看護師転職

10人に1人辞める?新人看護師ですぐ辞める人と辞めない人の特徴を徹底比較

2020年7月31日

拘束中で全身管理目的での点滴

4月から看護業務に忙しくて、先輩のピリピリしていてつらくなっていませんか?

もしかすると『今すぐ辞めてしまいたい!』と悩んでいる新人看護師さんも少なくないかもしれません。

新人看護師のうち10人に1人が1年以内に転職や退職をしているのをご存知でしょうか。

そしてその『すぐに辞める』看護師さんに特徴があるのをご存知でしょうか?

今回は、あなたの『すぐに辞める』という悩みを解決すべく、すぐに辞める看護師と直ぐに辞めない看護師の違いや特徴、また早く辞めてもいいのかという疑問にお答えします。

私の看護師経験も踏まえて答えさせてください。

看護のお仕事

新人看護師の10人に1人は辞めてしまう?

日本看護協会が実施した『2017年病院看護実態調査』によれば、2016年度の新卒看護職

員の離職率は7.6%で2011年以降は7%台後半で推移しています。

以下の図を参照下さい。


引用:2017年病院看護実態調査

つまり、13人に1人の新卒看護師が毎年のように辞めてしまっているという結果です。ちなみにこの調査では辞めた新卒看護師のその後までは調査されていません。

しかし退職して再就職している方も多くいると想像できます。あなたの周りで看護師を辞めて再就職せずにフリーターをしている人ってあまりいないですよね?

この調査の面白いところは離職率を病床数別で集計しているところで、100床~300床以下の病床数の小規模病院では離職率が高い傾向にあることがわかります。

以下図を参照


引用:2017年病院看護実態調査

病床数が少ない小規模病院では離職率が高いという結果から推察されるのは、小規模病院

では人間関係がある程度完成されているため新しい看護師がその環境に適応できない、入っていけないのではないでしょうか。

例えば、

「定年した◯◯さん違うとこで再就職したらしいよー」

「××さんと△さんって関係悪いでしょ」

などの身内ネタが多くて会話に入っていけない。

「大学病院ではそうでも、この病院ではこのやり方」

などと看護技術や手技が違う。

などの排他的な人間関係、仕事のやり方があるのかもしれません。

実際大学病院や総合病院では、入れ替わりが激しい上に業務も多岐にわたるため、人間関

係うんぬんより業務に振り回される傾向にあるので上記のような固まった人間関係ってで

きにくい気がします。(偏った意見ですいません泣)

すぐに辞める人と辞めない人との違いは問題解決能力の違いだった!

悩む看護師
じぁすぐ辞めてしまう人と辞めない人とでは何が違うんでしょうか?

すぐに辞める人と辞めない人との間で何が違うのだろうかと疑問に感じませんか?

すぐに辞めなくて済むのであればそれが一番ですよね。

すぐに辞める人と辞めない人との間では問題解決能力に差があることがわかってきています。

こちらの研究では、1年未満に辞めた経験のある新卒看護師を集めて調査を行なっています。その調査によると、辞めてしまった群では、問題を抽象的なレベルでしか考えられていなかったことがわかっています。

逆に継続できた群では問題を具体的なレベルで考えれていることがわかっています。

これが何を示すのか?

つまり辞めたくなければ目の前の問題を具体的なレベルで解決できるように考えることが必要ということです。

具体的には以下のような例が挙げれます。

  • 点滴や採血に時間が取られて怒られる→なぜ時間がかかってしまうのかを考える→物品の準備忘れ、血管選択に時間がかかるなど→物品準備を完璧にする、血管の探し方を改める・温める、駆血法を練習する
  • 時間がいつも足りなくて残業、迷惑をかける→なぜ時間が足りなくなるか考える→優先順位がめちゃくちゃ、スケジューリングができてない→時間管理を改める、先輩にコツを聞く

などなど、具体的なレベルまで問題解決方法を落とし込んで考えれるのが辞めずに済む秘訣です。

外的要因で辞めてしまうケース

看護業務、事務作業についていけない

看護業務をしていれば、患者の死に直面したり、突然の急変などで忙しくなることはよくあります。また、点滴管理や創部処置などの看護手技にはじまり、記録やその他の入院療養計画書、サマリーの作成などの書類作成関係の事務作業もあり、看護師の仕事は多岐に渡ります

新人の頃は、初めての看護師の業務で極度に緊張しているうえに、『患者の命』を預かる仕事、環境についていけず、パニックを起こしてしまうことも。

仕事量が多くてさばききれない自分は「なんて仕事ができない看護師なんだ」と自信をな

くして辞めてしまうこともしばしば起こります。そんなことはないんですけどね。

看護師の2交代、3交代の勤務体制についていけない

看護師の業務は日勤、夜勤があることで有名ですが、この勤務体制についていけずに体調

を崩す新人看護師は少なくありません。

今までは学校や私生活で規則正しい生活をしていたのが一転、不規則でストレスフルな生活になるわけです。

実際に私は3交代ですので、日勤が終わるのが17時、そこから帰宅して家事をして寝るの

は20時頃、そこから23時半ごろに起きて0時15分頃には深夜勤に出るという感じです。

慣れてしまえば、深夜勤明けの一日が「自由に使えてハッピー! !」となるんですが、新

人の頃はなかなか夜勤前に寝れずボロボロになって帰るってこともあります。それを繰り

返すうちに体調を崩してとうとう出勤出来なくなるケースもあります。

同じ失敗を繰り返す、学びが少ない

これは先程の研究からも言えることですが、辞めてしまう人の特徴として、同じ失敗やミ

スを繰り返す傾向にあります。

同じ失敗を繰り返すということは失敗しないため、ミスしない為の勉強や学びが少ないということです。

メモをとっていても取っているだけで、自宅に帰っても参考書を開かず。

そして翌日も同じ失敗を繰り返してしまう。

失敗自体はだれでも初めは初心者なのでしてはいけないわけではありませんが、同じミスを繰り返すのは、同僚や先輩からするとやる気がない、教えたことが守れていないなど自分の評価に繋がります。

そこから人間関係が悪くなったり、居場所がなくなったりするのは看護師の世界ではよくあることです。

同じ失敗を繰り返さないは何も看護師の仕事だけでなく他のどの仕事でも同じことが言えます。しかし、学びなき人には命を扱う看護の仕事は難しいかもしれません。

完璧主義すぎる、怒られ慣れていないなどの性格的な問題

性格的な問題は直しづらいですが、当てはまる人もいるのではないでしょうか?

例えば、

記録はそこそこでいいのに、患者の一挙一投足を事細かに記録にする

人の仕事も手伝い過ぎて、自分の仕事が遅れてしまう。

プリセプターから怒られて萎縮して余計ミスをしてしまう。

などなど、性格的なものが仕事に影響することは多いです。

また、人間関係においても同じことが言えて、この人とは合うけどこの人とは合わない、

同じ手技をしているのに呼吸が合わないなど性格が看護業務に与える影響は多いですよね。

しかし、本来は仕事に性格的なものを持ち込んではいけないです。

記録や看護業務などもスムーズにできるようにしなくてはいけませんし、怒られて萎縮す

るにしても次の仕事に影響を出してはいけません。

ここがうまくできずに、適応できず辞めたくなる人、辞めてしまう人は多いです。

看護のお仕事

病院や勤め先に辞める理由があるケース

人間関係が悪い

看護師の世界は女の世界。

だからこそ、どうしても仲良しグループや派閥なんかができやすい傾向にあります。

そんな中に新人看護師がポンっと入れられるとどうしても争い?に巻き込まれがちです。

  • あの人とこの人は仲が悪い
  • あの人との仕事は苦手
  • 師長といがみ合いになりがち

上記と似たような状況は何も珍しいことではないでは?あなたの職場はみんな仲良しですか?

少なくとも私の職場はそうではありません。

全員が仲良しこよしでなくともならべく人間関係が良い方がいいと考えて辞めてしまう新人看護師も多いのです。

また人間関係が悪いと『ホウレンソウ』の報告・連絡・相談も疎かになりがちになります。

仕事上のコミュニケーションがうまくいかないと自分の仕事も遅れたり、ミスが起こってしまいやる気をなくしてしまいませんか?

教育体制が不十分

病院によって教育体制はそれぞれです。ラダーやプリセプター制度がしっかりあって、研修が都度ある病院もあれば、初任研の内容はほとんど現場で役に立たず、現場で仕事を覚えるしかないという病院もあります。

教育体制がしっかり整っていないと自分の看護があっているのか、不安になりますし、不安がアクシデントや医療事故のもとにもなります。

院内での研修会やOJT研修などが充実していない病院で働くことはリスクと隣り合わせで怖いものです。

残業や過重労働、休みが取れない劣悪な環境

志が高く看護師になった新人さんも、残量が毎日のように続いたり、点滴管理や採血、入院の受け入ればかりをしていて過重労働になっていると息切れしてしまうのではないでしょうか。

現に私も就職したばかりの頃は、看護師全員が忙しく、先輩看護師に疑問を聞こうにもどのタイミングで聞けばいいのか、そうこう迷っているうちに入院の受け入れや手術出しなどをしていると疑問を解決できないまま、帰宅することになったりとしんどい気持ちで過ごしていました。

家で自己学習しようとしても、参考書を開くと疲れから眠くなって全然頭に入ってこないこともよくありました。

また、有休というのは名ばかりで申請するのも敷居がものすごく高かったり、他の先輩や同僚が有休申請を出さないから有休申請しにくかったりということがありました。

仕事が忙しすぎる、休みが取れないっていうのもかなり深刻な新人さんの問題ですよね。

まとめ

新人看護師ですぐに辞める人と辞めない人の違いは、問題解決能力の差ではないか思います。

実際、病棟や医療の現場に出て行った時に、ふっと疑問に感じたことを解決せずにそのままにしておくとその後の看護も不安な中やらなくてはいけなくなります。

酷なようですが、疑問に思ったらすぐに先輩に聞いたり、難しければ参考書を開いて問題を一つ一つ解決していきましょう。

それでもやっぱりしんどいと思うのはあなたが悪いわけではありません。仕事場にも問題があるはずです。

辞めたいと思ったらすぐに動き始めるのが吉です。迷っているうちに体調を崩してしまっては意味がありませんかね。

新人看護師が辞めようとするときのおすすめの時期は『新人看護師が辞めたくなった時に読む記事』を参考にしてください。こちらの記事では辞めた後のことや転職成功の秘訣が5分でわかるように解説しています。

その他参考記事は以下にまとめています。

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gussan

ハチ

副業ブロガー / 現役看護師【経歴】国立大学▶︎公務員(保健師)▶︎縦社会と副業禁止で退職決意▶︎精神科看護師▶︎3サイト運営するが月1万円収益で3年ほど彷徨う▶︎培ったノウハウを駆使してhachiblog立ち上げ●嫁1太郎1姫と暮らす
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