「献血看護師になるにはどうしたらいい?」「献血看護師の仕事内容や給料や手取りはいくら?」「献血看護師の求人は採血センターでいいの?」
これらの悩みにお答えしていきます。
献血看護師の主な仕事は献血ルート取り。その他の仕事内容をまとめると次のとおり。
- 機材(器材)の準備と移動採血車(バス)への搬入
- テント設営
- 機材(器材)降ろしとセッティング
- 献血者の受付と問診
- 献血前検査(採血)
- 献血ルート取り
- 全血採血装置や成分採血装置の操作
- 機材(器材)の片付けと補充
- 急変時の救護
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献血看護師の9つの仕事内容献血看護師とは日本赤十字社の献血ルームやバスで献血業務をするナースで仕事内容は献血ルート取り
献血看護師とは、日本赤十字社の献血ルームや献血バスで献血業務をするナースのこと。
献血看護師の主な仕事は献血ルート取り。その他の仕事内容をまとめると次のとおり。
- 機材(器材)の準備と移動採血車(バス)への搬入
- テント設営
- 機材(器材)降ろしとセッティング
- 献血者の受付と問診
- 献血前検査(採血)
- 献血ルート取り
- 全血採血装置や成分採血装置の操作
- 機材(器材)の片付けと補充
- 急変時の救護
献血看護師になるには日本赤十字社の採血センターや献血バスの求人を探そう
献血看護師になるには日本赤十字社の採血センターや献血バス求人を探すのが手っ取り早いです。
日本赤十字社のホームページでも随時看護師求人募集があるのでチェックしてみてください。
献血看護師の求人を探すなら『自分の都道府県名+献血看護師』で検索するとすぐに日本赤十字血液センターの求人情報が出てくるはずです。
献血看護師の仕事以外の求人も比較しながら転職活動をしたいなら看護師転職サイトを使わないと危険です。
なぜなら献血看護師は日本赤十字社の求人しかありません。
そのため、転職活動が限定された就職先になり、給料や雇用条件を比較しないまま転職して後悔する転職になる可能性があります。
看護師転職サイトを利用すれば病棟看護師ほか訪問看護、施設看護師などの求人も比較しながら給料が高いところ、雇用条件が良いところ、家から近いところなどの条件で探せます。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は求人募集数が13万件、給料交渉から人間関係や現場の調査までしてくれますよ!!
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献血看護師の給料は18~35万円(手取り13万円~30万円)で年収は400万円~560万円
献血看護師の給料は18~35万円で手取りは13万円~30万円の間といったところです。
献血看護師の年収は400万円~560万円。
この給料は日本赤十字社の求人情報やその他看護師転職サイトの求人情報の平均の給料になります。
また日本赤十字社のホームページに乗っている求人情報には日給13,500円で次のように書かれています。
- 日給13,500円
- 通勤手当 1ヵ月定期代を支給(上限55,000円まで)
- 時間外手当
- 賞与 年2回(当センター規程による)
東京都日本赤十字血液センターは次のとおり。
- 222,000円 ~ 350,000円
- 通勤手当
- 時間外手当
- 賞与 2回
これらの給料を元に考えると次のような計算ができます。
13,500円×20日/30日+通勤手当上限1万円程度=28万円
借りに基本給が27万円であると仮定し、賞与も4カ月相当と考えると賞与は年間で108万円。
年収は次の計算になります。
28万円×12カ月+108万円=444万円
このように大体年収は450万円前後になると考えられます。
ただ東京と地方とでは給料の水準が異なる可能性が多いにあるため、注意が必要になります。
給料が35万円の場合には年収が560万円前後になるので経験年数によって上下するといえます。
献血看護師の採用・選考方法や面接の内容は?
献血看護師の採用や選考方法は次のとおり。
- 書類審査
- 面接審査
また、応募書類は履歴書なため、面接では次のような内容を聞かれます。
- 今までの看護師経験
- 献血看護師を選んだ理由
- 採血や点滴手技などへの自信
献血看護師は、献血者の採血データを取り扱う仕事のため、時によってはエイズやその他血液異常がある献血者への検査結果の通知や伝達も含まれます。
日本赤十字社のホームページには次のように記載されています。
応募書類は、本件採用選考事務のみに使用することとし、適切かつ厳格に取り扱います。
東京都日本赤十字血液センター
書類の返却はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
まずはWebもしくは、お電話にてご応募をお願いいたします
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献血看護師の1日の流れや手順は?
献血看護師の業務は血液センター(事業所)と献血ルーム、献血バスによって勤務時間が次のとおり異なります。
- 血液センター及び事業所:9時00分~17時30分(休憩45分)
- 献血ルーム:10時00分~18時30分(休憩45分)場所によっては10時30分~19時00分(休憩45分)
夜勤勤務はないため、プライベートを充実させながら勤務できます。
血液センター(献血バス)での献血看護師の1日の流れ
血液センターや献血バスでの業務の流れは次の通り。
- 9時00分:機器の始業前点検、資材等を台車に載せる、移動採血車へ資材を積込む
- 10時00分:献血現場へ到着後は会場設営開始、献血バス横のテント設営、バスから資材・機材を降ろし、採血の準備
- 11時00分~:献血受付開始、採血前検査実施、採血開始、全血献血。採血した血液をブロックセンターに送付、血液搬送業者に引渡す
- 16時00分:受付終了後、会場の撤収
- 17時00分:血液センターへ到着、台車に資材等を降ろす。資材の補充
献血ルームでの献血看護師の1日の流れ
献血ルームでの献血看護師の業務の流れは次のとおり。
- 10時00分:採血準備、機器の始業前点検、資材の準備
- 10時00分~:採血前検査、採血前検査実施、血液検査、採血開始、成分採血装置にて採血、タブレットを使用しての採血、血液をブロックセンターに送付、血液を搬送業者へ引渡す
- 18時00分:受付終了、後片付け
献血看護師の5つのメリット
献血看護師のメリットは次のとおり。
- 日勤のみで夜勤なし
- 教育制度やマニュアル充実
- 身体的・精神的に負担が軽い
- 残業が少なく休みもとりやすい
- 日本赤十字社の社員なので安定
日勤のみで夜勤なし献血看護師のメリット1
病棟看護師は日勤、深夜、準夜などの夜勤勤務がありますが、献血看護師は基本的に日勤のみの勤務体制です。
日勤のみで1ヶ月後~2ヶ月後もカレンダー通りの勤務になることが多いので予定も立てやすいのが最大のメリット。
日勤のみで5連勤務になるのは少しきついと感じるかもしれません。
教育制度やマニュアル充実献血看護師のメリット2
日本赤十字社の社員となるため献血のノウハウが豊富。
そのため献血関係の教育制度やマニュアルも整備されています。
と不安がる人もいるかもしれません。
全血採血装置やテルシスーS、CCS、トリマといった成分採血装置を操作する必要がありますがマニュアルがあるので機械音痴でも安心です。
献血看護師は1日の流れもほぼ決まっているため、イレギュラーな仕事も少なく、先輩看護師から機械の使い方をしっかりと指導してもらえるので安心して勤務できます。
身体的・精神的に負担が軽い献血看護師のメリット3
病棟看護師は体位変換、陰部洗浄、トイレ介助などで付き添って身体がボロボロになったり、クレームを言われて自分で判断して対応が求められたり、患者さんから酷い暴言や暴力を受けて精神的に傷ついたりすることもしばしばあります。
献血看護師は健康な人への献血が主な仕事なので、変に身体を酷使したり、精神的に追い詰められたりすることが少ないです。
残業が少なく休みもとりやすい献血看護師のメリット4
献血業務は営業時間が決まっているため、残業が少ないのがメリット。
普段から残業が少ないので平日の習い事の予定や子どものお迎え時間、子どもの習い事の予定などを計画しやすい!!
献血業務は営業者人数が確保できれば休みが取りやすいのもメリット。
ただ、事前に休みの希望を出さないと他の勤務者に迷惑が掛かるのは病棟看護師と同じ。当日休みに対応してくれるわけではないので注意が必要です。
日本赤十字社の社員なので安定献血看護師のメリット5
日本赤十字社の社員となるので、福利厚生が安定しています。
特にボーナスや昇給などは明確な規定が決められているので、就職してから突然給料が低くなったり、ボーナスがカットされるリスクが少ないです。
また献血業務は日本赤十字社のみの仕事なので、他の競合が出てきて営業競争やノルマなどが発生するリスクも少ないのも良い点。
決まった業務を決まった時間にしっかりとこなす力は求められるので、ルーチン業務が得意な人にはおすすめの仕事。
献血看護師の5つのデメリット
献血看護師のデメリットは次のとおり。
- 研修や学会はなし
- 土日祝出勤日がある
- 就職先の選択肢が少ない
- 事務から実務まで仕事の幅が広い
- キャリアアップ・スキルアップができない
病棟看護師に比べると勉強の機会や出世などの機会がないのがデメリットになっています。
研修や学会はなし献血看護師のデメリット1
献血看護師には研修や学会がありません。
入職時には献血業務のマニュアルや献血機械の説明やレクチャーなどは受けられます。
献血業務はルーチンワークのため良くも悪くもあまり変化がない業務。
採血するためのルートを取る採血針や機械が少し変わることはあっても、献血に来た人から献血するためのルートを挿入して機械に繋いで採血を行う。この流れはほぼ変わりません。
土日祝出勤日がある献血看護師のデメリット2
献血バスや献血センターの日程を見ればわかりますが、献血看護師には土日祝日の出勤日があります。
毎週ではないにしても1ヶ月に数回ほど土日祝日の出番が回ってくるので、家族の協力や理解が必要になります。
土日祝日の手当てがつくといっても、土日に出勤すると子どもに寂しい思いをさせたり、家族の負担が大きくなったりする可能性があるので注意が必要です。
また場合によっては2ヶ月1回ほど1泊の泊りがけで献血バスの献血業務に当たることもあるので注意が必要です!!
就職先の選択肢が少ない献血看護師のデメリット3
献血看護師は日本赤十字社が日本の献血をとりまとめてやっているので、就職先が赤十字社しか選択肢がありません。
日本赤十字社に就職して勤務する場所が献血ルーム、献血センター、献血バスなのかによってもやや業務が異なるので、この辺の選択肢の少なさは気になるところ。
事務から実務まで仕事の幅が広い献血看護師のデメリット4
事務から実務まで仕事の幅が広いのが献血看護師のデメリットです。
病棟看護師をしている時は点滴や採血、褥瘡処置や創部処置などのThe看護技術といった仕事が多かったはず。
でも献血看護師は、献血者の受け付け業務から、会場案内、採血ルート挿入、書類の説明やサイン依頼、献血の呼びかけなどなど事務から実務まですべてを担当します。
キャリアアップ・スキルアップができない献血看護師のデメリット5
キャリアアップ・スキルアップができないのも献血看護師のデメリット。
献血看護師は良くも悪くもルーチンワークなので毎日に変化がなく、毎日採血や事務業務の仕事。
また現場のスタッフもマニュアルや指導を受ければ基本的にすぐに仕事ができるようになります。献血センターや献血バスなどの責任者になればキャリアアップはできますが、一握りの人しか管理職になれません。
また採血の技術は上手くなりますが、その他の看護技術は使わないのでスキルアップする機会はほぼありません。
献血看護師に向いている人は?
献血看護師に向いている人の特徴は次のとおり。
- 人との会話が好き
- プライベートを優先したい
- ルーティンワークを苦に感じない
- キャリアアップをそこまで考えてはいない
献血看護師に向いていない人は?
献血看護師に向いていない人の特徴は次のとおり。
- 飽き性
- 向上心がある
- 給料を重視したい
- コミュニケーションが苦手
献血看護師になりたい人によくある質問と答え
献血看護師になりたい人によくある質問は次のとおりです。
- 現役の献血看護師やナースのブログはありますか?
- 献血看護師は新卒でもなれる?第二新卒は?
- 献血看護師にはかわいい人が多いですか?
現役の献血看護師やナースのブログはありますか?
現役の献血看護師やナースのブログは見つけられませんでした。
代わりに、看護師ブロガーをまとめた記事『【保存版】一度は読むべき看護師ブロガー114選【雑記・特化・面白い・爆笑系ブログを一挙紹介】』が参考になります。
診療科がさまざまな看護師ブロガーや就職先もいろんな看護師ブロガーがたくさんいるのでぜひチェックして見て下さい。
献血看護師は新卒でもなれる?第二新卒は?
献血看護師は新卒でなるのは難しいです。
基本的に採血や点滴などの基礎看護技術の習得が必須。
そのため、新卒後数ヶ月~3年程の経験がある第二新卒看護師は転職が可能です。
日本赤十字病院の求人情報によると、40歳までに入社すれば、約2年で正職員登用多数と記載があるので、初めは契約社員からのスタートになると予測されます。
献血看護師にはかわいい人が多いですか?
献血看護師にかわいい人が多いか不明ですが、看護師自体が女性の多い仕事なので可愛い人は多いのではないでしょうか。