もくじ
こういった疑問にお答えします。
下の内容を解説します。
- 精神科に就職する方法
- 精神科看護師の役割
- 精神科看護師に向いている人の特徴
- 精神科看護師のQ&A
この記事を読めば、精神科看護師になるには何をしたらいいのかがわかりますよ。精神科って閉鎖的でとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、この記事を読めば、イメージが変わるかも。
ちなみに精神科看護師と一般科で迷っているのなら、一般科の看護師を目指す方がいいです。下の記事にまとめています。
参考新卒で精神科看護師になっていい?【なってOK!一般科に興味あれば一般科が先】
人気記事看護師転職サイトランキング【脱看護師しましょう】
参考お祝い金がある看護師転職サイト4選【損しない選び方】
精神科に就職する方法【精神科看護師になるには?】
精神科に就職する方法は、かんたんで大学4年生(専門3年生)4月~9月の就活で精神科を受験するだけ。
とはいえ、
という人もいると思うのでかんたんに解説。
下の流れ探せばOK。
- 就職する場所を決める(地元、学校の近くの病院など)
- その周辺の精神科病院を探す
- 昨年度の募集時期や募集締め切りの時期を確認する
- 調べた結果に合わせて時期ごとで応募する
- 面接を受ける(できれば見学もする)
- 内定をもらう
以上。
精神科看護師の志望動機や面接での答え方は下の記事で解説してます。かなりタメになる内容。
参考精神科看護師の志望動機の書き方や例文まとめ方【内定はぶっちゃけ余裕】
精神科看護師の役割
精神科看護師を目指す学生さんによっては、そんな疑問もありますよね。
精神科看護師の役割は下のとおり。
- 患者のとコミュニケーションで状態の把握
- 患者の精神症状のアセスメント
- 内服管理
- 退院後の環境調整
患者のとコミュニケーションで状態の把握
患者との会話や動きを見つつ、患者の状態の把握は精神科看護師の役割として重要。
すべてはここから始まります。
- 表情
- 言動
- 行動
この3つを見つつ、患者の状態を観察します。
患者の精神症状のアセスメント
患者の観察をしつつ、精神症状のアセスメントをするのも精神科看護師の役割。
- 幻覚や幻聴に左右された行動や言動なのか?
- その行動や言動から今後予測されることは何か?
- 暴力?他患者とのトラブル?精神症状の悪化?
このあたりを総合的に判断して対応しましょう。
場合によっては、
- 内服調整の相談
- セレネースやセルシンの筋肉注射の打診
- 部屋移動の調整
などなど。
具体的には上のような動きをします。
内服管理
精神科では医療保護や措置といった自分の意に削ぐわず入院になった患者。
病識のない患者。
などなど。
こと内服は拒薬がリスクがとても高いです。
精神症状や行動を見つつ、内服の管理も精神科看護師の重要な役割。
内服したと見せかけてトイレで吐き出す。
頑なに拒薬する。
などなど。
拒薬時には無理強いせずに様子を見るのか、それとも必要な薬であることを説明して内服を促すのか。
このへんの判断も医師と相談しながら勧めていきます。
退院後の環境調整
退院後の環境調整も精神科看護師の重要な役割。
なぜなら、入院の目的は、入院と同じ状況で再度入院させないことになることが多いから。
たとえば、
前回は病識がなく怠薬からの精神症状の悪化ならば、
- 疾病教育
- 家族への教育
- 訪問看護の導入
- デイケアでの内服確認の調整
などなど。精神科看護師がカンファレンスで発言し調整する場面も多いです。
退院後の環境調整は精神科看護師の大きな役割の一つ。というか醍醐味かも。
精神科看護師に向いている人の特徴
精神科看護師に向いている人の特徴は下のとおり。
- プライベートと仕事を両立できる
- 人と話すのが好き
- 相手のペースに合わせれる
- 根気強く心の強さがある
- 精神的に安定している
- 気持ちの切り替えがすぐできる
詳しくは下の記事で詳しく解説しています。
参考精神科看護師が向いている人の6つの特徴【精神科にいくなら知っておくべきこと】
精神科看護師のQ&A
精神科看護師のきつさを気にしている人は下のような疑問も持っていませんか?
- 精神科看護師の役割とは?
- 精神科看護師に向いてるか知りたい
- 精神科看護師のやりがいって?
- きついことってどんなこと?
- きつさ以外のストレスは?
順番に解説します。
精神科看護師の役割とは?
- 患者とのコミュニケーション
- 精神症状のアセスメント
- 患者の気持ちの代弁
- 認知行動療法
- 与薬管理
詳しくは下の記事を参考に。
参考現役精神科ナースが答える精神科看護師の役割5選【向いているかも徹底解説】
精神科看護師に向いているか向いていないか知りたい
精神科看護師に向いているか向いていないかは下のとおり。
精神科に向いている人には以下のような特徴があります。
- プライベートと仕事を両立できる
- 人と話すのが好き
- 相手のペースに合わせれる
- 根気強く心の強さがある
- 精神的に安定している
- 気持ちの切り替えがすぐできる
詳しくは下の記事で解説しています。
参考精神科看護師が向いている人の6つの特徴【精神科にいくなら知っておくべきこと】
精神科看護師のやりがいって何?
精神科看護の『やりがい&面白さ』は『看護力が治療に直結』すること。
下がやりがいの具体例。
- あなたの看護力を活かすことで患者が回復する
- 退院後をイメージしつつ長いスパンで関われる
- 精神看護だけじゃなく身体疾患の知識も必要
詳しくは下の記事で解説しています。
参考精神科看護の『やりがい&面白さ』は『看護力が治療に直結』するという話
精神科看護師のきついことって何?
精神科看護師のきついことは下のとおり。
- 暴言・暴力
- 妄想の対象になること
- 自分の一言の重みが大きいこと
- 患者の話を聞かなくてはいけないこと
このことは別の記事で解説しています。
参考精神科看護師の4つのきついこと【一般科看護師に比べたら時間的に楽です】
精神科看護師のストレスは?
精神科看護師のストレスは下のようなものがあります。
- 精神科領域の看護や知識が不足していると感じる
- 医師と患者の間に入るのが難しい
- 医師と看護師との価値観・意見が食い違う
- 患者の治療に理想と現実のギャップが大きい
- 患者からの暴力のリスクがある
- 患者からの暴言や被害妄想をもたれる
- 患者・家族の架け橋が難しい
詳しくは下の記事にまとめています。
参考精神科看護師のストレスは『無力感』という話【一般科に比べたらぬるゲー】
精神科看護師になるにはまず行動。
精神科看護師になるのならまず精神科看護師で必要な知識や役割を理解して行動すること。
例えば、
- 本で学習
- 精神科看護師に話を聞いてみる
このあたり。
本でおすすめは下のとおり。
- 精神科看護の雑誌購読
- 統合失調症や双極性障害、発達障害などの基本疾患の本を読む
おすすめは下の本。
また、精神科看護師に話を聞いてみる。
と思った人は安心してください。
ハチに連絡してください。
このブログのコメント欄でもOKですし、TwitterのDMからでもOK。
とにかく連絡して精神科看護師へのイメージを膨らませてみてくださいな。