もくじ
あとサイズはA4?B5?いろいろあるけどどれがいいのかな?
今回はこういった悩みに答えていきます。
履歴書って書く機会が少ないのでどのように書いたらいいのかよくわからないですよね。私も転職するときに履歴書の書き方がわからず検索したものです。
今回はそんな履歴書の書き方!特に看護師の転職における好感度が100点満点に近い履歴書はどのようなことに気をつければいいのかをまとめてみました。初めに悪い例とはどのようなものか、また履歴書の基本的なルールを確認して、氏名~志望理由までの書き方をなるべく具体的にまとめてみました。
看護師の履歴書失敗例5選
履歴書って学校で書き方をあまり習わないので間違って書いてしまう方も多いものです。
しかし、何気ない履歴書で内定がもらえないことも少なくありません。
ここでは看護師の転職の際に実際にあった失敗履歴書の例を紹介させていただきます。
写真がプリントシール、ピースした写真、プライベート写真
履歴書の写真の添付部分に貼られた写真が、プリクラ(プリントシール)、プライベートの写真を切り取って貼られているといったケースがあります。
友達に出すものではないので、履歴書に添付する写真は証明写真を貼らないとダメですよ。
経歴がデタラメで空白の時期がある
経歴を事細かに書くのが面倒だからといって適当に経歴を書いたり、空白の期間があったりすると悪い印象を与えます。
退職後しばらく無職の時期があるのであれば面接時に説明を行うことは必須です。
間違えた部分を修正テープや修正液
正式な書類で誤字脱字をしてしまった場合に、修正液や修正テープを使うのはNGです。意外とやりがちなミスですよね。
間違えた際は必ずすべて書き直しです。失敗な人は鉛筆で下書をしてからボールペンで清書しましょう。
自己PRが業務と関係なし
自己PRが看護業務と全く関係ないことを書く人も少なくありません。
たとえば『明るくてげんきです。』という事を自己PRとするのであれば、『患者対応で活きている』などと業務関連させることが大切です。
また、『趣味は旅行です』『興味があるのは雑貨屋巡り』
などと業務に全く関係がないことはNGです。採用者は、あなたがどのような仕事をしてくれるのかを知りたいのです。
志望動機がおかしい
志望動機が、看護師になった理由になっていたり、定型文的な『貴院の◯◯といった理念が〜』となっていたりするとNGです。
志望動機にはあなたが今までどのような仕事をしていて、転職した後どのような希望があって志望してきたのかが知りたいのです。
あなたの今まで業務経験やスキルなどを基に志望動機を書きましょう。
看護師のための良い履歴書のポイントとは?
良い履歴書とは、履歴書のルールや注意点が守られて書かれていることは当たり前で、それに加えて志望先にあなたを採用したら『どのような仕事をしてくれるのか?』『どんなスキルや経験があるか?』がわかる履歴書です。
看護師の履歴書の書き方とは?
ここからは基本的な看護師向けの履歴書の書き方を解説していきます。
日付
日付は記入している日付を記入せずに、提出する日付を記入しましょう。郵送の場合にはポストに投函する日付を記入しましょう。
氏名
氏名は間違えないと思いますが、ふりがなの部分に注意が必要です。
『ふりがな』と平仮名で書かれていれば、平仮名でふりがなを記入
『フリガナ』とカタカナ書かれていれば、カタカナでふりがなを記入
上記は一般常識なので注意しましょう。
写真
証明写真は、3ヶ月以内に撮影されたものを使用しましょう。貼るときには裏面に撮影した日付、氏名、生年月日を記入しておきましょう。
上記の失敗例で触れたとおりプリントシールやプライベート写真はNG。
また、証明写真は、正装を心がけてジャケットを着て、前髪は顔にかからないように分けましょう。表情は口を閉じて口角を上げていればベストです。
証明写真は写真屋でも取れますし、コンビニやスーパーなどのインスタント証明写真機で700円程で撮影できます。近所の証明写真機は『証明写真機 地名』で検索できます。
住所
住所は、住民票に記載されている正式なものを記入するようにしましょう。
特に『◯丁目△番地』と記載しなくてはいけないところを『◯-△』と記載してしまっているケースもあります。
正式文書には正式住所で記載です。
連絡先
連絡先は日中も夜も連絡が取れる番号を記載しましょう。
最近は固定電話を持っていない家も多いと思いますので、そういう場合は携帯番号でもOKです。
学歴・職務経歴
学歴は高校の入学からスタートして最終学歴の卒業年月までを記入しましょう。
職歴に関しては、現職が最後に来るように記載し、『現在に至る』と記載。もし仕事を辞めて無職であれば最終職歴を記載し『一身上の都合で退職』と記載しましょう。
複数の職歴があるのであれば入職年月、退職年月を記載しいずれも『一身上の都合で退職』と記載し漏れがないようにしましょう。
無職の期間は必ず面接時に何をしていたのか聞かれますので、答えを用意しておきましょう。正直に答えれば問題ありません。
免許・資格
免許や資格は古いものから習得した年月を記載しましょう。
業務に関係する運転免許や看護師国家資格、保健師国家資格は必ず記載します。
また業務に直接関係しない英検やそろばんは趣味や特技の欄に記載しましょう。
志望動機
履歴書の中でも特に重要なのが、この志望動機です。
志望動機は、相手の病院が『なぜあなたが、志望してきたのか?何をしたいのか?どのような仕事が期待できるか?』を知るための重要視されています。
志望動機では、あなたの今まで業務経験、培ったスキルがどのように活かせるのか?どのように活かしたいのかがわかるように記入しましょう。
上の失敗例でも触れましたが、定型文的な『貴院の理念に共感した』や前職が合わなかったといった志望動機はNGです。
あなたの業務経験やスキルを踏まえて書くと以下のような形にできます。
※私は精神科しか経験がないのでこのような形になります。あくまで例としてお読み下さい。
私は精神科のスーパー救急に勤めていたため、不穏状態の患者様やせん妄状態の患者様への対応などを経験しています。
その経験を活かし薬物やアルコールによる離脱症状や精神運動興奮などに場合分けてして対応できるのが強みと思っています。
入職したあとにはその経験を活かし現場に入っていき、看護視点、患者視点を医師に伝えていく役割を担っていきたいと考えています。
あくまで例ですが、あなたの業務経験やスキルは同じ人がないはずです。『あなたの強みは何か?』『転職したあとに活かせるものはなにか?』を考えて志望動機を記入していきましょう。
ちなみにここでしっかり考えておけば面接のときにも答えやすくなりますよ。
自己PR
自己PRは、あなたが転職後に何ができるのか?長所や短所はどのように看護業務に活かされるのかがわかるように記入しましょう。
また、前職でのどのような役職や役割を担っていたのかも自己PRに生かすことができます。
たとえば、プリセプター委員会などの教育係を任されていたのであれば、以前は教える側だったが教わる側としての心構えや、指導していた経験を転職後も活かしたいなどと自己PRすることができます。
また、現在の職場での看護技術がどのようなものか、転職後何にそのスキルを使うことができるのかといった風に書いておくとポイントが高いでしょう。
志望動機も自己PRも自己満足で書くのではなく、転職先が『転職後のあなたの仕事ぶりを想像できる』ように書くのが大切です。
ちなみに仕事に全く関係のない趣味や特技などの自己PRはNGです。
その他特記事項
その他特記事項の欄には、入職時期や勤務時間、勤務地など、あなたがどうしても譲れないことを記入しておきましょう。
また、記入の際の注意点は、必ず『理由』を記入することです。
たとえば、入職時期が『4月1日』と書くのであれば、『入職時期は7月1日を希望しています。理由は3月31日で委員会やプリセプターの任期が終了し引き継ぎも完了するためです。』
といったように具体的な理由まで書いてあると押し付けがましい印象を与えずに済みます。
特に希望や特記事項がなければ『特になし』と記入すれば問題はありません。
給料に関してはこの欄に記入するのではなく、面接時の逆質問で交渉するのがベストでしょう。また、面接時に交渉しにくいし自分ではちょっと、、、ということであれば、転職サイトのアドバイザー経由で交渉がよいかもしれません。
サイズ
サイズに特に決まりはありませんが、こだわりがなければA4サイズがおすすめです。
大概の正式な文章はA4サイズが主流です。人事方も管理するときにはA4サイズのファイルを使用しているケースも多いのでそのあたりを考慮してA4サイズのものをおすすめします。
履歴書のダウンロードや購入はどこでできるの?
様式も上記のようにあなたの経歴や志望動機、自己PRがある履歴書の方があなたの個性を出しやすいです。
その様式のダウンロードはこちらのサイトでダウンロードできるので活用してみてください。
また、ダイソーやコンビニといったところにも履歴書が売っているので様式を確認して埋め切れるかを考慮して購入しましょう。
まとめ
いい印象を受ける履歴書とはは、履歴書の基本的なルールをまもって、採用する相手があなたを採用したときにどのような仕事をしてくれるのか想像できる履歴書ということがわかったでしょうか?
まずは失敗例を参考にどのようなミスをしないようにするべきか、また正しい履歴書のルールやマナーを守ることが大切です。
そのベースの上で、志望理由や自己PRの部分であなたの経歴や看護技術・スキルをアピールして、就職した後にどのような役割を担ってくれるのか、どのような仕事をしてくれるのかわかるように履歴書を書くことが好感度を掴むコツです。
その他にも転職にまつわる記事をまとめていますので参考してみてくださいね。