MRとは、Medical Representativeの略称で医薬情報担当者と訳され、医師や薬剤師向けに薬の情報提供をするのが主な仕事。
当サイトでは看護師からMR(医薬情報担当者)への転職はおすすめしません。
なぜなら、製薬業全体でMRを減っており、結婚や育児の予定を考えている女性には出張や転勤が多すぎて働きにくいから。
また次の3つの理由もMRの将来展望がかなりきついと感じます。
- MRの数が多すぎる
- MRの役割がAIやITに取って代わられる
- 新しい医薬品が少なくMRが必要なくなっている
実際次のような大手の製薬会社がMR(医薬情報担当者)の早期退職者を募ったニュースも多く出ています。
とはいえ、看護師から(医薬情報担当者)へ転職を目指す人も多いので、転職方法は次のとおり。
- 看護師転職サイトに登録する
- MR専門の転職サイトへ登録する
- 製薬会社やMR派遣会社(≒CSO会社)の公式ホームページの採用ページをチェックする
MR(医薬情報担当者)の仕事内容は次のとおり。
- 医薬品の情報提供
- プレゼン資料の作成
- 講演会や説明会の開催
- 医薬品の最新の知識やデータ集め
- 医療機関からの情報をフィードバック
MR(医薬情報担当者)の平均年収は約700万円。
MR専用の転職サイトのMR BiZがアンケート調査『MRの年収<企業による格差の実態>』ではMRの平均年収は707.3万円と結論付けられています。
この記事では、書籍、Twitterの情報、YoutubeのMR(医薬情報担当者)の情報をまとめていますが、動画でMRの概要を掴める年収チャンネルのMRとの対談動画を見るとよりこの記事内容を理解しやすくなります。看護師が参考になる次の3つを紹介しておきます。
仕事内容、年収、将来性に関しては年収チャンネル
- 【リアル】製薬会社の年収と裏事情(第一三共/武田薬品/大塚製薬)|vol.397
- 製薬会社MRがホワイトすぎて就職待ったなしww|vol.798
- 【MR】田辺三菱製薬がホワイト企業すぎるwww|vol.1149
病棟看護師が嫌になって『製薬会社やお薬関係の仕事をしたい!!』『看護師とは違う仕事をしたい!!』と考えているなら、ナースエデュケーター(クリニカルエデュケーター・クリニカルスペシャリストとも呼びます)がおすすめ。
ナースエデュケーターとは(※1)、CSO企業(※2)や製薬会社に所属し、お薬の使い方や製品の適正な使用のため、医師や薬剤師、看護師へ説明をするのが主な仕事。
ナースエデュケーターになるには、看護師転職サイト(看護のお仕事など)に登録し求人を探すか、CMIC Ashfield(シミックアッシュフィールド)などのCSO企業の採用ページを利用がおすすめ。
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ナースエデュケーター(クリニカルスペシャリスト)の仕事内容、転職方法が気になる人は『現役4年ナースエデュケーター直撃!仕事の口コミや年収・求人の転職方法を徹底解説【クリニカルエデュケーター】』を参考にしてください。
もし、病棟看護師に疲れた、辞めたいと考えているなら危険。
テキトーに転職活動をすると足元をすくわれますよ。
もし、MRにこだわらず今と別の場所で働きたいと考えているなら看護師転職サイトの利用をおすすめします。
看護師転職サイトならMRを含め、看護師資格を活かせる他職種の求人も豊富にあります。
とにかく求人数が多いサイトなら看護のお仕事がおすすめ。筆者も実際に看護のお仕事、マイナビ看護師、ナースではたらこの3社を使いましたが、転職を決めたのは看護のお仕事でした。
MR(医薬情報担当者)以外の看護師資格を活かせる他職種・違う仕事は『1651いいねバズツイの看護師辞めて転職におすすめの他職種36選&違う仕事』で、看護師転職サイトのランキング、比較、口コミを見たい人は『6年目現役Ns絶賛!!看護師転職サイトおすすめランキング7選&選び方』を参考にしてください。
- 看護師からMR(医薬情報担当者)へ転職や求人の探し方3選
- MR(医薬情報担当者)の5つの仕事内容
- MR(医薬情報担当者)の一日のスケジュールは?
- MR(医薬情報担当者)の年収や給料事情は?【平均年収は約700万円。基本給は25万円だが営業手当やボーナスで高給料!!】
- MR(医薬情報担当者)へ転職考える看護師におすすめのナースエデュケーター(クリニカルスペシャリスト) MR以外で看護師におすすめの仕事
- 看護師資格はMR(医薬情報担当者)への転職で有利になる?看護師経験はMRへで活きる経験
- MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキルは?
- 看護師からMR(医薬情報担当者)へ転職したい理由5選
- 看護師がMR(医薬情報担当者)へ転職するメリット
- 看護師がMR(医薬情報担当者)へ転職する7つのデメリット
- 看護師からMR(医薬情報担当者)に転職するときによくある質問と答え
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看護師からMR(医薬情報担当者)へ転職や求人の探し方3選
MRとは、Medical Representativeの略称で医薬情報担当者と訳され、医師や薬剤師向けに薬の情報提供をするのが主な仕事。
MR認定制度の基準である「MR認定要綱」では、
MRとは、企業を代表して医薬品の適正使用ならびに薬物療法の向上に貢献するために、医療関係者と面談等によって、医薬品の品質・有効性・安全性等に関する情報の提供・収集・伝達を主な業務として行う者と定義し、MRは患者志向に立ち医薬品の適正使用に必要な情報活動を行う専門家として位置づけられています。
MRとは公益財団法人MR認定センター
看護師からMR(医薬情報担当者)に転職する方法や求人の探し方は次の3つ。
- 看護師転職サイトに登録する
- MR専門の転職サイトへ登録する
- 製薬会社やMR派遣会社(≒CSO会社)の公式ホームページの採用ページをチェックする
看護師転職サイトに登録する
と思うかもしれませんが、あなたはMR(医薬情報担当者)だけを狙って転職活動を始めようとしているわけではないはず。
MRを含め製薬会社関係の看護師になりたいなら、看護師転職サイト(看護のお仕事など)に登録し求人を探すか、武田薬品工業などの製薬会社、CMIC Ashfield(シミックアッシュフィールド)などのCSO企業の採用ページを利用がおすすめ。
\製薬会社関係の看護師を狙うならココ!!/
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当サイトとしては、出張や転勤が多く、夜間の業務も多いMR(医薬情報担当者)よりも看護師にはナースエデュケーターをおすすめします。
またMR(医薬情報担当者)やナースエデュケーターに限らず、看護師資格を活かせる他職種にも目を向けてほしいのであえて看護師転職サイトへの登録をおすすめします。
看護師転職サイトならもし『ああーやっぱ全く知らない分野のMRを目指すより病棟看護師とか訪問看護師のほうがいいかも』と思ったときも方向転換しやすくなります。
当サイトでは筆者が実際に利用した次の看護師転職サイトをおすすめします。
サイト名 | 評価 | 求人数 | LINE |
1位 看護のお仕事 | (5.0 / 5.0) | 132,124 | OK |
2位 マイナビ看護師 | (4.5 / 5.0) | 56,851 | OK |
3位 ナースではたらこ | (4.5 / 5.0) | 94,207 | OK |
この他の看護師転職サイトの口コミや比較情報や目的別での求人数ランキングを知りたいあなたは『6年目現役Ns絶賛!!看護師転職サイトおすすめランキング7選&選び方』を参考にしてください。
MR専門の転職サイトへ登録する
MR専門の転職サイト(MR Biz)へ登録するのも、看護師からMR(医薬情報担当者)への転職で使える方法です。
ただ、MR Bizでは『よくいただく質問』からもわかるとおり、MR認定資格を持っていない人への案件紹介には消極的です。
転職ネゴシエーション利用にあたって条件はありますか?
MR BiZよくいただく質問
MRとして就業経験がある、またはMR認定資格をお持ちであれば、どなたでもご利用頂けます。
まだ認定資格をお持ちでない方や、これからMRを目指される方もお申し込み頂くことは可能ですが、現在は各社とも経験者の採用が活発化していますから、案件によってはご期待に添えない場合がございます。あらかじめご了承下さい。
現実的には次の方法でMR(医薬情報担当者)の求人を探すことになりそうです。
製薬会社やMR派遣会社(≒CSO会社)の公式ホームページの採用ページをチェックする
MRが就職する場所は2箇所あり、1つ目が製薬会社で、2つ目がMR派遣会社(CSO)。
製薬会社は言わずもがなで、次のような会社。
- 武田薬品工業
- 大塚HD
- アステラス製薬
- 第一三共
- 中外製薬
- エーザイ
- 大日本住友製薬
- 田辺三菱製薬
- 協和キリン
そして、CSO企業とは、医薬品の営業・マーケティングを受託する会社のこと。
CSOはContract Sales Organizationの頭文字をとったもので、「医薬品営業支援事業」と訳されます。MR派遣事業から始まったCSO企業ですが、MRだけでなくMSLやナースエデュケーター、医療機器営業担当者なども派遣しています。
CSOとは、Contract Sales Organization の略で、医薬品販売業務受託機関を指します。製薬企業における営業・マーケティング業務(MR業務)のアウトソーシングビジネスです。
EPファーマラインMRLink
CSO企業に在籍したうえで、CSO企業が契約している製薬企業、医療機器メーカーに配属され、営業活動を行う者を「コントラクトMR」と呼びます。
MR派遣会社のCSOは次のような会社があります。
- IQVIA サービシーズ ジャパン株式会社
- アポプラスステーション株式会社
- シミック・アッシュフィールド株式会社
- 株式会社EPフォース
- 株式会社日本人材開発医科学研究所
- 東邦薬品株式会社
- エムスリーマーケティング株式会社
- 株式会社ベルシステム24
- サイネオス・ヘルス・コマーシャル株式会社
- 株式会社インテリム
- 株式会社アクセライズ
- コアヒューマン株式会社
- ソック・ジャパン株式会社
- フラームジャパン株式会社
これらの会社の採用ページを確認して未経験で中途採用案件や4月からの新規採用求人が出ていないかを確認してみましょう。
MR専門転職サイトには求人を出していない会社もあるため、MR(医薬情報担当者)に本気で転職したいのなら気合で毎月、毎週チェックするのをおすすめします。
というあなたは看護師転職サイトへの登録すべき。
やっぱりMR(医薬情報担当者)以外の看護師系求人に強いのは看護師転職サイト。
また看護師転職サイトなら毎月、毎週自分で検索する必要ありません。看護師転職サイトのアドバイザーがLINEやメールであなたの希望にあった求人情報を送ってくれます。
『今の病棟から逃げたい!!』『辞めたい!!』と思っているならとりあえず登録からの相談でOKです。
豊富な求人種類や求人数から選びたいなら看護のお仕事一択です。
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しかし、看護のお仕事以外にもよい看護師転職サイトはたくさんあるので『6年目現役Ns絶賛!!看護師転職サイトおすすめランキング7選&選び方』で比較してみてくださいね。
MR(医薬情報担当者)の5つの仕事内容
MR(医薬情報担当者)の主な仕事内容は次のとおり5つ。
- 医薬品の情報提供
- プレゼン資料の作成
- 講演会や説明会の開催
- 医薬品の最新の知識やデータ集め
- 医療機関からの情報をフィードバック
医薬品の情報提供MRの仕事内容①
MRの仕事内容の1つ目は、医師や薬剤師などの医療従事者への医薬品の情報提供。
MR(医薬情報担当者)の1番重要な仕事は自社製品を医師や薬剤師に説明を行う営業。
クリニックや病院の医局にいって、医師にアポイントをとって医薬品の情報提供をする仕事。よく医局の廊下に立って待っているアレです。
またこの医薬品の情報提供を行うアポイント時間は5分程度と短いです。以前は長々と話していたのですが、規制が強くなっており、現在は5分程度しかアポイント時間が取れないのです。
よくMR(医薬情報担当者)は営業や販売をすると言われますが、これは間違えです。
あくまで医薬品の情報提供です。そもそも法律で規制がかかっており、営業や接待をするとNGになっています。
また、医薬品の情報提供はあくまで自社製品に関することのみで、他社製品について『この製品は●という悪い点がありまして、投与すると●●のような副作用の報告があるみたいです』などというのもNG。
プレゼン資料の作成MRの仕事内容②
MRの仕事内容の2つ目は、講演会や説明会で使用するプレゼンの資料作りや台本づくり。
後述するとおり、MR(医薬情報担当者)は自社製品の効果や副作用、投与方法などに関する講演会や説明会を行う機会が多いです。
当然、何も用意せずに講演会や説明会をするわけがありません。
医師や薬剤師、看護師などの医療従事者向けにわかりやすく、ツッコまれないプレゼンテーション資料作りが求められます。
講演会や説明会の開催MRの仕事内容③
MRの仕事内容の3つ目は、医師や薬剤師が行う講演会に合わせて自社製品の説明をしたり、新薬導入のための説明会の開催。
よく先生たちが行う講演会に合わせて自社製品を紹介する時間を作ってもらい、講演会に合わせて説明をすることもありますよね。
筆者も自分の病棟の先生が講演会を行ったとき前座や休憩中にMR(医薬情報担当者)の方が医薬品の説明を行っていた記憶があります。
また、自社医薬品の説明を行うために総合病院内で説明会を行ったり、オンライン説明会を開催したりするのもMR(医薬情報担当者)の仕事の一つです。
医薬品の最新の知識やデータ集めMRの仕事内容④
MRの仕事内容の4つ目は、自社医薬品の最新の情報やポジティブ・ネガティブなデータの情報収集。
MR(医薬情報担当者)のメーンの仕事は医師や薬剤師への医薬品の情報提供。
この情報提供で医師や薬剤師が求める情報をしっかりと掴んで、自社製品の良いデータや悪いデータなどを集めるのもMR(医薬情報担当者)の仕事の1つです。
医師や薬剤師が求めるデータの1例は次のようなもの。
- 重篤な副作用は?
- 患者への医療費負担は?
- 飲み合わせの悪い薬や治療は?
このような情報は日々更新されますし、研究発表の日々更新されます。
MR(医薬情報担当者)は医師や薬剤師よりもいち早くこれらの情報を収集し、わかりやすく説明する必要があります。
医療機関からの情報をフィードバックMRの仕事内容⑤
MRの仕事内容の5つ目は、クリニックや病院の先生から報告された薬の副作用や、自社製品の影響かわからないが報告された症状などを会社に報告・フィードバックすること。
病院やクリニックへ訪問していると、自社医薬品を使用している先生から『この薬を使っていて患者の状態が良くなった』『この薬って●●って副作用ある?今使ってる患者さんでこんな症状がでてきたんだけど』といった情報をいただくことも。
医師から研究報告として報告されるよりも前にMR(医薬情報担当者)は医師や薬剤師に近いためいち早くいい情報も悪い情報も入手できます。
これら自社製品の情報を会社へフィードバックするのも大切な仕事の1つです。
MR(医薬情報担当者)の一日のスケジュールは?
ちゃんよんちゃんねるより【製薬会社MRのリアル】仕事の日は1日何してる?車の中の環境も紹介!ご飯食べながら研修受講?1人の時間が多いからひとりごとだらけ?MRはお弁当屋さんではないぞ! ex.6
MR(医薬情報担当者)の年収や給料事情は?【平均年収は約700万円。基本給は25万円だが営業手当やボーナスで高給料!!】
MR専用の転職サイトのMR BiZがアンケート調査『MRの年収<企業による格差の実態>』をした結果、MRの平均年収は707.3万円。
MR BiZによる調査結果をもとに作成(調査期間:2017年4月1日~12月31日、有効回答数:N=888)
MR BiZ はMR専用の転職サイト。MRの転職・求人情報のほか、製薬メーカーの最新ニュースやパイプライン、平均年収なども掲載。あなたの転職を最大限サポートします。
また現役MR(医薬情報担当者)や元MRの方からお話を伺っている年収チャンネルの情報を見ると次のような給料になります。
- 給料:25万円
- 手当:5万円前後
- ボーナス:4.5ヶ月分
- 評価ボーナス:2ヶ月分
- 昇給は年間7,000円~1万円強
そのため初任のとしは500万円を切る程度の年収になりますが、2年目以降は評価ボーナスを含めれば500~600万円程度は射程範囲内。
また新卒で30歳で700万円、順当に昇給と昇進を重ねれば40歳では1000万円まで年収がアップする可能性も秘めているので看護師から転職するなら夢のある仕事と言えそうです。
MR(医薬情報担当者)の魅力は福利厚生
MR(医薬情報担当者)の最大の魅力は年収もそうですが、製薬会社のためか福利厚生が充実しているところ。具体的な福利厚生制度としては次のようなもの。
- 営業手当:5万円
- 住宅補助:独身7万円程 結婚すると14万円程
- 医療費補助
- 出産手当金
内資・外資系に関係なく、MR(医薬情報担当者)の福利厚生制度は充実しており、ほとんどの会社では営業手当が毎月5万円以上、また住宅補助が独身なら5万円~7万円程は入ってきます。
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MR(医薬情報担当者)へ転職考える看護師におすすめのナースエデュケーター(クリニカルスペシャリスト) MR以外で看護師におすすめの仕事
当サイトでは看護師がMR(医薬情報担当者)へ転職するのはおすすめしていません。
その理由は出張や転勤が多いからというのを挙げましたが、看護師さんが看護資格を活かしてできる他職種が他にもあるからMR(医薬情報担当者)をおすすめしません。
看護師が今から製薬会社系の仕事に付きたいのならナースエデュケーターをおすすめします。
MR(医薬情報担当者)以外で看護師におすすめしたい仕事は次のとおり。
- ナースエデュケーター
- 臨床開発モニター(CRA)
- 治験コーディネーター(CRC)
ナースエデュケーター(クリニカルスペシャリスト、クリニカルエデュケーター)
年収 給料 | 未経験 OK度 | 転職 難易度 | 看護師 経験 | 休み とり易さ | |
フィールドナース(ナースエデュケーター) | 500~600万円 | 5 | 4 | 3 | 3 |
ナースエデュケーター(クリニカルスペシャリスト、クリニカルエデュケーター)とは(※1)、CSO企業(※2)や製薬会社に所属し、お薬の使い方や製品の適正な使用のため、医師や薬剤師、看護師へ説明をするのが主な仕事。
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ナースエデュケーターの詳しい転職方法は『現役4年ナースエデュケーター直撃!仕事の口コミや年収・求人の転職方法を徹底解説』で解説しています。
臨床開発モニター(CRA)
年収 給料 | 未経験 OK度 | 転職 難易度 | 看護師 経験 | 休み とり易さ | |
臨床開発モニター(CRA) | 400~500万円 | 5 | 4 | 3 | 4 |
臨床開発モニター(CRA)とは、新薬の有効性や安全性を確かめる治験が円滑に進むように調整し、適切に行われているかをモニタリングする仕事。
臨床開発モニター(CRA)の仕事内容は次のとおり。
- 治験実施前は医療機関や医師の選定
- 治験実施中はモニタリングや医師へのヒアリング
- 症例報告書(CRF)のチェックと回収
- 医師からのヒアリング内容や被験者情報をまとめた業務報告書作成
臨床開発モニター(CRA)の口コミをTwitterで探したところ次のような口コミが見つかりました。
看護師の転職先として臨床開発モニター(CRA)はかなり良い選択肢だと思うんだけど、何でこんなに認知度低いんだろう😇なぞ。
— さつき@ビジネスコンサルタント (@satsukiiii05) October 21, 2019
治験コーディネーター(CRC)
年収 給料 | 未経験 OK度 | 転職 難易度 | 看護師 経験 | 休み とり易さ | |
治験コーディネーター(CRC) | 400~500万円 | 5 | 4 | 3 | 4 |
治験コーディネーター(CRC) とは、Clinical Research Coordinator(クリニカル・リサーチ・コーディネーター)の略で、医療機関を訪問して治験が適正に行われるように調整する仕事です。
治験コーディネーター(CRC) の仕事内容は次のとおり。
- 治験実施計画書(プロトコール)の理解
- 被験者スクリーニングの調整
- 被験者へのインフォームドコンセント
- 被験者対応(治験薬の服薬状況の確認や有害事象のチェック)
- 症例報告書(CRF)の作成
治験コーディネーターの仕事内容や日常、悩みなどを知りたいなら、次の2人のフォローは必須です!!!!
看護師資格はMR(医薬情報担当者)への転職で有利になる?看護師経験はMRへで活きる経験
看護師資格は有利にはなりません。なぜならMR(医薬情報担当者)は看護師とは全然違う仕事だから。少しだけ役立つかなと思うスキルは医師や薬剤師さんとの医療従事者独特のコミュニケーション。
医療従事者ならではの、冗談や現場感覚は看護師をやっている人の優位性ですよね。
看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験は次のとおり。
- 医師や薬剤師などの医療従事者とのコミュニケーション
- 薬や治療の流れがわかる現場感覚
- 患者さんとのコミュニケーション
- 看護師への医薬品の知識提供
医師や薬剤師などの医療従事者とのコミュニケーション看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験①
看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験1つ目は、看護師としての現場に出て医師や薬剤師と話した経験。
MR(医薬情報担当者)は患者さんと関わる機会はほぼないのですが、医師や薬剤師、看護師と接する機会は多いです。
そういうときに役立つのが、看護師として現場にいた経験やコミュニケーション能力です。
先生によっては『冗談が好きな人』『医療やお薬については詳しく知りたい人』『人見知りだけど仲良くなるとよくしゃべる人』などさまざまなタイプの先生がいますよね?
文系大学や理系大学を卒業したあとそのままMR(医薬情報担当者)になった人とは違う差別化要因なので履歴書や職務経歴書、面接での受け答えで活用したい経験です。
薬や治療の流れがわかる現場感覚看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験②
看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験2つ目は、看護師として現場にいた経験から薬の使用や治療の流れがわかること。
医師がどのような流れでお薬を選択するのか、薬剤師や看護師とどのようなカンファレンスを行っているのか、こういった現場感覚は病棟に入ったことのないMR(医薬情報担当者)さんにとっては未知の領域。
一方看護師経験がベースにあると、この現場感覚があるので医師と話す際にも活きてきます。
患者さんとのコミュニケーション看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験③
看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験3つ目は、患者さんとのコミュニケーション経験。
看護師として現場に出て治療や看護、ケア、処置に対して患者さんがどのような反応をするのか分かっているのも看護師からMR(医薬情報担当者)になる人の強み。
直接患者さんと関わる機会はMRにはほとんどありませんが、医師や薬剤師が患者さんからお薬調整を渋られたり、断られたりする背景を理解していると、情報提供の際の言葉選びやタイミングも変わってきます。
看護師への医薬品の知識提供看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験④
看護師経験がMR(医薬情報担当者)で活きる経験4つ目は、看護師への医薬品の知識提供のとき。
実はナースプレスが行った調査『看護師の8割以上が「看護師にとってMRは必要」と回答~【ナースプレス調べ】製薬会社MRと看護師との関係性調査~』では次のような看護師の意見が聞かれます。
医師だけでなく看護師も多くの知識や技術が必要であり、その内容の提示はありがたい
看護師の8割以上が「看護師にとってMRは必要」と回答~【ナースプレス調べ】製薬会社MRと看護師との関係性調査~
・院内薬剤師よりも自社製品のことはわかっているはずなので、ピンポイントで頼りになる存在だ
・勉強会、疾患の治療での自社薬剤の位置づけ、治療の今後の状況(開発薬の大まかな傾向)、人気のある患者向け冊子・その活用
・医師のみでなく現場の医療者に対する接点が増えて欲しい
つまり、看護師はMR(医薬情報担当者)が思っている以上に医薬品への知識意欲や現場の治療で活かしたいという欲求が高いわけです。
今後MR(医薬情報担当者)はAIやIT、オンラインでのアポイントなどで仕事のやり方が変わってくるので、看護師への情報提供ができるというのも強みに変わってくるかもしれません。
MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキルは?
MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキルは次のとおり。
- MR認定資格
- 最新の医薬品の知識
- 営業力やコミュニケーション能力
MR(医薬情報担当者)になるのに特別な資格は不要。ただ不要といいつつも、薬剤師資格を持っている人の方が有利なのは間違いありません。看護師資格を持っていることは何も資格をもっていない文系大学卒の応募者に比べれば有利になる程度のものです。
MR(医薬情報担当者)認定資格MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキル①
MR(医薬情報担当者)に必要な資格はMR教育センター主催のMR認定試験に合格して、MR認定証を獲得すること。
MR認定試験とは、製薬企業やCSOで行われるMR導入教育の成果を客観的に評価するための試験で、医薬情報担当者教育センター(MR教育センター)主催の元、毎年12月に行われる。 MR認定試験に合格すると、MR認定証が発行される。 MR認定証の期限は5年間のため、5年が過ぎると更新のための継続手続きが必要である。
験とは | 製薬業界 用語辞典 | Answers(アンサーズ)
MR認定試験を受けるには330時間の研修を受ける必要があります。また試験の内容は次のようなもの。
- 疾病と治療
- 薬理学
- 薬剤学
- 医薬概論
- PMS(市販後調査)
- 添付文書
これらは看護師をしていればベースの知識があるため、ゼロから始める人よりも有利といえるでしょう。
また研修自体が330時間=約3ヶ月程あるので、余裕を持って勉強ができ、さらにMR認定試験の合格率は70~90%で推移しているのでそこまで難易度が高いわけではありません。
最新の医薬品の知識MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキル②
MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキル2つ目は、最新の医薬品の知識。
MRは常に自社の製品の最新の情報や研究データを頭に入れておく必要があり、また自社のライバル社がどのような薬を発売し、自社とはどのような点で作用が違うのか、副作用はなにかなどを頭に入れておく必要があります。
他社の評価をしたり、ディスったりするのはNGであるものの、情報提供をする医師や薬剤師は自社と他社の違いなどが一番気になる点。
質問をされたときに対応できるよう常に勉強が必要と言えます。
営業力やコミュニケーション能力MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキル③
MR(医薬情報担当者)に必要な資格やスキル3つ目は、営業力やコミュニケーション能力。
営業力はいうまでもなく、医師や薬剤師に自社の医薬品の説明をするので、わかりやすい説明をする能力や、医師や薬剤師と信頼関係を構築する能力は必須です。
また、MR(医薬情報担当者)はノルマがあり、年間数千万円~1億円程のノルマを課せられることも珍しくありません。
そのため、自社製品を定期的に使用してもらえるように取り計らう必要があります。
看護師からMR(医薬情報担当者)へ転職したい理由5選
看護師からMR(医薬情報担当者)へ転職したい理由は次のとおり5つあります。
- 夜勤がきつい
- ナースコールに追われる
- 人間関係がうざい、きつい
- 人手不足で業務が多く激務だった
- 身体的にも精神的にもきつかったから
夜勤がきつい看護師からMRへ転職したい理由①
看護師からMRへ転職したい理由1つ目は、夜勤がきついから。
看護師は2交替にしろ、3交替にしろ夜勤がとんでもなくきついですよね。
ナースコールに追われる看護師からMRへ転職したい理由②
看護師からMRへ転職したい理由2つ目は、ナースコールに追われるから。
日勤でも夜勤でも看護師として病棟に出ていると、ナース-コール対応が必須。
そしてこのナースコール対応もさまざまで、本当に急を要するナースコールもあれば、床に落ちたものをとってほしいというもの、暇だから呼んだというものまでさまざま。
人間関係がうざい、きつい看護師からMRへ転職したい理由③
看護師からMRへ転職したい理由3つ目は、お局看護師や先輩看護師との人間関係がうざい、後輩とのやりとりがきついこと。
看護師は女社会のためか人間関係が複雑です。
言葉かけ一つ、行動1つをミスるとその後、病棟で仕事がしづらくなることも汗
人手不足で業務が多く激務だった看護師からMRへ転職したい理由④
看護師からMRへ転職したい理由4つ目は、人手不足で業務が激務。
看護師は毎日のように入れ替わりが激しい病棟、毎日のように点滴や処置、ケアがたくさん必要な病棟などなどさまざまです。
特に人手不足の病棟に配属されると、それだけで毎日のように残業になったり、情報収集のために仕事が始まる1時間前に来る『前残業』を強いられることも。
身体的にも精神的にもきつかったから看護師からMRへ転職したい理由⑤
看護師からMRへ転職したい理由5つ目は、身体的にも精神的にきついから。
看護師は前述したとおり激務で具体的には次のようなケアや処置がありますよね。
- 体位変換
- 陰部洗浄
- 失禁対応
- オペ出し
- お局対応
- ベッド移動
- シーツ交換
- トイレ介助
- 機嫌が悪い先輩対応
一部看護師の業務外の対応もありますが、上記の仕事で身体的にも精神的にも削られて辞めたくなる看護師がほとんどです。
看護師がMR(医薬情報担当者)へ転職するメリット
看護師がMRへ転職するメリットは次のとおり。
- 給料が高い
- 人間関係がいい
- 規則正しい生活
- プライベートが充実
- 生死の責任から解放される
- 前残業や残業から解放される
- 研修や講習会が多く学びが多い
給料が高い看護師がMRへ転職するメリット①
看護師がMRへ転職するメリット1つ目は、給料が高いこと。
dodaの平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、次のとおりMRは全165職種中3位の平均年収と結果が出ています。
全165職種のうち、1位は903万円の「投資銀行業務」でした。2位は744万円の「運用(ファンドマネジャー/ディーラー)」です。金融系専門職のこれら2職種の順位は2020年から変わらず、変化があったのは3位。昨年4位で営業系の「MR」(713万円)が1つ順位を上げ、昨年3位の「戦略/経営コンサルタント」(664万円)は9位に下降しました。
dodaの平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】
独り言です笑
人間関係がいい看護師がMRへ転職するメリット②
看護師がMRへ転職するメリット2つ目は、人間関係がいいこと。
MR(医薬情報担当者)の職場は男性が多く、MR同士で情報共有も頻繁にされるので人間関係がいいです。
また営業で出先に出かける、出張で県外に出ることも多く、そもそも人間関係をそこまで求められないことも。
ただ、医師や薬剤師と関わるのでその当たりの人間関係のづくりは大変かもしれません。
規則正しい生活看護師がMRへ転職するメリット③
看護師がMRへ転職するメリット3つ目は、夜勤や日勤の激務がなくなり規則正しい生活ができること。
MRの1日のスケジュールは先程も説明したとおりで平日5日勤務が基本で出張の際には土日も営業に出ることはあるものの、規則正しい生活です。
プライベートが充実看護師がMRへ転職するメリット④
看護師がMRへ転職するメリット4つ目は、プライベートが充実すること。
平日が仕事で土日祝日は休みなので、看護師時代とは違い、一般職の人ともスケジュールを合わせやすいうえに、家族での旅行なども調整しやすくなります。
土日の連休を利用してキャンプをしたり、温泉旅行にいったり、遊園地や水族館にいったり、デートをしたりもできるのでプライベートが充実確実です。
生死の責任から解放される看護師がMRへ転職するメリット⑤
看護師がMRへ転職するメリット5つ目は、生死の責任から解放されること。
看護師をしているとどの病棟でも急変患者さんや昨日まで話していた患者さんが亡くなるのは珍しいことではありません。
自分の看護や処置が『この患者さんの生死を握っているかもしれない』と思うとプレッシャーで押しつぶされそうになりますよね。
また急変時に心臓マッサージをしたり、冷たくなっている患者さんを見つけたりするのも…かなりしんどい。
MRになると基本的に患者さんと関わる機会はないので、生死の責任から解放されます。
前残業や残業から解放される看護師がMRへ転職するメリット⑥
看護師がMRへ転職するメリット6つ目は、前残業や残業から解放されること。
筆者は看護師の残業の多さが異常だと思っているのですが、MR(医薬情報担当者)になるとこのような理不尽な残業がなくなります。
ただ注意してほしいのは、医師や薬剤師のアポイント状況によってはアポイントが18時~になったり、21時~になったりすることも。
残業が完全になくなるわけではないのは注意が必要な点。
研修や講習会が多く学びが多い看護師がMRへ転職するメリット⑦
看護師がMRへ転職するメリット7つ目は、研修や講習会が多く学びが多いこと。
医療や医薬品は日進月歩。
毎月のように新しい医療や薬が出てくるので常にアップデートが必要です。
MR(医薬情報担当者)はそんな世界に身を置くので研修会や講習会も多く、勉強の機会が多いです。
知的好奇心が強い人や新しいことを知りたい人にとってはメリット。
看護師がMR(医薬情報担当者)へ転職する7つのデメリット
看護師がMRへ転職するデメリットは次のとおり。
- 出張が多い
- ノルマがある
- 全国転勤あり
- プレゼン能力も必要
- PCスキルが求められる
- 医薬品の勉強を続ける必要性あり
- 待機時間が長く夜遅くまで仕事のことも
出張が多い看護師がMRへ転職するデメリット①
看護師がMRへ転職するデメリット1つ目は、県内の遠方の病院や県外の研修会や講習会に出るための出張が多いこと。
看護師にとっては大きなデメリットと捉えています。
結婚や出産、育児などをしているとどうしても出張に出るのはきついものがあります。
家族や旦那さんの協力が得られる人にとってはそこまで大きなデメリットにはならないかもしれません。
ノルマがある看護師がMRへ転職するデメリット②
看護師がMRへ転職するデメリット2つ目は、営業ノルマや売上ノルマがあること。
看護師をしていると毎日のケアや処置、記録に追われるだけですが、MR(医薬情報担当者)になると四半期評価や半年評価で売上や営業ノルマがあります。
これは製薬会社やCSOによって上下するので具体的に数百万円、数千万円などということはできません。
が自分の営業で先生がお薬を使ってくれた、医薬品を導入してくれたというノルマがないとボーナスがカットされて、昇給にも反映されなくなります。
そういう意味では看護師とは違う辛さがMR(医薬情報担当者)にはあります。
全国転勤あり看護師がMRへ転職するデメリット③
看護師がMRへ転職するデメリット3つ目は、全国転勤があること。
MR(医薬情報担当者)は地域に数人の配置をして、エリアの網羅性を担保する傾向にあるため、MR(医薬情報担当者)の欠員が出た時には、欠員補充のために転勤を命じられることがあります。
育児中の看護師からの転職だと全国を転々と転勤するのはきついかもしれません。
子どもの保育園や小学校の転校、夫と子どもだけを家において転勤するわけにもいきませんからね。
プレゼン能力も必要看護師がMRへ転職するデメリット④
看護師がMRへ転職するデメリット4つ目は、プレゼン能力が必要なこと。
MR(医薬情報担当者)は医師や薬剤師、看護師など複数の医療従事者の前で講演会や説明会を開いて、自社の医薬品の説明や自社の商品を使ってもらうよう伝える必要があります。
その時必要なのがプレゼンテーション能力。
しかもMR(医薬情報担当者)はコンプライアンスの関係もあり、言える内容が限定的。
他社製品を悪くいうのもだめですし、説明会や講演会で弁当を人数分より多く持くのも駄目ですし、薬機法の関係で誇張表現もNGです。
限られた情報の中で以下の自社製品を使ってもらえるように魅力的な説明ができるかがMR(医薬情報担当者)の腕の見せどころになってきます。
PCスキルが求められる看護師がMRへ転職するデメリット⑤
看護師がMRへ転職するデメリット5つ目は、PCスキルが求められること。
MR(医薬情報担当者)はプレゼンテーションをする関係もあり、PCやPowerPointの作成能力が必要です。
ただMR(医薬情報担当者)が使えるPowerPointの資料は会社からOKをもらったもののみ。
PowerPointを多用して資料作成することは少ないですが、それでもPCスキルこれから必要になります。
なぜなら、今まではオフライン、対面で行っていた営業やアポイントがこれからネット上のオンラインで行うようになっていくから。
と思っている人も多いかもしれませんが、ZOOMが流行りだしたのが新型コロナウイルス感染症が流行してからなので2020年から2022年のわずか2年でリモートでのやりとりが普及しました。
このことからもMR業界や医療業界でもオンラインでの説明会や講習会が一気に流行る可能性も無きにしもあらず。
そしてこういったオンラインでのつながりが強くなると、地元密着型のMR(医薬情報担当者)はどんどん数が減っていく可能性も。
そのため、PCスキルは磨いておく必要がありそうです。
医薬品の勉強を続ける必要性あり看護師がMRへ転職するデメリット⑥
看護師がMRへ転職するデメリット6つ目は、医薬品の勉強を続ける必要性があること。
MR(医薬情報担当者)はその名前からもわかるとおり、医薬情報に精通している仕事。
自社製品については医師や薬剤師よりもデータや研究結果に詳しくないといけません。
そのためにも日々、自社製品の副作用報告や効果の報告などの情報にアンテナを張って、情報収集が必要です。
待機時間が長く夜遅くまで仕事のことも看護師がMRへ転職するデメリット⑦
看護師がMRへ転職するデメリット7つ目は、待機時間が長く夜遅くまで仕事になること。
看護師からMR(医薬情報担当者)に転職する大きなデメリットの一つがこの待ち時間が長いこと。
あなたも病院の廊下でスーツを着た男性が先生を待っている姿を目撃したことがあるはず。
アポイントを取っていたとしても、急患の対応、時間にルーズな人などがいるので、待たされるのも仕事の1つになっています。
また育児中のママさん看護師にとって致命的なのが医師や薬剤師を相手にするので、夜遅くのアポイントになることも。
場合によっては21時ごろになることもあるので、看護師からMR(医薬情報担当者)に転職するときはかなりのデメリットになると考えています。
看護師からMR(医薬情報担当者)に転職するときによくある質問と答え
看護師からMR(医薬情報担当者)への転職でよくある質問は次のとおり。
- MRは接待があるの?
- MRって女性は少ないの?
- MRに向いている人や特徴は?
- 結婚を期にMRに転職はおすすめ?
- MRの転職面接で聞かれることは?
- 履歴書や職務経歴書の志望動機は?
- 看護師とMRの恋愛事情は?
- MR同士での結婚は多いの?
- クリニカルスペシャリスト(ナースエデュケーター)は将来性がある?
- 外資系と内資系のクリニカルスペシャリスト(ナースエデュケーター)のどちらがおすすめ?
- 看護師から治験コーディネーターはどうですか?
- 看護師からDI業務へ転職はどうですか?
MRは接待があるの?
以前はMR(医薬情報担当者)の接待はよくありました。
講演会や説明会に高級弁当をたくさん買ってきて医局においたり、一部YoutubeのMR(医薬情報担当者)対談動画では接待で枕営業したり、『膝の上に座った』といった情報があったりもします。
ただ現在はMR(医薬情報担当者)の接待は禁止になっています。
このあたりは、医療用医薬品製造販売業公正取引協議会の情報が参考になります。
医療用医薬品業界では、不当な景品類の提供を制限することにより、不当な顧客の誘因を防止し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択及び事業者間の公正な競争を確保することを目的として、「医療用医薬品製造販売業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」を設定し、経済社会情勢の変化に対応した適正な規約の運用に努めてきています。
医療用医薬品製造販売業公正取引協議会
MRって女性は少ないの?
MR(医薬情報担当者)の男女比は、2016年調査のMR白書によると男性が54,185人(85.8%)、女性が9,000人(14.2%)となっており、10人に1人の割合で女性MRさんがいます。
これは看護師でいう男女比の逆のような感じ。
全体の1割強しか女性がいないのでかなり少なく感じるかもしれません。
一方で次のようなメリットも。
- 看護師からの転職者が多い
- 接待がなくなって働きやすい
- 女性の細かい対応に好感が高い
女性ならではのメリットもあるので女性が少ないからといってMRを諦める必要はありません。
MRに向いている人や特徴は?
MR(医薬情報担当者)に向いている人の特徴は次のとおり。
- 忍耐強い人
- 営業が得意な人
- 社会貢献したい人
- 知的好奇心が旺盛な人
- 出張や移動が苦にならない人
- コミュニケーションが得意・好きな人
結婚を期にMRに転職はおすすめ?
結婚を期にMR(医薬情報担当者)への転職はおすすめしません。
なぜなら、次の3つの理由からです。
- 出張が多い
- 転勤が多い
- 仕事が遅くなる
MR(医薬情報担当者)は年収は1000万円を越える人もいるくらい魅力的な仕事である一方で、多忙な仕事であることは間違いありません。
結婚を期にゆっくりと仕事をしたいから看護師からMRと考えるのは少し甘いかもしれません。
MRの転職面接で聞かれることは?
MRの転職面接で聞かれることは次のとおり。
- 自己紹介や自己PR
- 転職理由やMR(医薬情報担当者)の志望理由
- 看護師からなぜMRへの転職を選んだのか?
- これまでの看護師経験やその成果
- 長所や短所とその改善点
- 成功体験とその要因
- 失敗体験談と対処方法や改善方法
- 質問や逆質問
MR(医薬情報担当者)の履歴書や職務経歴書の志望動機は?
履歴書や職務経歴書の志望動機は次のように記入しましょう。
- 医療や薬への知的好奇心
- 現場ではなく医薬品側から支えたい
- 看護経験を活かして薬の適正使用や安全性を伝えたい
これらの志望動機は面接で、『看護師でも同じことができるのではないか?』『あえてMR(医薬情報担当者)じゃなくても他の仕事でもできるのではないか?』といった質問が飛んでくると予測されます。
- なぜこの会社を志望しているのか
- なぜ看護師を辞めてMRを志望しているのか
- なぜMR(医薬情報担当者)じゃないといけないのか
- あなたはこれまでの経験をどのように活かしていこうとしているのか
このあたりを深掘りして質問に応えられるようにしておきましょう。
医師や看護師とMR(医薬情報担当者)の恋愛事情は?
MR(医薬情報担当者)は次のような点で、医師や看護師と恋愛関係や結婚することが多いようです。
- 経済的に自立している
- 医師や看護師の仕事をよく理解している
- コミュニケーション能力が高い人が多い
MR同士での結婚は多いの?
MR同士の結婚が多いかは不明ですが、MR同士で結婚をしている人は実際にいて次のような情報があります。
- 異動時期が怖い
- 忙しくて家事が回らない
- 在宅勤務(リモート)で部屋が足りない
- 高収入同士なのでマンションや一軒家を建てられる
あと年収が700~800万円×2人でプラスして福利厚生制度も充実しているため、二人の給料や福利厚生収入を合わせると世帯収入が2000万円近くなるのでリッチな生活が保証されている印象です。
クリニカルスペシャリスト(ナースエデュケーター)は将来性がある?外資系と内資系どちらがおすすめ?
クリニカルスペシャリスト(ナースエデュケーター)はここ数年で出てきた仕事です。
ナースエデュケーター(クリニカルスペシャリスト、クリニカルエデュケーター)とは(※1)、CSO企業(※2)や製薬会社に所属し、お薬の使い方や製品の適正な使用のため、医師や薬剤師、看護師へ説明をするのが主な仕事。
- 看護師転職サイトなら求人数が一番多い看護のお仕事がおすすめ
- CMIC Ashfield(シミックアッシュフィールド)や IQVIA(アイキューヴィア)の採用ページ
ナースエデュケーターになると決めたなら、後者。
\ナースエデュケーターの案件ならココ!!/
/完全無料でいつでも退会可\
ナースエデュケーター(クリニカルスペシャリスト)はこれから需要がどんどん高まっていくと考えらえるため、求人も増えてくると予測されます。
外資系よりも内資系の求人が多い印象があるので、まずは内資系のクリニカルスペシャリスト、ナースエデュケーターの求人に応募して経験を積んでから外資系への転職を考えるのもキャリア形成としてはありでしょう。
看護師からDI(ドラックインフォメーション)業務へ転職はどうですか?
看護師からDI(ドラックインフォメーション)業務へ転職する人は多いです。
DI(ドラックインフォメーション)の仕事内容は次のとおり。
- 医薬品に関する情報収集、整理、管理
- 医療従事者や一般消費者からの製品に関する問い合わせ対応
- 自社MR(医薬情報担当者)に対して営業活動用の資料提供
MR(医薬情報担当者)と連携して製薬会社の内側から医療者を支えるイメージの仕事です。