばしば。

もし、仕事をするならしっかりと労働に見合った給料がほしいと考えているなら看護師以外にも職業の選択肢はたくさんあるのでよく考えてみましょう。

看護学科や看護学校に進学すると、それだけで将来が看護師以外の選択肢がなくなってしまいます。社会人を経験してそれでも看護師をしたい、もしくは看護師のような国家資格を得たいと感じた時点で看護師を目指しても大丈夫。

看護師は他の資格に比べると、社会人から看護師になる手段がたくさんある仕事。

将来を考える上で、仕事量＝給料となるところを考える方が良いです。

女社会で男のノリと違う男性看護師になるのをやめたほうがいい理由2

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由の2つ目は、女社会で男のノリと違うこと。

看護師は女性が多い仕事なので真面目な方が多いです。
そのため冗談や軽いノリが嫌いな人も一定数います。いえ、いらっしゃいます笑

男子と同じノリで声かけする訳にも行かないので言葉を選びなら、仕事をするのですが、それでも男性と女性とでは考え方や仕事のやり方の違いを強く感じます。

と言われそうですが、この違いが大きくてナースステーションでも真面目な雰囲気が強いので、精神的に疲れるというか、気疲れするんですよね。

部活や習い事で男同士でワチャワチャする感じの働き方をしたいのなら看護師はかなり毛色が違った職場なので注意して下さい。

キャリアアップがしにくい男性看護師になるのをやめたほうがいい理由3

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由の3つ目は、キャリアアップがしにくいこと。

看護師は女性が多い仕事なので、看護師長や副看護師長、看護部長などは女性が大半を占めています。今でこそ男性看護師も増えているので、男性の管理職の方もいます。

ただ病院や施設によっては、看護部長のお気に入りにならないといけなかったり、女性が管理職になる文化が根強く残っているところもあります。

『俺は管理職になってバリバリと稼ぐんや!!』と出世欲の強い方は、別の仕事を選んだほうが良いです。

狙って管理職になれる程男性が動きやすい環境ではないように感じます。

初任給はいいが生涯年収は低め男性看護師になるのをやめたほうがいい理由4

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由の4つ目は、初任給はいいが生涯年収は低めなこと。

男性の一般職の年収は厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると544.5万円。

看護師の年収は厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると498.6万円

このとおり、男性の一般職(サラリーマン)に比べると、看護師の給料は低めになります。

女性の悪い面ばかり見て嫌になる男性看護師になるのをやめたほうがいい理由5

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由の5つ目は、女性の悪い面ばかり見て嫌になること。

女性って綺麗、清楚、丁寧というイメージを持っている人もいるかもしれません。
断言しますが、漫画や映画、ドラマのような女性像は創作物であり、実際の看護の現場では女性の悪い面を見せられることが多いです。

漫画を読むなら『ドコヨム』がおすすめです。あなたの気になる漫画がどこで読むとお得なのかおすすめの電子書籍サービスも合わせて紹介していますよ。

• 盗む
• 物を隠す
• 無視する
• いじめる
• 悪口や陰口を言う
• 根拠を執拗に聞いてくる
• 学歴や人間性を否定する
• 上司にあることないことを報告する

何も女性だけがする訳ではないですが、看護師社会は極端にいじめが多い印象を受けます。

先輩看護師やお局看護師からのいじめが多い男性看護師になるのをやめたほうがいい理由6

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由の6つ目は、先輩看護師やお局看護師からのいじめが多いこと。

と思うかもしれません。

• 休憩室でも嫌みや噂話をして印象操作する
• 「根拠は？」「勉強してないの？」と詰められる
• 申し送りの時にミスやアクシデントを公開処刑される

これらは実際に私が受けたいじめです。
男性看護師だから女性看護師にいじめられないと高をくくっていると痛い目をみました。

男性差別に遭いやすい(力仕事を押し付けられる) 男性看護師になるのをやめたほうがいい理由7

男性看護師になるのをやめたほうがいい理由の7つ目は、男性差別に遭いやすいこと。

先程のいじめとは異なり、男性差別とは腕力がいることや面倒事を押しつけられるなどの差別です。

• ベッド移動や医薬品など重い荷物の運搬業務
• クレーマーや難しい患者の対応を任されがち
• 介助入浴やトイレ介助なども押しつけられがち
• 体位変換や陰部洗浄など体力のいる業務を任されがち
• リーダー業務のような前に立つ仕事を押し付けられる

男性独特のイニシアチブを持って対応してほしいとか、力仕事は男性の仕事的なアレです。
正直、多少のことなら気にはしないですが、女性社会なのでどうしても男性が少ないので頼まれがち。

頼りにされたい男性諸君はいいかもしれません・・・おすすめはしません。

男性看護師になる5つのメリット

男性看護師になるメリットは次のとおり。

• 女性の気持ちが理解できる
• 管理職やキャリア組になりやすい
• 国家資格でセーフティーネットになる
• コミュニケーション能力(傾聴)が上手くなる
• 患者が良くなる過程が見られてやりがいを感じる

女性の気持ちが理解できる男性看護師になるメリット1

男性看護師になるメリット1つ目は、女性の気持ちが理解できること。

女性の気持ちがわかると語弊があります。
患者さんと話す過程で相手が「何を考えているのか」、「行動の意図は何か」を考える癖があるので、ある程度相手の気持ちを察する能力に長けています。

だから女性看護師がイラついているときとか、女性看護師が手伝って欲しい時とかに察して動ける分、女性の気持ちが多少理解できる環境にあります。

管理職やキャリア組になりやすい男性看護師になるメリット2

男性看護師になるメリット2つ目は、管理職やキャリア組になりやすいこと。

先程は、男性看護師はキャリアアップしにくいといったものの、管理職やキャリア組になりやすいのは男性。

管理職やキャリア組を目指すなら、国公立大学や有名私立大学などの看護学部を出るのが理想的なので、もし進路に迷っているのなら、国公立大学の看護学部を目指すのも一つの道かなと思いますね。

国家資格でセーフティーネットになる男性看護師になるメリット3

男性看護師になるメリット3つ目は、国家資格でセーフティーネットになること。

なんやかんやといってきましたが、看護師は国家資格。
そのため、看護師が嫌になって別の会社へ転職したり、起業したりしたとしても、看護師資格自体は残るので、最後の砦(せーフティーネット)になってくれます。

という風になっているのなら、看護師だけでなく、理学療法士や作業療法士、臨床検査技師などの国家資格を取る目的で医療職を目指すのもいいかなと思います。

コミュニケーション能力(傾聴)が上手くなる男性看護師になるメリット4

男性看護師になるメリット4つ目は、コミュニケーション能力(傾聴)が上手くなること。

看護師は患者さんや家族と話して情報収集するのも仕事です。
また患者さんの身体の状態や言葉のニュアンスや声のトーンなどからも患者さんの状態を考える仕事なのでコミュニケーション能力や察する力が爆伸びします。

と思うかもしれません。

大丈夫。

看護師になって女性社会でもまれているうちにコミュニケーション能力がついていきます。叩き上げです笑

患者が良くなる過程が見られてやりがいを感じる男性看護師になるメリット5

男性看護師になるメリット5つ目は、患者が良くなる過程が見られてやりがいを感じること。

看護師の悪い所ばかり言ってきましたが、看護師は良くも悪くも患者さんの一番近くで治療をサポートする仕事。

患者さんが急変して調子を崩したり、場合によっては亡くなったりすることもあり悲しくつらい思いをするときもあります。

しかし、逆に患者さんが良くなっていく過程を一緒にみられるのでやりがいはものすごくあります。

男性看護師になるなら今から副業する前提で仕事を探すのがおすすめ!!

中高生の頃って私も何も考えずに、ワンチャン持てるかも!!

くらいにしか思っておらずテキトーに看護業界に足を踏み入れました・・・ただ私思うんです。

看護師にするか？とかいろいろ仕事を選ぶよりも、自分で稼ぐ力を身につけた方がいいって!!

自分で稼ぐって具体的には、フリーランスになって自分のスキルで食っていくこと。

もっと具体的に言えば、ブログとかWebライターとかプログラミングとかデザインとかとか自分のスキルを磨けば給料も上がっていく仕事をするのがおすすめ!!

この当たりの副業の話は『看護師って副業何してる？看護師におすすめ副業ランキング14選』で解説しています。

ただこれからどんな将来にしたいか迷っているなら、私のブログにコメントを残してもらってもいいですし、TwitterでDMを送っていただいても良いです！！

あなたの人生が豊かになるようにおじさん応援しています！！